昨日久々にレッスンに来てくれたK子さんが
「初めて男性の先生にバレエ教わりました♪」と嬉しそうにメッセをくれました。
昨日は奥田慎也先生のレッスンでした。
小さい頃からお稽古していた人でも
男性の先生に習うと言うのは、まだ中々機会が無いのかもしれませんね。
(都心や、大手のスタジオなら混在しているので、違和感ないかもですが)
でも、バレエは、元々は男性が始めたものですよ^^
バレエのメソッド(系統)が確立したのは、男性が始めたからじゃないかな、と思うことがあります。
ロジックだし非常に分かりやすい。
「兵法」と言うのが過去の歴史の世界にはありますが、あれと非常に似ている、と言う方も居ます。
女性的な視点からみたら、「綺麗な衣装を着れる」とか
「妖精になったり、姫になったりできる」とか、色々「形として見えるもの」に目が行きがちですが
それはバレエにお芝居の要素が加わった部分の見方。
回転技術や高い跳躍が加わったのは、更にもっと後の時代。
男性舞踊手になんか負けないもん!と、活発な女性の舞踊手(もちろん、選ばれた人)が登場したり
劇場でもっと大勢の人がバレエを観るようになってからのこと。
こういったお話はレッスンでも、たまーにチョコっとするんですけど
中々皆さん、結び付けて行くことは難しいのかも・・・と、感じたりします。
どうしても目先にある「この順番覚えなきゃ」とか
「こういう風に動かなきゃ」になりやすいですし。
でも、そこに「バレエは人から見られるためにある踊り」と言う意識を持ち
そしてそれを理解するのは、プロもアマも初心者さんも無いと思っています。
踊りが楽しいと言う気持ちは、最初は本能的な部分からだったとしても
どんどんブラッシュアップされていきます。
こんな動きも身に付いた
こんな所作も出来るようになった
こんな難しいことも出来るようになった
だから、望めば上に上がれるし
どれだけ練習しても良いんです。
「過去から今まで」の流れの中で育まれてきた広ーい世界観。。。
それがクラスでは、90分に集約されています。
だから内容も濃いし、何度も反復しないと理解できない。
でも簡単に理解できないから、むしろ頑張る。
そういうことなんじゃないかな、と思ってます。
どれだけ「クラスの案内」を頑張っても
その本質が伝わってないと、何だかなぁと。
そう思って、置いてみたのでした(*^_^*)
登戸の、小さなそれも貸しスタジオの一角に、歴史への入口を書いた紙があるんですよ~(ナンチャッテ 笑)
どうぞお手に取って、見てくださいね。
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