バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
バレエを踊ること(踊れるようになること)は
技術や体の使い方だけでなく
秩序を学ぶことだなぁ・・・と
いつも思います。
というか、絶対そうあるべきなのです。
世の中に交通ルールがあるように
スタジオの空間を使う、ルールがあります。
☆
クロワゼ、エカルテ、エファセ(ウーヴェルト)
などのように、斜めに使う方向があるように
アンファスやデリエール、アラセゴントと言った
前、横、後ろを指す方向もあります。
これらの方向感覚は、自分が
正方形の中心に立ってる状態が基準になってる。
でもスタジオに複数名いる場合は
その正方形が、横列と縦の列に並び
各自が斜め平行に進んでいくことになります。
☆
大きなスタジオでのオープンクラス
様々な人がレッスンを受けに来られ
お互いのパーソナルスペースが上手く取れてない場合
縦と横、そして斜めを平行に使う、と言う感覚
または概念が無いのかなーと感じます。
踊れるダンサー達は
自分のパーソナルスペースを確保すること
そして空間の使い方を、秩序として体で覚えてる。
だから激しくエネルギーを使って、跳んだり移動したりしても
お互いがぶつかったりなど、絶対あり得ないんだけど
スペーシングの技術が無いと
単なる暴走運転になりかねません。
(実際にグランワルツの時など
怖い思い、何度もしてる・・・)
前列で踊ってる人達の間に
後列で踊ってる人が、割って入り込むとか
文字通り、右へ左へと跳び回る
ミディアム・アレグロなどで
他の人の場所に、跳び込んでしまうなど
これらはスペーシングの技術が無いから。
(ハッキリ言っちゃう!)
ちゃんと教わりましょう。
私は、自分の生徒さんが
暴走運転をする人になってほしくないので
スペーシング、方向、距離の取り方は
いつも細か~く伝えます。
空間を感じ、気持ちよく体を動かし
そして、お互いが楽しく踊れるように
これらも練習していきましょうね。
★★★
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自分自身の身体の癖、動きのパターンの癖など
見直し、改善への早道になるメリットがいっぱいです。
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