クリスマスイブの昨日は、今年最後の公演鑑賞。
『風神雷神図屏風』
俵屋宗達 国宝 二曲一双 紙本金地着色江戸時代(17世紀初期)各154.5×169.8㎝ 建仁寺蔵
こちらの画を描いた「俵屋宗達」を題材にしたバレエ公演「宗達」を鑑賞してきました。
殆どがコンテンポラリーな動きで構成されているのですが、全く違和感がなく「日本の和の美」を表現。何よりも舞台美術や照明の使い方が美しくて、全ての踊りは「台詞」として存在していました。
振付:竹内 晴美
主演:中川 賢
原作:柳 広司
脚本:扇田 拓也
芸術監督:佐々木 三夏
出雲阿国(いずものおくに)を演じた本島美和さんの存在感と美しさがかっこよくて・・
能楽の動きとコンテンポラリーの動きを体得されてるせいか、強くて迫力があり、床に対しての重心感覚が全然違って見えました。
宗達と幼馴染たちのシーンで、本阿弥光悦が出てきたところも良かったな。
能楽の動きの存在感たるや、それも歴史の長さなのか。
最後の風神雷神も踊りで表していて、しかも本当に屏風絵巻のよう。
金森譲さんが「かぐや姫」を創作されたのも面白かったけど、晴美さんの「宗達」も中々なもの。
(ご本人にも伝えたのだけど)日本を離れて海外に行っていた方が日本を題材にした作品を創った時、とても良いものとして創り出されてる気がする。
三夏先生、日本の文化大好きな方なので❤ 先生の美学もギュッと詰まってる感じがしましたね。
なんだか感想文みたいだけど(笑)こういった創作作品をもっと観てもらいたいなぁと感じました。
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