猛暑が続いたかと思うと、お天気も不安定。
変化が激しい毎日、皆さまお元気でしょうか。
今日は、ちょっとご報告。
今ね、私が主宰するバレエクラスは
「週一回の稼働」。そして、毎回来てくださってる方は、お一方。
えー….!
そう書くと、えらく寂しく聞こえるかも。でも、考えようによっては最もバレエ指導の本質に近い形で教えているのかも?しれません。
それでは、4月~現在にかけてあったことを、少しかいつまんで書いておきます。
まず今年3月末で終了した、千葉県の幼稚園子供バレエクラスのその後。
4月当初に場所を探してくださった方がおられ、まずは体験会ができたらと思い、行動してみましたが…
現実的には子供達の他の習い事や立地の問題で、参加希望者は一人。それでも準備段階では尽力して何とか体験会は行えたものの、準備段階中に感じていた小さな違和感が現実になってしまい、ここで一旦私の役目は終えた、と思うところに至りました。それが5月末。
6月末、よみうりカルチャー北千住のクラス「大人のエレガントバレエ」受講者の方数名が
「身内の介護を理由」に7月からのクラス継続をしないことになり、7~9期のクラスは休止に。
これも急に決まったことだったけど、カルチャーのシステム上、仕方がない。
※10月よりリニューアル開講をしましょう、ということで、現在新しい講座内容を詰めています。結果、講座内容を練り直すきっかけにもなったかも。
目白の杜スタジオでのレッスン、数年前に新宿御苑前より移転してきた時から、少人数で行っていました。かつて登戸で開講してた頃は、まだ全然人数居た(苦笑)。だけど都内に移る、と決めてからは、レッドオーシャンの波にのまれてる・・。コロナ禍もあったし。
でも私が今、一人の生徒さんになっても頑張れている理由は、こちら。
毎回受講くださってる生徒さん、とても真摯で「踊るのが好き」なのを感じるから。
バレエは難しいものだし、簡単に到達しえないものだけど、それをしっかり理解して「リスペクト」する精神で臨んでおられる。そして人当たりも良く、とても穏やか。
バレエって何故か
「自分の意のままにしようと、曲げて臨む人」と「リスペクトして頑張る人」に分かれると思います。
でも誰も最初から意のままにしようなんて思ってないはず。だけど、自分には中々手が届かない、上手くなるのに時間がかかる、と分かった時から無意識に無自覚に「手の届くように」形を変えたくなるのだと思うのです。
そういったことは、体の動きや態度からすぐ分かってしまうので、理由を尋ねると
「だって、私は中々順番が覚えられないから」
「できないことばかりでも、ちょっと出来た証が欲しいじゃないですか」と言ってくる。
リスペクトして臨む人は、まずそういったことは言わない。もちろん理想像として自分の中にあるから向き合っているけど、所作や動き、発する言葉に「私にとって大切なもの」ということが表れるし、そして淡々と取り組まれる。そのため、レッスン中の空気が楽しいし軽やか。
「踊ることが好きなのか、踊っている自分が好きなのか」で、向かっていく先は違っていくと思うのですよね。
ご自分が今もし、バレエを習っている方であれば
「あれ、私は今自分が◎◎のために、上手に踊りたいと思ってこの時間をすごしているのか、それとも与えられた作品に向き合うために、苦手なことにも向かっているのかどっちだろ?」
そんな風に、フッと自分に問いかける瞬間もきっとあると思うのです。
私自身「踊ること」が好きだから、これまで色々頑張ってこれたし
今も大変だけど「この先に希望を持って!」と前を向けるんじゃないかと感じる。
今は生活のために「繋ぎ」として近所の飲食店でアルバイトしてますが、そこから学ぶことも多々ある中、”今は踏み台の時間”と捉えて過ごしています。
時間を切り売りしてばかりいると自分の心が疲れることもあるし、麻痺してしまうとも思う。
であれば尚のこと、自分の存在価値を高めることを、しっかりと心の中に持っていた方が良いよ、と声を大にして伝えたい。
☆目白の杜でのレッスンは、9月から少しクラス内容をリニューアルして、初心者の方にも対応できる内容にするべく、現在考案中です。(今はバレエ経験3年~5年程度の人対象の初級)
情報がありすぎて、例えるなら冷蔵庫の中が食材でパンパンになってる状態の現代だけど、少人数という強みを生かし、風通し良く実のある時間を過ごしてもらえたらと思っています。
踊ってみたい、という気持ちを大切にして欲しいから、そんな方はぜひお気軽に体験にいらしてくださいね♪

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