バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
シネマビューイングで「海賊」を鑑賞。
ボリショイバレエ、あくまで個人的な意見ですが
随分”きれいな感じ”に、なりましたね・・・
どうしてもボリショイバレエ=筋肉質、なイメージが強い。
でも、アクティブでタフな振付を最後まで踊りきれるダンサー達
やっぱりすごいなぁ、と思いました。
「海賊」のストーリーは、一種冒険もの的。
”奴隷を売る市場”という、現代からすると
国際問題になることや
「海賊」という存在自体も違法だから
これは昔のお話、という目線で
見るようになるのかも。
オスマントルコが勢力強めて行った時代
中央アジアをどんどん傘下に入れて行って
そういう時、確かに侵略されていった国の女性は
奴隷として売られたんだろうなぁ
そら、こういうストーリーも生まれるだろうな、とか
勝手に考えてました。
で、あらすじを探したら
2パターン???あるの?
メドーラとギュリナーラが友達同士だったなんて
知らなかった!笑
初演は1856年、パリ・オペラ座
ロマンティックバレエの時代。
音楽はジゼルを作曲した、アドルフ・アダン
その後お弟子さんのドリーブ(コッペリア作曲)他の編曲を加わったりして
今に至っています。
コンクール等で踊られることが多い作品で
私もメドーラのVa何度か踊ったことありますが
当時ストーリーや時代考証をもっと踏み込んでいたら
ちょっとは違ってたかも!?^^;
ラトマンスキーさんの演出は、非常に人間的で
悪人(?)なはずのセイド・パーシャが
奴隷として連れてこられた女性たちをとても丁寧に扱い
大切にしてるように見えました。
カメラワークが…ダンサー追いかけ過ぎてる感が否めなかったのが
ちょっと残念。
次回に期待します!
★★★
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