新国立劇場バレエ『不思議の国のアリス』鑑賞記

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日、新国立劇場バレエの『不思議の国のアリス』鑑賞。
実は、実は、チケットを買った時からワクワクしていました。
なぜなら、スティーブン・マックレーが出ると言うインフォメーションが有ったから。
滑り込みで購入できたけど、チケットは争奪戦状態。
でもその期待に、バッチリ応えてくれた感満載の舞台でした。

<<6/11(土)ソワレ>> 主な配役

アリス–小野絢子
庭師ジャック/ハートのジャック–福岡雄大
ルイス・キャロル/白ウサギ–中島瑞生
アリスの母/ハートの女王–木村優里
アリスの父/ハートの王–貝川 鐵夫
手品師/マッドハンター–スティーブン・マックレー
ラジャ/イモ虫–宇賀大将
侯爵夫人–小柴富久修
牧師/三月ウサギ–清水裕三郎
聖堂番/眠りネズミ–原 健太
料理女–渡辺与布
召使い/魚–木下嘉人
召使い/カエル–小野寺 雄
アリスの姉妹たち–飯野萌子、広瀬 碧
執事/首切り役人– 中家正博
3人の庭師–太田寛仁、上中佑樹、佐野和輝

実はこの作品、舞台で見るのが初めてで。
展開が早く、そして「不思議の国」に入ったような錯覚に陥るような、プロジェクションマッピングや照明の演出で、要所での役柄が掴めていた方がきっともっと楽しめるんだろうなと思いました。
DVDでは見ていたけど実際はもっと広がりがあり、そしてカラフルでスタイリッシュ。見ていて高揚するし、すごく想像しながら見れる。あと、音楽も楽しい。
高校の鑑賞会の日もあったそうですが、もし初めてバレエを観た子達にとってはとても楽しかったんじゃないかな。

アリスは出ずっぱり。小野さん、お疲れ様でございました。
いつも可愛くて素敵で、どんな役柄でも天然の女優っぽさを惜しみなく放つ小野さん。
スティーブン・マックレー、登場したら全部彼に目が行ってしまったぐらい、彼の存在感はすごかった。
恐るべし、シェイクスピアの国のバレエダンサー。
ハートの女王のタルト・アダージオも面白かった。この役、すごく実は演技力が必要で
木村優里さん、おおいに健闘されてる感。
お話の核としてアリスが追っかけていった”白ウサギ”、中島さん、とても好演されていました。


偶然鑑賞日が一緒になった友人と、幕間にワインタイムも楽しみましたよ♪



やっぱりこれは、癖になる・・
スティーブン、2度の大怪我から過酷なリハビリを経て、無事に復帰おめでとうございます。
タップの音が軽やかでリズム感抜群、帽子屋のマッドハンターはとても怪しくて、でも不思議な存在。
演技ってこうあるものなんだなと、改めて感じました。

今日千穐楽です。無事に怪我無く、終えられますように。

→募集は6/30まで延長しました。

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