バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
昨日は友人の依頼で、子供達の代講クラスを行ってきました。
皆変わらず活き活きと可愛かったです。
大人の方を教えていて、実に皆さんよく
「子供のうちからやっていたら、もっと覚えが良くて
理解もできただろうに」と、仰います。
だけどね
子供のうちと言っても、年齢が若すぎると
教えた事はまだまだ覚えられないし、集中力続かない笑
なので、小学校低学年からバレエを始めたとして
中学生ぐらいまでの間に、頭の中を「覚えられるモード」
になった子が、覚えが早くて理解できるんじゃないかなと感じています。
私は18歳で上京後、入所したバレエ教室の雰囲気が
それまで10年習っていた教室と真逆だったため
ある意味、「大人から一からやり直した」組です。
それまで踊る感覚や、ポジションへの意識も
正直、余りよく分かってない状態だったのに
後々、一気に理解できるようになったのは
練習量を増やしたのと、幸いにも、当時大学で
舞踊を沢山学んだからなのかも?しれません。
(視野を広げた、と言う意味で考え方の基礎になった)
★
感覚を掴むのは、神経を増やすことなので
「覚える」こととは、ちょっと別。
なので、私がみっこさんのピアノや
”あるじ”こと、斉藤さんのヴァイオリンを聴いても
「わぁー素敵!」
「なんてスッと音が自然に出るんだろう」とは思うけれど
「私も簡単に弾ける!」とは到底思えない。
だけど、自分が志していることに対しては
「できるようになりたい」と、理想に近づけるように
頑張ってこれた訳です。
「簡単そう」と言うのは、
表に出てくるものに対し、抱く感情。
(裏にはその人がこれまで積み重ねてきた膨大な時間が有るのに)
やすやすとこなしてしまうことについて
「もしかしたら、自分にもできるんじゃない?」と
自分にも当てはめることが、人にはできちゃう。
(多分これが、脳は相手と自分を区別できない
と言うことなのだと思う・・・)
だけど、実際にはそんなに簡単に、しかもすぐにできない。
なので「子供のうちからやっていたら、もっと覚えが良くて
理解もできただろうに」と言う、言葉が出てくるのかな??
とも想うのです。
(あくまで、私の想像だけど)
★
じゃ、どうしたら良いの?となった場合
感覚を掴む方法を、クラスに取り入れてる先生を探した方が良いと
思います。これは大人も子供も関係無い!
沢山の練習も必要だけど、平行して沢山の感覚を知ることが必要。
失敗する方法を何度繰り返しても、クリアできないから。
(だけど練習量を沢山すると、頑張った気になれちゃう)
クラス中、色々な指摘をして
その人の身体の感覚を、毎度ツツいております。
まず掘り起こさなければ、芽が出せる土にならないから。
★★★年内いっぱい、体験がレッスンが2回できます。
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プライベートレッスンを活用しましょう
自分自身の身体の癖、動きのパターンの癖など
見直し、改善への早道になるメリットがいっぱいです。
※12月のレッスン可能日をアップしています。
大人のバレエはエレガントに美しく。 都内を中心に大人のバレエ、近県の幼稚園で子供のバレエを指導しています。 KayanoBalletStudioのご案内
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