今日の朝クラスを受けた後、千葉の方で教室をされている先生とお話していたら
「これからは、また更に『大人のバレエの時代』だねっ」と仰ってました。
今は朝のオープンクラスにも、大人の方が多いですね。
朝来れる層は、小さいお子さんが居るお母さんや(幼稚園に預けている間とか)専業主婦の女性などなど。
そんな中に色々な経験を持つ人も混ざり合ってクラスを受ける、と言う状況が最近は受け入れられてきたのでしょうね。
来月の4/8で、スタジオを開講してから14年になります。
大人のバレエ、に特化したスタイルで始めたスタジオですが
時代が約一巡すると、色々なことが変わってきたなぁと感じます。
今年でバレエ歴37年目に突入します。でも、私がバレエを始めた子供の頃なんて
今のような「分かりやすくて洗練された指導」じゃなかったです^^;
奈良の町の、団地の集会所が私の原点ですから、そこでのバレエは「とにかく楽しくやりましょうね」と言うことがメイン。
テクニックをちゃんと教えるとか、プリエをきちんと教わることも無く「振りを見て覚えて踊って」いました。

有吉京子さんの「SWAN」で「こんなすごい世界があるんだ」って思ったくらい(笑)
本当に、バレエの情報に飢えていた時代だったので「今の人は良いなぁ~」と思うことがしょっちゅうです。
スタジオ開講当時「もっときちんと教えられるようにならないと、、」と”バレエ教授法”の必要性を痛感した頃
ローザンヌ国際コンクール主催のバレエセミナーが東京であり、そのセミナーを2年夏季受講して「解剖学的バレエ教授法」をヤン・ヌィッツ氏から学びました。
そして当時師事していたのは元パリ・オペラ座の方で、彼の指導やクラスの構成は私のクラスレッスンの基盤になっています。
その後スタジオは発表会を行うまでに成長。2003年から2009年まで毎年発表会を行い
その間はずっと振付・指導・制作をこなし、激烈に忙しかった日々が何年も続きました。
(スタジオ単独の発表会は2011年から少しお休みしています)
こういう機会を作ることによって、より「広める」意味や、「誰かのため」になる気がするのです。
スタジオ発表会写真⇒こちら。

2004年の初回発表会のものです。
でも、ここへ来て私自身「またスタジオを始めた頃の気持ちに戻ろうかな」と思うこともあります。
沢山インプットしてきたことをアウトプットするまでは時間も自分の成長も必要で、そしていつも新鮮であるためには、自分も常に変わる必要があるなーと。
でもこれが出来るのは今からあと何年なんだろうか。。身体がちゃんと動くうちにやらないと・・・!
子供の頃は沢山失敗して学んで大きくなりますが
大人の場合、今まで入れて来なかった経験を、これからの限られた時間の中で「より経験してゆく」ことも可能じゃないかな、と思います。
そう思うのは「大人の時代」になってきているからと思うから。
なので20代・30代は、出来るうちに、もっとチャレンジしてね♪
さて、これからもっと若い「ジュニア向け」のクラス指導に行ってきます♪
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