謙虚さ

何か学ぶ際、謙虚な気持ちでいるというのはとても大事だと思う。
実際一歩引いて臨んだほうが身に付きやすい。これはなぜなんだろ?と考えてみた。

思うに一歩下がることで、ものごとが俯瞰できるのかもしれない。
グイグイ前に出る分至近距離になって、大切なことが見えにくくなるせいじゃないのかな、とか。

少し引いて見れる人は、実は出来ることが多い。
だけどそれを見せつけないから、時に自信がないようにも見える。だけどそれは違うと思う。


現在私の行っているクラスレベルについて。
初心者🔰でもトライする気持ちがあると付いてこれるし、経験のある人だと振り返りや確認をしながら前進できる。

だけど世間的には「地味」「面白みに欠ける」と思われてるっぽい?
基礎〜初級は全くそんなことない。むしろ幅を広げる可能性がいっぱい。

昨日たまたま個人レッスン状態になり、じっくりゆっくりと受講生さんと向き合いながら進み、結果とてもやりやすくてこの先もまだまだ進化されそうだなと。
年齢や経験も大事だけど、気持ちのありようで、それらは必ず超えられるんだなあと思います。


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「バレエの技を21のレベルで実演」動画、ご紹介

YouTube動画をそろそろ撮りたいなぁと思っていた矢先に、またもや声が擦れていて先延ばし状態(涙)

でも参考になりそうな動画は、時々チェック中✅

今日はとある舞踊評論家の方がシェアされていた動画をご紹介。バレエのステップの難易度を、少し面白い視点からレベル分けしてあります。

動画内で「3つのスタイル」=メソッドにもサラッと触れていて、アームスや足を上げる時の角度の違いも説明してくれています。ここ、混乱する方多い部分ですよね。

また様々なステップが混ざった動き=コンビネーションを行う場合の切り替え方が美しい。難しいレベルのテクニックが行える体幹を持っているからこそ、簡単なレベルのものもグレードアップして見える訳だけど(その辺りの正確さに辿り着くのがレッスンの醍醐味なので!)とっ散らかりやすい人には参考になると思います。

最後に「完璧なんてできないから頑張りましょ」ナンテ言ってくれてるので、その辺りの配慮も心憎い。ご興味ある方はぜひご覧になってはいかがでしょうか。

【感想】

これを観た後で私が普段教えているクラスの内容を照らし合わせると、トップレベルのテクニックこそは行って無いけど、かなり広い範囲を網羅してるわぁと改めて感じました。怖がらずにぜひ体験においでください。


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「痛い」or「痛くない」

穏やかな3連休でした。陽気や体調のせいか眠気に見舞われることが多かったけど、休日の夕方頃になるとスッキリ。

先日生徒さんと話しをしていて、朝起きる時にどこも痛く無いか聞いてみたら痛くないと。私痛いことがあるんですよね、良いなぁ・・痛く無いなんて。

動いた後の筋肉痛とは違う痛さ。起きがけにちょっとメリメリする感じのがあって、でも活動し始めると少しずつ消えて行く..起き上がる時はいつも横に転がるようにして起きます。身体に負担かけない起き方。

「痛みが無い」のはラッキーです。何十年も身体使ってると不具合が出てもしょうがないけど、整えて活力の元になるものを食べて、今年の目標や課題に向かって行くのが一番。筋力もまた付けていかなくちゃ。

今年は特に夏、舞台出演のお誘いがあったので、頑張りたいと思います。


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陽の部分と陰の部分

一般的にバレエは「陽」や「華」のイメージがあると思います。帰省した折、妹もそう言ってました(笑)

(キラキラとして華やかで、ちょっと一段階上、みたいな雰囲気なのだそう)

ずっと続けてきているとそんな部分ばかりじゃないのも知ってるけど、外から見たイメージは相変わらず変わらんなあーと。

個人的には「侘び寂び」的な感覚も好き。華やかなものの裏にある“陰”の部分。ひっそりとしてるけど、実は逞しいと言う感じ。

今読んでいる河合隼雄さんの本にすごいヒント的なことが書いてあるのですが、本来誰でもそのバランスを保つための基本的な考え方があるそうです。

踊っていると自意識が強くなることもあります。それが無いと「見てください!」とできないから、それでいいの。普段控えめに見える人であっても自分を見せるための工夫とバランス感覚、バレエクラスで練習して行きましょうね。


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バレエ上達のヒント動画/パ・ド・シュヴァル&アンベロッペ


9月になりました。今月もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日のブログでお知らせした、『バレエ上達のヒント動画』のご紹介です。

パ(ステップ)の詳細については、動画をご覧頂くとして・
こういった補足系の動画、リアルに指導している方には効果的があるかも!?
ぜひクラスレッスンでの復習等に活用ください。(どうしても習う側と教える側には、理解度の認識の誤差が生じやすいので)

バレエのパ=”ステップ”は、日常では普段やらない動きでしかも全部名前が付いているし、17世紀の狩猟時代の感覚の名残りを21世紀に持ってきてるので(しかも外国のもの)、そりゃ難しい。
だけどそれが即【難易度】ではなく、バーレッスンで行いその際に覚える10~15パターン前後の動きから、ステップはセンター(フロア)で踊るために発展していきます。


こういったのを本気でまとめてくれているのが【教則本】なのですが、本気度が高いだけあって、本で読むのも睡魔が襲いがちになることも(笑)
今はバレエ雑誌とか解説DVD、バレエ用語集等も有り、知識を補うためなら探せばいくらでも調べることは可能です。
ただ、実際に動いてみて「難しい・・」と言うのは慣れの部分で、それは練習によって解決できます。


これらをバレエが綺麗に踊れるようになりたい方へのヒント、として捉えて頂けたら嬉しいです。



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「エレガントに美しく」をテーマに、バレエを通じて健康で長く楽しむ方法を提供しています。

新しい仲間をお待ちしています!一緒にバレエの楽しさを体験しませんか?

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バレエクラスやストレッチ・エクササイズ等、お家でできるメニューにてレッスンできます。
遠方の方や、スタジオレッスンのご都合が合わない方、ご活用ください。

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フレンチスタイルのレッスン、好き

久々にフレンチスタイルのバレエクラスを受講。

バレエを習っている方は分かるかもと思いますが、様々なメソッドがあります。それらは元々は国の違いであり、もっと言うと、劇場の広さが大きく関わってきているとも言われています。
友人に英国ロイヤルバレエの動きやスタイルが大好き!な人がいますが、その人が最も「このメソッドなら自分が上手く踊れる気がする!上達する気持ちで臨めて信頼して頑張れる!」というのに巡り合えれば、本当にラッキー。


この動画の最後にチラと登場しているので、良かったらご覧ください。
(若くて綺麗な子達がメインだと思っていたのに!笑)
色々アドバイスくださいました。多分その直後のところかなぁ。

先生のお手本が美しく内容はアカデミックでロジカル、特に音の取り方や間合い、回転時のスポットのタイミング等等、どこに意識のポイントを置くか、自分の体を感じながら動くコツなどを分かりやすく説明されていました。よりよく踊るためのアドバイス、ご自分の感覚だけでなく客観的な分析が多かったので学び多い時間でした。

個人的な振り返りだけど、音感が良くなりよく動けるようになったかも?と感じるようになったのは、フレンチスタイルで学ぶようになってから。それまでは音に遅れがちでよく注意されていたものです。(だけど中々直らない)
自分が学ぶメソッドが変わる(習う先生を変えた)ことで、下積みにあった経験が活かされて向上していったのは本当に嬉しい感覚だったなぁ。

音に合う、ステップとのタイミングがピッタリ合う、というのは自分も気持ちいいし、周りで動く人も気持ちいい。足の動きは細かいけれど逆にそれがかっこ良さにも繋がる。
と、そんな風に感じています。

こちらは懐かし写真。
先生が10年ぶりぐらいに、日本に来られた時の。



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ノブさんの、バレエTVトーク

昨日から幼稚園バレエでは、プレバレエがスタート。
先週の体験の時、担任の先生方から「もっとも濃いメンバーがバレエに・・笑」
と言われておりましたが、いやほんとに入会のお子達、まぁ賑やかすぎること!笑

帰ってきた後はぐったりですが、夕食と一杯やりつつ、こちらを拝聴しています。
ノブさんの語りが絶妙に面白く、1日の疲れに染み込みながらも
良い意味で、その日の振り返りにさせてもらってます。

リスナーの皆さんは、熱心な大人バレエの方達なのでしょう。
バレエのクラス中に浮かぶ、様々な疑問があるんだろうな。
チャットでコメントができるので、それを読むのも面白くて
疑問としてそう感じるのも分かるし
答え方としてノブさんが、哲学的な部分へ飛んだり
現実的に説明したりなどの緩急の幅を持たせるのも、ものすごく良く分かる。


先日バレエの本に助けてもらいながら”バレエの先生という存在”
というのを①~④まで書きましたが
いやぁ、ほんとにバレエはむつかしい・
でもその分、腹括って臨むから良いのかな。
普段考えもしないことに目が向くようになるし、気づくようになるし・


ついつい真面目になりがちな部分が多い自分自身ですが
深い洞察力を持ち、且つ面白い方達に、随分助けられてきましたね。
だって面白いし、救われる 笑
以後、いかに面白く伝えるか、というのは
ただ笑かすことじゃなくて、深い部分を伝えることなんだなと思っております。
もっと精進しよう。



5月27日と6月10日、体験会があります!
ぜひお越しください。

”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを目白と参宮橋、近県の幼稚園で子供のバレエを開講しています。

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バレエの先生という存在 ④

バレエの先生という存在 ④です。今回でお終い!

先日幼稚園課外授業で、プレバレエの子供クラスの体験会を行いました。
事前に「バレエってこういったものですよ~」
と、短いバレエ作品動画を親御さん達に知らせたのもあり
「〇〇踊りたい!」「どうやって踊るの!?」
等、4歳児から沢山質問攻めに合いました笑

バレエの先生は様々なことを「伝える」役目もあって
「伝承」「継承」というのは、人から人へ伝えるもの。
過去に書かれた本を見る限りですが
難しそうに書かれてる理由も、今はその意味がわかる気がします。

ここで、バレエが今の形になっていった背景を引用します。

オペラ劇場の枠にはめられ、オーケストラの伴奏を伴う、抒情的な興行物としての方向に進むようになったバレエは、忠実な観客の支持するレパートリーに従って、興行されている。そしてバレエは、ギリシア、ローマの演劇的な舞踊に古い起源をもちながらも、実は比較的、後代になって誕生したものである。現代、通用している色々な慣習、スタイルは大体200年前につくられたものであり、
制作年月のはっきりしているレパートリーは、せいぜい100年以来のものである。

フランス大革命後、やっと宮廷劇場のかわりにオペラに使われる音楽、舞踊のための補助金が設置され、新に一般市民のための音楽、舞踊学校とオペラ劇場が生まれるように案った。そしてこれまで貴族の大宴会場で発祥し発展し続け、繊細さ、洗練さのみを特徴とした舞踊は、それが市民劇場に移されてから必然的により広範な発展をとげるようになった。
すなわち、一般の公衆にわかりやすいということが要求されて、内容上、技法上の領域が拡げられたのである。このことは、また、曲芸的な熟達を飛躍的に増加させることとなった。つまり、陸上競技の選手みたいに、技術的成熟の域に達した踊り手たちは、耐久力と可能性の記録を破ることにのみ専念する結果になる。

オペラ劇場とアカデミー(学校)との直結は、その特殊な機構を柔軟なものとし、国や都市の補助金を取り易くした。踊り手たちは、音楽家ともつながり相提携できるようになり、多少とも経済的な安定を得て、たえず巡業に追い回される必要がなくなったのである。一方、経済的保障に裏付けされた、招待による外国巡業はバレエの反映を高める結果となる。直接輸出の不可能な文字、または絵画とは違って、舞踊は言語の面での翻訳が要らず、また国によって異なる嗜好とも無関係である。したがって、バレエは外交、文化交流にもっとも有益な芸術とみなされることになる。(後略)

>一般の公衆にわかりやすいということが要求されて
の部分、なんだか、現代とどことなく似てるような・^^

この後この章をまるごと引用したいぐらい、詩的な表現と共に
「バレエの動きはこうあるべきなんだよ」が書かれているのですが
文字数的に無理なので、止めときます笑
また巡業が芸術的に価値を高めて繁栄する、というのは、モーツァルトのお話を
伺ったの時のと、とても似てる気がします。
今も昔も「お金」は大事。


最後にも「踊り手」という章の中より

踊り手は職人のようなものである。クラシックバレエの技術についていえば、ただ踊りたいという熱意だけで熟練の域にいたることは不可能と言っていい。
また単に練習にうちこむだけでもダメなのだ。そこには遺伝的な素質、先天的な天賦の才が要求される。そしてその上、肉体的な均整美と音楽に対する鋭い勘にめぐまれていなければならない。(中略)

だが、完璧な理想像とは空想の産物であり、非の打ち所がない肉体なんて、観念的には存在しても、実際にはありはしない。練習、研鑽によって欠点が補われ、長所が強調できるだけだ。(中略)

冒頭は、バレエのイメージそのものの文面。
多分きっと、ここがクローズアップされることが多いと思う。
でもその下の文面で現実として、じゃ、あなたはどう頑張りましょうか?に繋がるのですから
”選ばれた人だけがするもの”といったものでもないよ、とも受け止められる。

私もこれまで沢山のバレエの先生に出会い、そして育ててもらいましたが
皆どの先生も「理想像」を持っている訳で
でも、今振り返ってみると「その先生の理想を押し付けられた」
と、感じた時はやはり余り良い気分ではなく・
だけどその理想と一緒に、自分の個性を認めて育ててもらえた、と感じられた場合
感謝の気持ちが沸いてくるものじゃないかなぁと。
そしてその接し方が、昔と今とはかなり違って来てる、という点なのだと思います。


今回これを書いてみたのは
「読み手側も、少し新鮮に感じてもらえたらいいな」
というコンセプトがありました。
なので、あえて古い本を参考にし
引用を盛り込んでみましたが、いかがだったでしょうか。
(今とは少し違うんじゃない?と感じる価値観の記述もあったりするけれど
でも、重量も含めて内容に重みのある本だなぁと改めて。)


バレエの先生、というのが少しでも理解として広まれれば幸いです。
その上で、バレエに親しむ人が増えて行ってくれたらなーとも願っています。

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バレエの先生という存在 ③

今朝は明け方に地震の防災速報の音で飛び起きてしまい、寝不足です。(シュン.)
ビックリしました。

さて今日も「バレエの先生と言う存在」の③です。

バレエの先生という存在 ①
バレエの先生という存在 ②


自分が20年〜”バレエの先生”をやってみて想うのは
コミュニティを創りそこを集ってもらう場=バレエ教室
(学びたいとか、踊ってみたいとか)
そこで成長して巣立つまで、が数年~10数年単位で起き
サイクル化してゆくから成立するのだけど
以前も記事にした、➡日本のバレエ教育に関する全国調査
バレエを習う人が減ってきたり、先生の高齢化も。
古い先生が鬼籍に入られたりして代替わりされたり
もしくは、諸事情により閉所されることも。

そうなると現在は

一過性としてバレエに触れてみるか
または、ものすごくコアな人材を育てるか

に分かれつつ、あるような・?



さて、昨日も登場した本より引用します。

バレエのような劇的表現のため創られた舞踊は、アカデミックな用語を結合したり、装飾したり、型破りや冒険をやってみたりして発展したものである。
まず、バレエ学校の教室で、個々の生徒に、舞踊の文法のようなものが教えられる。生徒たちはそれぞれ練習を繰り返し、それらを総合して身に付けることを覚える。練習によって、彼らは覚えたことを己の筋肉に刻み込む。ただ一つの動く肉体、熟達すべき一連の動きをそれぞれに持っている生徒の一人一人を一単位とみなすとする。振付者はそれら多くの肉体を色々操作しなければならない。

だが、それらのそれらの肉体が、まったく一致して動くことは殆どあり得ない。限られた舞台の曲線を描くかなり大きな空間を、それらは、各自思い思いに動き回る。それらをなんとかまとめて、統制の取れた全体的な動きにするのが、振付者の任務なのだ。
かくて、ソリスト、コール・ド・バレエ、音楽奏者等の別々のグループに分かれていながら、ちょうど眼で見るオーケストラのように、融合一致した大きな一団が、振付者の処理すべき目標となる(後略)


バレエの先生は、この「振付者」の役目も務めます。
クラスレッスンを教えてそして振付もして、人をまとめる。
なんとも大変な仕事です。

昨日のブログの最後に登場したピエール氏は、振付も行う人でした。
(ヌドルフ・ヌレエフの激励を受け、1985年の『Clair Obscur』ではカルポー賞(振付賞)受賞)

「全然違う・・」と感じたのは、レッスンのことだけでなく
振付をする際の、対応の仕方がこれまでとは違っていた点。
分かりやすくいうと、”対等に”扱ってくれました。
それまでは、先生の言うことは「聞かねばならない」的に感じて踊っていたけれど
アイディアを出した後「これはどう?」のように聞いてくれたり。
本当に驚きでした。
(人柄、と言ってしまえばそれで終わっちゃうけど
当時はまだスタイルの違いがもっとハッキリしていたので
彼なりに考えてくれた対応なのかな?と感じています。)


もう少し、続きます。

くるみ割り人形よりアラビア。真ん中が私



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バレエの先生という存在 ②


今日も「バレエの先生という存在」の続きです。

バレエの先生という存在 ①


今回改めて振り返ってみると
私が幼かった頃~20代や30代~そして現在
随分と色々なことが、変わってきてるなぁと感じます。

私が奈良で教わっていた頃のバレエの先生は
一言でいうと「芸術家肌」。
伝え聞いた話、SKD※松竹歌劇団出身だったとか?
舞台に対する情熱はとても高く
毎年の発表会は先生自ら、幕物に近い創作作品を毎回創りながら
そしてご自分も踊られるという、スーパーウーマンぶり。

その反面「生徒を囲ってしまう」と言う点についてはとても厳しく
「ウチを辞めるなら、バレエも辞めなさい」とか言ってしまう方で
私が大学進学の際に考え、上京した理由の一つはそれもありました。

このバレエの本を買ったのも、その頃。
「正しいレッスン方法を知らないまま、来てしまった」
と言う自分なりの焦りと、やり直しをしたいという想いから、お小遣いを貯めて購入。
(当時7000円)



当時はバレエ雑誌が情報源でしたね。買い漁ってました笑
本には序章に、こんなことが書いてあります。

(前略)かつて、バレエは時代の変遷とともに、その内容も変わる不安定な見せ物として、軽視されていた。興行主や批評家も、バレエを、バレエよりも起源の古いオペラの添え物程度にしか考えておらず、バレエ団の解散を要求したこともあった。ところが、バレエはその持ち前の活力と新鮮さを発揮して沈滞に陥っていたオペラ劇場を救済するようなことになり、今日では、バレエに対する軽視はようやく是正された。(中略)このようにバレエが悪戦苦闘しながらも、現在まで存続しえたのは、ひとえに踊り手たちの努力、並びにバレエそのものの持つ、本来の魅力によるのである(後略)

(前略)今日でも、ソヴィエトのバレエは世界でももっとも強大である。国家や人民の絶大な経済的支持、国家的な規模での舞踊教育の育成、豊富な男性舞踊手、バレエの純粋芸術としての国民的な理解と称賛、いずれもバレエ発展を促進しないものはない。だが、現代ソヴィエトのバレエは、少なくとも映画を通してみる限り、重苦しく、誇張が多すぎ、決め粗さが目立つように思われる。フランス起源の国際主義から離れたせいであろうか、知的な洗練さの欠如、世界中の人々が等しく認めるような優美さの喪失がみられる。ロシア人は、現在でも、西欧ふうの典雅、美的観念には無関心なのである。(中略)優美さというものは、もともと、非常に個人的な自発的行為の反映である。それはダンディズムの香りのするものではなければならない。ダンディズムとは、平板さ、同一水準、平均値には反発的なものであるはずである。(後略)

※これが書かれたのは1967年なので、ソヴィエトという表記になっています。

舞踊教師は、二つのタイプに分けられる。
舞踊の教育方法のうまい教師と、踊るからだの線の美しい教師の2つにである。
一人の人間が、教え方も上手で、踊るからだの線もきれいであるという二つの条件にかなう、ということは滅多にない。
初心者は、どことなく自分自身の個性にぴったりしているように思える一つの型だけに執着しがちなものだから、できるだけ多様な舞踊のタイプ、技法に接触する機会を持つことが必要である。そうすれば、初心者はその中から自分に合ったものを選択し、自分の方針をきめることができるだろう。(後略)

多分中々教わらない様なことが、サラッと書いてあるのが時代かも。
また私が思うに、古い時代の先生達は
戦後の社会情勢の中、築きあげて来られたせいか
その時代の「自分にとって最高のもの」を、とても大事にされている気がするのです。

なので「ロシアバレエは世界で一番すごいのよ!最高よ!」
と教えるのも良く分かるし(え、他の国のだってあるやん?なんだけど)
また先述のような、生徒を囲ってしまう点も(今なら)なんとなく分かる気がしたり。

当時は知らないことは知らないまま、だったけど
その後、色々分かってくるようになると
バレエって様々な側面を持ってるんだなぁと、思えるようになりました。


※ちなみに私が上京後13年所属した教室を辞めた後
元パリ・オペラ座のピエール・ダルド氏に師事。
その時のカルチャーショックは、以前も何度か書いてきていますが
「今までとは全然違う・・・・」が本音です。

続きはまた次回~

SAMSUNG

何年前?か忘れちゃったけど、久々に日本に来られたピエール氏と。




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