空間で踊るためのルール

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

バレエを踊ること(踊れるようになること)は
技術や体の使い方だけでなく
秩序を学ぶことだなぁ・・・と
いつも思います。

というか、絶対そうあるべきなのです。
世の中に交通ルールがあるように
スタジオの空間を使う、ルールがあります。

クロワゼ、エカルテ、エファセ(ウーヴェルト)
などのように、斜めに使う方向があるように
アンファスやデリエール、アラセゴントと言った
前、横、後ろを指す方向もあります。

これらの方向感覚は、自分が
正方形の中心に立ってる状態が基準になってる。

でもスタジオに複数名いる場合は
その正方形が、横列と縦の列に並び
各自が斜め平行に進んでいくことになります。

大きなスタジオでのオープンクラス
様々な人がレッスンを受けに来られ
お互いのパーソナルスペースが上手く取れてない場合
縦と横、そして斜めを平行に使う、と言う感覚
または概念が無いのかなーと感じます。

踊れるダンサー達は
自分のパーソナルスペースを確保すること
そして空間の使い方を、秩序として体で覚えてる。
だから激しくエネルギーを使って、跳んだり移動したりしても
お互いがぶつかったりなど、絶対あり得ないんだけど

スペーシングの技術が無いと
単なる暴走運転になりかねません。
(実際にグランワルツの時など
怖い思い、何度もしてる・・・)

前列で踊ってる人達の間に
後列で踊ってる人が、割って入り込むとか
文字通り、右へ左へと跳び回る
ミディアム・アレグロなどで
他の人の場所に、跳び込んでしまうなど
これらはスペーシングの技術が無いから。
(ハッキリ言っちゃう!)
ちゃんと教わりましょう。

私は、自分の生徒さんが
暴走運転をする人になってほしくないので
スペーシング、方向、距離の取り方は
いつも細か~く伝えます。
空間を感じ、気持ちよく体を動かし
そして、お互いが楽しく踊れるように
これらも練習していきましょうね。


Photo by Kiyonori Hasegawa

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