今、田町にある、アーキタンツでは
パリ・オペラ座のピアニストさんで
↓こちらの動画 の、伴奏をされている
シルヴァン・デュランさんのピアノ演奏でレッスンが受けられます。
昨日のクラス前に行ってきました。
10年ほど前、ピエール・ダルド先生のクラスではいつも、このシルヴァン・デュランさんのCDでレッスンしていました。
パリ・オペラ座のメソッドには全然慣れないし
音楽は音域が広くて、音譜が沢山で、すごくパンチが効いてるし・・・
けれどメロディではなく、ピアノの音そのものを拾うように聴くことを覚えると
分ってくることが増えました。
相当頭を使いましたが。
その頃よく受けていた講習会でも、「バレエの伴奏と動き」について
講師の先生に沢山質問して、自分なりに理解を深めたりしましたね。
生のシルヴァンさんの演奏は、本当に音域が広くて、多分殆どが即興なのに
いたるところに音譜が飛び交う弾き方。
そして弾きながら、ダンサー1人1人を見てる。
音そのものだなぁと。
いつか、この方のピアノを生で聴いてみたいと思ったけど
約10年経ってから叶いました(*^_^*)
夜のクラスで、彼のCDを使ってレッスンしたら(写真の左上2枚)
音域の広さとエネルギーにビックリしていましたが
でも音が何よりも大事で、自分中心に聴いて居てはいけないと言うことがわかりました、と言ってくれました。
嬉しかったですねー。

私は奈良でバレエを習っていた頃は、約10年同じ音楽でクラスレッスンをしてきていて
レッスン場の環境も、お寺の敷地内になる集会所みたいな場所で
ただ楽しくだけやっていたので、全然基礎の無い子でした。
元々バレエのエキスパートでもなんでも無いのです。
それが17歳の時に京都でバレエの講習会を受けてから
良い環境の元で行われる稽古に憧れて
東京に出てきてからは、自分が良いと思った事に対してまず赴くようにして
(ネットも無い時代ですし)、情報はバレエの季刊誌とか、オン・ステージと言う業界紙ぐらい。
あとは、先生が教えて下さったりもしましたね。
特にフリーになってからは、とにかく貪欲でした。あちこちへ飛び込んで行きましたし
これ・・到底出来ないでしょ、と思うことにもチャレンジ。
若い頃はそれなりにドキドキして受けたけど
今は開催する側が自分よりも年下のことも大いに有り得る状況です。
過去に得た情報のみに固執して現在の流れを知らないでいるのは
今の時代コワイことでもあるし
けれどガツッと知識を得た時期が有るからこそ、それがベースになっているのは自信と基盤の部分。
ただ、それがどこまで伝わってるのかな、来てる人は
「この先生は何でも知ってる、何でも出来る」と安心しきってしまい
まず自分がやりたい事だけを優先してしまっていないかな・・
そう言う懸念が、時々ふと頭をよぎります。
ある意味それが、今の稽古場の状態にも表れているから
良くなる方向に持って行かなきゃ、と1人奮闘する毎日なのです。
人のバックグラウンドを大事にすることも大事。
だから、プロフィールを提示するんですものね^^
今年のレッスンは今日入れてあと3回有りますが、大切にこなして行きたいと思います。
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