こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
今日から五月ですね。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
今日の記事は昨夜Twitterでボソッとつぶやいたことを、少し読みやすくしてみました。
昔から「良いものを見なさいね」と教えられてきたけど
「良いもの」を勧める相手がどんな人なのか、というのはとても大切だと思っています。
”詳しい人”なのか、”その道で精進してきた人”なのか、または広告や宣伝なのか。
(小さい頃は親や先生から、そこから成長するにつれて、自分の周りの人になっていきますよね。)
そして見た後、自分がどんな感想を持つかがとても大事。
勧めてきた人と意見が一致するなら、多分同じ感性同士。
子供の方が素直に感想を言うのは、”相手の意見”に左右されない強さがあるから。
大人になると相手の顔を立てようと、無意識に自分の意見を合わせがちになる。
でもそれをやりすぎると、自分で何が良いのか分からなくなってしまう。
なので本当に感動した時は素直に喜び、大概やなーな場合はテキトーに流すのが良い笑
感性の違いって理屈じゃないので「うわ、これなんやの!?」と言うのは有っていいんです。
私もかつて「知り合いだから」と、その人の作品の良いところを探そうとしたけど
8割ぐらい「?」な部分の方が勝ってしまっていて・・
一生懸命理解しようと思ったけど、(今思うと)やはり無理だった。
(その人を知ってるから、頑張ってるから、と言う心情が働いてしまっていたけど)
本当に良いものだぁと感じた場合、”凝視する”現象が起きるはず。
言葉にならないんですよね。出てくる言葉も「すごい」じゃなくて「うぉぉ」とか。
その感動について自分の中で相応しそうな言葉を探すから
「素晴らしい」とか「綺麗」とか「すごい」が後から出てくる。そんな風に感じます。
今日は勧められた写真展を見てきて、本当に「うわ・・」しか言葉に出ず
だけど作り込まれてない分、とてもダイレクトに響いた訳です。
(作り込まれてない、ということは全てにおいて、計算されているということ)
その後同じ会場で2つの写真展を見たけど、どこか作り込まれてる感が見えて「あぁ…」と思った。
(それはそれ、という見方もあるけどね)
だけどこれは、自分の感性ものさしで見なきゃ分かんない部分。練習と同じなんだなって。
あはは、長い(笑)
お読みいただき、ありがとうございます。
さて今日はGWレッスンです。

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