トークセミナー、終了雑感

昨日のセミナー、無事に終わりました。
小人数でこそありましたが、初見の方そして生徒さんにも駆けつけて戴き、皆さんに温かく見守られている感がありました^^
持参したDVD等(ABTドンキ・マラーホフのレッスン風景等)を観たりして、バレエの、舞台の裏側についての説明をしたりもしました。

初見のお二方の参加も嬉しかったですが(バレエ鑑賞の、導入のきっかけとなったようです^^)
なにより、普段教えている生徒さんが来てくれたことで、まず【私を知ってもらう】意味が伝わった感。
私の通ってきた道を少しだけですがお話出来たことで、彼女達の今後の、何か力になるかもしれません。

普段スタジオの指導や、その他自分がクラスを受けたりして感じることは
「スタジオで全部賄おう」と思っている人がとても多いことです。
90分のクラスでやれることなんて、すごく僅かだし、バレエのまずごく一部でしか、ありません。
上手くなりたいとか、もっと知りたいと思ったら「スタジオに行くのか」「劇場に行くのか」・・・もちろん他にも色々な入口がありますが、それらを教えてもらうまで待っている傾向が強いですね。
なぜ、教えてもらうまで待つかと言う部分は、日本の社会全体の”風潮”としても大いにあるとは思いますが、自分で自ら知ることこそ面白い、と言う経験をもっともっとして欲しい。

そして、バレエだけでなく、相手のバックグラウンドを知らずに何かをしようとしてもかなり道は険しいと感じます。
迷ったら、まず相手と話す、そして察知する。
常々新しく入った人達と、簡単に個人面談していたりもしますが、時間を取って話を聞くことで相手との距離も縮まりますね。
すると頑なに自分の考えだけで動いていたことから解き放たれ、世界が変わるきっかけも掴めるかもしれません。

今回はまた、アメリカのシアトルに住んでいるMさんがいつもFacebookで現地リポートをして下さっている逸話を盛り込んだりもできました。
ローカル色が強いが故にできる、素敵な試みです。これが日本でも実現できるようになったら良いなぁ。

MCの佐藤さんには今回非常にお世話になり、感謝しております。ありがとうございます。

写真は懇親会にて。こちらでも濃いお話に花が咲きました(*^_^*)

参加してくれた生徒さん曰く
「先生ってとても面倒見が良いです~」 そうなんだーーー、私・・・(*^_^*)
と、新たな自分の発見が出来たりも☆

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始めたい時が始め時

今月もそろそろ終わり。
早いですねー・・・ 11月末になると、もう年末に向かってまっしぐらです。
今月は残念ながらご入会の方はおられませんでしが、代わりに全体的にスタジオ生の受講回数が増えた感があります。

バレエでも何でも始めたいと思って始めたあと、続けるために色々な要素があります。
中で一番必要なのが「楽しい」と言う気持ちなのですけど
楽しい気持ちを常に自分の中に湧き立たせるためには、実はそれなりに工夫が必要だったりもします。

レッスンウェアを新しくするとか(外側から変わる)
舞台を観に行くとか(自分の内面を深める) などと言ったことと同じ位
「日常を大切にする」ことが大切。

人は気候の良い時や体調の良い時には自然と前向きになりますが
寒い時期や具合の悪い時などはどうしても後ろを向きますね。

自分自身が一番自然であること。それを大切にしていることで
タイミングを掴むことも出来るし、また、日々の営みが大切に感じられるようになってくる。
始めたい時を逃すとすぐ次の予定に忙殺される、と言うのはある意味自然なことだけど
それを仕方ないとしてしまうと、自分の最優先課題がどんどん後回しになっていきます。

何かを長く続けてきた人、は何を優先としてしてきたのかとか
優先とするための、何らかの選択を必ずしてきています。
私も、その一人ではありますが。。^^;

11/29(木)のトークイベント(お話会的な感じです^^) では、こんなこともお話したいと思います。
サブタイトルが「異分野のプロフェッショナルから引き出す「気づき」と「学び」 第1回-プロのバレエダンサーから学ぶもの-」となっていますが
まず最初に申しあげておきたいのは、日本では「プロフェッショナル」の意味合いがとても曖昧であるということ。
けれど、そうなりたい、そうなるためにはどうしてきたのか、は実体験としてリアルにお伝え出来ます。

参加希望の方は →コチラ からお申込みできます。
またFacebookアカウントをお持ちの方は、直接→コチラ からお申込み出来ます。

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近場で秋を感じました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

撮影:豪徳寺にて
招き猫と、井伊直弼のお墓があることで有名なお寺です。
近場でこんな美しい秋が見れるとは(*^_^*)

撮影は携帯のgalaxy
ちゃんとしたカメラ欲しい・・・(^_^.)
でも、無心でカメラのシャッターボタンを押していると
ちょっとだけでも「秋」を切り取れたような、そんな気がしました。

今年は秋が短いけど、でもちゃんと感じて次の季節へ行けるように
今日も進んでいきたいと思います。

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自分の才能を発見するために・続編

先日ご紹介頂いた本についてブログを書きました→コチラ。
本屋さんでぱらぱらと立ち読みした時に飛び込んできたこの言葉に激しく納得。
それで購入を決めたのもありますね。

~中略
「天賦の才なしで訓練を重ねると、進歩するどころか、燃え尽きてしまう危険があると言うことだ。どんな分野でも根気強く取り組まなければ進歩は望めない。
怠けたいと思うときも当然あるだろうが、その誘惑に打ち勝つにはエネルギーが要る。さらに、進歩し続けるには進歩の過程そのものからもエネルギーを得なくてはならない。

にも関わらず、壊れた結合の修復ばかりしていると、逆の現象が起こる。エネルギーの消耗だ。
どれだけ周到に計画を立てて訓練を行ったとしても、ぎくしゃくとした不自然な動きは改善されない。訓練を重ねれば重ねるほど無理を感じ、もどかしい思いが増すだけだ。そうなると、気力が失われ、再度取り組もうと言う意欲が著しく減退する。要するに、シナプス結合の修復は割に合わない無駄な骨折りと言うことだ。
~後略

約300頁位ある中で、この数行が占める意味、これが強烈でした。
でも、この言葉が書かれているのは、本の最初の方です。この後に、どんどん改善してゆくための言葉が繋がって行きます。
ちなみに勝間和代さんもお奨めされていたりも。→コチラ。

今度11/29(木)に、トークイベントを行いますが
こちらのことも踏まえつつ、お話できればと思っています。
「アタマの中の引き出しってこうやって使うんだよ」と書かれている佐藤さん。
必ず皆さんとも”共有”しているものが有ると思います。
こちらの参加もぜひお待ちしています。

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風邪予防メニュー

昨日母から自然薯が採れたよ~、とわざわざ送ってきてくれました。

自然薯は長芋の原種と言われていて、生で食することが出来る、唯一の芋です。
炭水化物やビタミンがそのまま摂取でき、古代からこの芋が有ったお蔭で人類は生きて来れたと言われてるそうです。
長芋よりもサクサクした感じですね。

メモ書き程度に添えられていたレシピで、「芋汁」を作ってみました。

牛蒡・人参(=先日生徒さんがくれた有機野菜)・大根・蒟蒻・なめこを使いました。ネギとか豆腐を足しても美味しそう。
少し濃い目のだし汁でことこと煮て最後に自然薯をすりおろして出来上がり。
本当に温まりますね~(*^_^*)

最近おこわをよく炊きます。もち米と白米、または発芽玄米と混ぜ、具材を入れて味付けご飯風にするのが好き。
冬に近づき自ら代謝を上げるものを食べたいと、体が言っているんでしょうね。

同じ糖質でも、砂糖を使った甘いものと、熱量になる糖質では意味合いが全く違います。
風邪予防は、熱量になるものをぜひ積極的に採りましょう(*^_^*)

綺麗へのメニュー・プログラム

立冬が過ぎ、あっという間に11月半ば。
今年もあと1か月半だとは・・早いですね。

昨日ご紹介した本もさることながら、
最近、言葉が持つ「人を動かす力」を感じることが多いです。
クラスの前に、イントロダクションとして少し話すことを設ける場合と
そうでない場合では、人の心構えが違っていたりもしますね。

でも、毎回それだとしつこいので(笑) 様子を見つつ、クラス中、クラス後と皆と時間を少し持ちながら、話す時間を取っています。

昨日は新月で、私にとってはかなりデトックス効果の強い日でもありました。
そして吐き出すことにより、あるとても揺るぎない信念を感じられたりも。

バレエや音楽、絵画・スポーツ等、ある意味自由に出来るようになるまで”鋳型”を学ぶものを続けている人は、そこに少なからず信念が生まれてきます。
信念が確信に変わってくると、自分の栄養になってくる。
信念が生まれるまでになるためには、それの持つ意味「何ぞや」と言う事を考えるところまで至ること。

それは数か月や短期間で資格をとり、それを掲げて仕事をしているような人とは比べ物にならない位の辛抱強さと、そして精神力を身に付けます。
自分をよく見せるために、何か特別な力を借りなくても良い。
辛抱強く頑張っている間に培われてゆくセンスを信じれば良い。

それが、バレエなどの場合非常に分かり易く
段階やレベルによっての「綺麗へのメニュー・プログラム」にもなってゆく気がします。

スタジオレッスンのご紹介→こちら
ただ今ビジターチケット15回をご購入になり、11月末までにアンケートを提出して下さる方を募集しています。
ご興味のある方は、スタジオHPの問い合わせフォームから ご連絡下さいませ。

自分の才能を発見するために

先日こちらの本をご紹介頂きました。

自分の才能とか強み、漠然と何となく分かっていたけど
人って、どうしても克服せねばならない部分に目が行くものですよね。。

こちらをご紹介頂いたその日のうちに、本屋さんで見つけて購入。
速読の私はその日のうちにほぼ全部を読み終えてしまいました^^

そして読みながら目の前がどんどん明るくなり
最近余り「怒らなくなったかもー」ということの理由にも気づいたり。
この本は、会社の人事や、採用の際にも活用されているとのこと。

ご興味のある方はぜひ(*^_^*)

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11/29(木)トークイベントのお知らせ

11月29日の午後7時から、渋谷文化村通りのT’sフラッグ渋谷で
「人生を変えるアタマの引き出し」の著者、佐藤けんいちさんとのコラボトークを行います。
佐藤さんの著書は、かつてブログでもご紹介したことがあります。過去記事は→こちら

テーマは、「自分とは異なる専門分野からいかに学ぶか?-大人のための “学び心” の引き出し方」、です。

全く異業種の世界の方ではありますが、マネジメントとバレエ、実はとても関わっている部分があると思います。
なぜなら、バレエはチケットを売ってお客様に見てもらわないといけませんよね。
それをどういう風に司るかが「マネジメント」だったりします。

今回どんな風に話が展開してゆくかは当日のお楽しみでありますが
一番ベーシックな部分で「バレエ上手くなりたいけど、どうして良いのかわからない!」なんて方にも来て頂ければ嬉しいです。
今の私の目下の目標は「知らないなら、正しい事を最初に教えちゃおう」ですので^^

イベントへの参加希望や詳細は→こちらから
もし見れない場合は、ご連絡下さいね。

11月29日の午後7時から2時間、ぜひお時間あけておいてくださいね。もちろん、セミナー修了後には「交流会」も用意しております(*^_^*)


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アンテナ感度や、興味を持つと言うこと

昨日の初心者クラス前、こちらのDVDを流してみました。


私はいつもクラスが始まる前、スタジオ内を雑巾がけしています。
ちょうどその頃に入って来られる方もおられ「手伝います!」と言って下さる方もいるのですが、私がやってしまった方が早いのと
ある意味「お店の開店前準備」的な部分もあるので、いつも私がしています。
着替えつつ、DVDにどれだけ関心があるのかなぁと観察していました。
でも大抵は久しぶりに会う人と嬉しそうにしゃべりだしたりして、多分・・・30%程度の関心^^;

クラス前の「受付」を済ませ、レッスンを始めますよ~、と言う段階になり、ようやく今流れているDVDの紹介をしたところ、全員がちゃんと画面に向かって見てくれました。
ただその時流れていたのが、プロローグの「カラボス」が出てくるシーン。じゃあついでに「マイム」の説明もしちゃおうと話し出すと、数名がストレッチをはじめだしたりして見ていたり。

ここまで人を観察していて思ったのが「与えられた情報が自分にとって有益かどうかは、その人が判断している、と言うこと。
聞く態度が悪いとか関心が無いということよりも、勧められることを受け入れるかどうかは、経験の技量を問わないと言う部分ですね。

多分、殆どの方は90分のクラスを「動き」に来ているのだろうと思います。
世間的に「バレエクラス」=運動と言う刷り込みや概念が有るからだと思いますし
分からないステップや、体のアライメント(軸)は、先生から教えてもらうもの、だと理解しているのだとも確信できました。

それなら、と音声を消し、ずっとレッスン中画像を流しました。合間に時折パッと目に留まる部分を活用して「こんな風にうごくのよ」等と伝えたり。
それを観ながら大抵は「あんな風には出来ない・・・」と。でも「綺麗!美しい!」と言っていました。
出来るようになるためには、本当にコツコツと努力しないとできませんよね^^

私はあること一つに興味を持つと、まるで枝葉がどんどん分かれるが如く、あらゆる方面から必要な情報が入ってくるタイプなのです。
これは昔からごく自然な事で、そこが自分にとってのとても「強み」でもあります。
約34年バレエを続け、5歳から舞台鑑賞に親しんできている私と
大人からバレエを始め、いまだかつて舞台を観た事が無いけどバレエを習いたい、と言う方の意識の差は正直相当ありますが
ただ、私も以前と違い「知らないなら、とことん良いもの、そして正しいことを最初に教えてしまおう」と思うようになったことです。
折角来てくれている人を、頭でっかちさんにしてしまうのは勿体ない。

ある意味ウチに来てくださる生徒さんは、何にでも染められやすい、とても素直な方が多いと感じます。
だから、スタジオ生の皆さん、自信を持って頑張ってくださいね(*^_^*)

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綺麗に見えるとか、褒められるとか、についてのあれこれ

昨日のクラス指導で、多分10年前位に買った”ミレラ”のユニタードを着ました。
これを買った翌日稽古場に行くと、先生から「あらー、それ似合うわね、素敵!」と第一声で褒められた記憶が。

ベロアの質感と、胸元のダイヤカットが、私の顔と首、デコルテのバランスにとてもよく合っている、と言って下さいました。

バレエの先生、それも60代~以降の方の美意識って、正直今の私たちには敵わない位、実はすごいものをお持ちだったりします。
シビアに「それは似合う、似会わない」をはっきりと、そしてポンポンっと仰います。

衣装の丈も「これねー、、、あと数センチ短かったらもっとよく見えるのに」とか
「この色がもっと顔周りに有ったら、映えるのに」などと言うことも、客観的に見てすぐ判断できたりとか。

今、カラーリストさんや、パーソナルコーディネーターと言うお仕事が脚光を浴びてますが
もっともっと以前にバレエの世界では、そんなことは当たり前でもありました。

上手いとか下手とか、それとはまた別に「綺麗に見えること」への美意識の高さ。
それが出来て稽古場に存在していることの大切さと言うか
踊り踊るなら、それも出来て当たり前、と言うか。。
今の時代、それを身近で言ってくれる人が減ってしまったのでしょうね。

自分の体形をいつも細かくチェックして、痩せたとか太ったとはまた違う目線で、本当に似合うものを探していくと
それが身体のラインをどう見せるかにも繋がります。
今、Tenduの脚ラインについてかなり細かくどのクラスも指導していますが、そういう部分にもっと気づきが生まれる。

それが結果「褒められる」と言うことに繋がって行くのだと、思います。

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