バレエの先生という存在 ①

前回の記事で「バレエの体験」について書いてみましたが
今日からは少し”バレエの先生”という存在について
書いてみたいと思います。

職業じゃなく、存在・・^^;
はて、どうなるやら?

それに伴い、私が持っている古いバレエの本から
いくつか引用抜粋してみました。

(前略)クラシック・ダンスは、単にクラシック・バレエの基礎技法の型を集積したものではない。型どおり練習すればいいというのであれば、それらは死んだ鋳型に過ぎない。クラシック・ダンスは生きているのだ。
これは人体の動きの可能性を極めるものであり、厳密にいえば、個々の生徒の容姿がそれぞれに違うように、それに応じてクラシック・ダンスにも千差万別の動きの形が見いだされるはずのものである。(中略)

しかもクラシック・ダンスは、規制された枠の中での動きである。だがこの不自由さの中で鍛えられた肉体の輝きこそ、クラシック・バレエ、更にはモダン・バレエの栄光を背負い続けてきたものなのである。(後略)

これは本を訳した方のあとがきの一部。

はしがきには、このようにも。

(前略)舞踊家を志望される方への唯一の忠告は、ただ実際に研鑽に励みなさいと言う言葉だけだ。
そして本書にはその研鑽に欠かせないすべての必要事項が盛られている。また、バレエを<真に理解>しようと思うなら、バレエを数多く見る以外ない。バレエを実際に見ないで、バレエを分かろうとしても、所詮それは無理な話だ。
同様に、踊り手としてうまくなるためには、ステージに立って踊りまくることである。
バレエと言う芸術は、まったくむつかしい。あまりに簡略化すると、楽しむためだけの、ただの踊りと見わけがつかなくなってしまうし、さりとて、あまり複雑化すると、観客には訳のわからぬ神秘めかしたものになってしまう。(後略)

ちなみにこのはしがきは、あのジョージ・バランシンの言葉。

古い本のため、書き言葉も少し重みがあると言うか
実際に自分の目の前でこんな風に言われたら・?
多分ビビると同時にきっと、お背中ピーン!となることでしょう笑
この本については、次回にてご案内します。

それではお楽しみに~

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