子供のうちからやっていたら・・・についてのツレヅレ

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日は友人の依頼で、子供達の代講クラスを行ってきました。
皆変わらず活き活きと可愛かったです。

大人の方を教えていて、実に皆さんよく
「子供のうちからやっていたら、もっと覚えが良くて
理解もできただろうに」と、仰います。

だけどね
子供のうちと言っても、年齢が若すぎると
教えた事はまだまだ覚えられないし、集中力続かない笑

なので、小学校低学年からバレエを始めたとして
中学生ぐらいまでの間に、頭の中を「覚えられるモード」
になった子が、覚えが早くて理解できるんじゃないかなと感じています。

私は18歳で上京後、入所したバレエ教室の雰囲気が
それまで10年習っていた教室と真逆だったため
ある意味、「大人から一からやり直した」組です。

それまで踊る感覚や、ポジションへの意識も
正直、余りよく分かってない状態だったのに
後々、一気に理解できるようになったのは
練習量を増やしたのと、幸いにも、当時大学で
舞踊を沢山学んだからなのかも?しれません。
(視野を広げた、と言う意味で考え方の基礎になった)

感覚を掴むのは、神経を増やすことなので
「覚える」こととは、ちょっと別。

なので、私がみっこさんのピアノや
”あるじ”こと、斉藤さんのヴァイオリンを聴いても
「わぁー素敵!」
「なんてスッと音が自然に出るんだろう」とは思うけれど
「私も簡単に弾ける!」とは到底思えない。
だけど、自分が志していることに対しては
「できるようになりたい」と、理想に近づけるように
頑張ってこれた訳です。

「簡単そう」と言うのは、
表に出てくるものに対し、抱く感情。
(裏にはその人がこれまで積み重ねてきた膨大な時間が有るのに)
やすやすとこなしてしまうことについて
「もしかしたら、自分にもできるんじゃない?」と
自分にも当てはめることが、人にはできちゃう。
(多分これが、脳は相手と自分を区別できない
と言うことなのだと思う・・・)

だけど、実際にはそんなに簡単に、しかもすぐにできない。
なので「子供のうちからやっていたら、もっと覚えが良くて
理解もできただろうに」と言う、言葉が出てくるのかな??
とも想うのです。
(あくまで、私の想像だけど)

じゃ、どうしたら良いの?となった場合
感覚を掴む方法を、クラスに取り入れてる先生を探した方が良いと
思います。これは大人も子供も関係無い!

沢山の練習も必要だけど、平行して沢山の感覚を知ることが必要。
失敗する方法を何度繰り返しても、クリアできないから。
(だけど練習量を沢山すると、頑張った気になれちゃう)

クラス中、色々な指摘をして
その人の身体の感覚を、毎度ツツいております。
まず掘り起こさなければ、芽が出せる土にならないから。

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