「上質なことを教える、伝える」

こんにちは。
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

「上質なことを教える、伝える」というのは
子供や大人問わず、とても大切。

まず上質さってなんだろ?ですが
「そのことを知らずに、まぁ、なんとかなるさ」よりも
「今は分からなくても構わないから、まず耳にする機会がある」
ことを選択している方が、絶対に良いわけです。

例えば、子供達にストレッチを教える際(=中でも開脚等の指導)
「まず脚を横に開いて、右、左、前!」のやり方でも良いかもしれない。

だけど
「ね、お尻の奥にあるコンコン当たる骨の上に座ってから、脚を開いてお背中伸ばしてみようよ」
と、方法論や姿勢を保つための部位を伝え、気づかせて初めて
「あ、ストレッチってこういう風にやるのかな?」
のように、理解しだすと感じています。

開脚をするなら、沢山足を広げられるようになりたい。
これは大人にも当てはまるけど、上半身あっての脚(下半身)なのです。
上半身が固いと、背中や腰も骨盤の動きも固いから開きにくい。

でも、”それを直すこと”が第一の目的になってはいけないし
あくまで気づかせて、自分でやる方向に持っていき
更に小さなお子さんの場合、親御さんに伝えて状況を知ってもらい
そこから正しい知識を伝える。(ここまでは役目だと思ってます)


一つ言えるのは、皆さんそれぞれ理想がある訳で。
伸びやかな体、強い体幹、美しい姿勢、速く走れる足・・(など等々)
でもそれを、最初から持ってる子はそうそう居ません。
居たとしても、使いこなせていないと持続不可能だし
そうなりたいなら、努力が要る。

子供の場合は発達と発展を見ながら
大人の場合も、発展と(そして)できなくなっていく部分を見ながら
両極にあるものを感じつつ、バレエを指導していますが
もう面白いぐらい(ここには書ききれない)気付くことが多々(笑)

「上質さ」の大切さを伝えつつ
大人も子供も、発展(成長)していって欲しいなと常に思っています。


『大人のバレエはエレガントに美しく』
2000年にスタートした、大人の方向けバレエスタジオ。
”美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
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