バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
バレエを観るとき、踊ってるダンサーの身体や動きに目が行き
お芝居を観るときは、役者さんの声や演技に魅入られ
音楽を聴くときは、素晴らしい旋律やハーモニーに酔い
絵画を観るときは、描かれたものに圧倒され
展覧会では、クリエーターが精魂込めたモノたちや
古い時代のものにおいては、それらが持つ歴史観に圧倒され
今まではそれが”感動”だと思ってた。
確かに間違いではない。
だけどどうーも以前から、感動の内容が変わってきて
それぞれの”全体図”を捉えたうえで
良いも悪いも”自分の感覚”を信じるようにしてる。
☆
バレエでいうと
どうしても、一つを秀でようとしたり
改善させようとして、頑張ってしまう。
ターンアウト、開いて、もっと使って!
という注意が飛ぶため
自分の全体を見る余裕が、つい持てなくなりがち。
そういうことを、何年も積み重ねちゃうから
結局、心の奥底で嫌になり
違う方面に方向転換したり
ちょっとおかしな方向に、心が取り込まれたりすることも。
例えば
音楽に関わる方から
「あなたは音楽に対して、敏感だよね」と言われると
とっても嬉しい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
役者さんから
「あなたの立ち姿と存在感は
長年バレエで培ってきたものですね」
と言われると、そりゃ嬉しい。
(バレエ歴42年になりましたよ)
バレエの方から
「条件の良い脚されてて、羨ましい」と言われると
そうですかー、どうもーありがとー、と思う。
だけど、だけど、だけどね
他者から見て「良いですね」と言われる場所は
本来何かしら自分でも気に入ってたり
昔から好きだったり、興味があったりした部分。
だから、生徒さんを教えるとき、大人でも子供でも
とても小さなことでも、誉めるようにしてる。
そして大人の場合は特に
今まで教わってこなかった、言われたことがなかった
ということを、少しでも減らすことで
「本来、そういうもんじゃないの?」という面に
気づいてもらえたらと思っています。
誉められる経験を沢山持ってる人って
やっぱり目が肥えてる気がする。
Photo by Akira Nagashima
★★★
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自分自身の身体の癖、動きのパターンの癖など
見直し、改善への早道になるメリットがいっぱいです。
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