『バレエを習う人が、舞台を観る効果』

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日の記事、沢山の方にお読みいただきありがとうございました。
以前なら「バレエ習ってるのに、舞台を見ないなんて、どゆこと??」と言う考えでしたから。
今日は昨日の続きを少し。


バレエの舞台が中々観れないのには、人それぞれに様々な事情があります。子育てやお勤めとか、物理的な距離やその他チケットのお値段問題もあるし。でもそんな方達でも「バレエの発表会」があれば、割と気楽に観に行かれるかもしれません。
発表会は本当に足がかり的な一面を持っています。敷居をまたぐ最初の一歩。
そして本来の趣旨は「生徒さんの成果発表」。ハレの日、とも言いますよね。

最近は発表会と公演の差が無くなってきてたりするところも、中には有ります。スタジオにそれができるだけの大人数が居て、企画力が有って、そしてお金も集まる、と言う図式。すごいなと思います。
ただ、そういった華々しさだけがバレエを広めると言うことなのか、と言うと、案外そうでもない気がしていて、ある種エンターテインメント的に見ればすごい、と個人的には感じたりする。
教える側から見ると華々しくやっても、こじんまりとやっていても、バレエのクラスでやってることは大差無いかもしれないし。(これは実際にスタジオに行ってみないと、わからないことですね)。


私は子供の頃に幾つかバレエを観る機会があり、上京してから沢山観るようになりました。
沢山観ることによって、当時の自分にとって憧れの存在、と言う人もできたり、その頃読んでいたバレエ雑誌等で情報を追いつつ、いつかその人を観てみたい、と思い求めたりもしました。
元々は奈良の小さなバレエ教室出身ですから、未知な世界への憧れは人一倍強かったですし、実際にWSに行ったり公演を観たりして現場の空気を知るのが好きでした。公演を観に行った翌日は、決まって心が晴れ晴れとし、動きも軽かったですね(笑)

だけど、今これだけ大人のバレエが増えて価値観も違ってくると、「なぜ舞台を見なきゃいけないのですか」と問われると、説明が難しいな、って思ったりもします。でもそれはそれで、とも思えるようになりレッスンだけしたいと言う人も居て良いんだ、と思えるようになったのも正直な気持ちです。
だけど、レッスンだけしてる人は簡単に容量がいっぱいになり、色々なことを想像することがどうやら難しいようにも感じます。だから、舞台観た方が良いよ、って思うし伝え続けていきます(*^-^*)

そんなことを想いつつ、4月もレッスン続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
4月のスケジュールはこちら

日本バレエ協会公演”ライモンダ””より






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