細かいクラス分けも大事だけど

沢山クラスが設定できる大手バレエスタジオ等は、クラス分けを細かく設定できるけど

元々
*「Primary」=プライマリー 準備
*「Elementary」=エレメンタリー 初歩的な、基本的な
*「intermediate」=インターメディティド 中級の、中間にある
*「advanced」=アドバンス  高度な、高等な

の4つのカテゴリーの中で構成されて
それぞれの内容がお互い関係しあっているもの、なのです。


この関係性は、最初から全部コツコツと上がっていくものかというとそうでもなく
プライマリーレベルのことが、そのままアドバンスの内容にも入っているし
アドバンスの内容をシンプルにしたものが、エレメンタリーにも入ってる、という感じです。


確かに初歩的なこと、基礎的なことをおろそかにしてはいけないけれど
応用に繋がることを全く知らないのも、世界が広がらないです。

ここで誤解されがちなのは、「高度なステップ」
(フェッテ32回とか、めちゃ高く跳ぶジャンプとか)のことではなく
360度、自分はどんな角度に向いても動けますよ、とか
足を沢山取り替えても頭がこんがらがずにできるようになりますよ、等
自分の運動神経の幅を広げられることもとても大切で

柔軟性が向上したとか(それも大事だけど)
お腹の引きあげ方が分かったとか(それも嬉しいけど)
自分の身体の精度が大人からでも上がった!という喜びと共に
普段日常では体感しえない足の運びができるようになるなんて!♡
というのも、踊りの喜びだと思うのです。

バレエを学ぶ際、ものの見方が狭いと

身体が柔らかくなってからしか、出来ない
身体の使い方が分からないと、踊れない
順番を覚えるのは、ずっと後


というループにしか、ならないです。

それは「細かいクラス分け」に頼り
内容に甘えて多少なりとも怠惰にもなり
自分が変わってから次のことに臨めばいい、という状態だからだと思う。

全部、同時進行でやるのが「バレエのレッスン」です。
細かく決めてもらってやる方が、きっと”安心”なのかもしれないけど
それは踊りの上達としてはものすごく時間がかかり、むしろ次へ進みにくくしているんじゃないかなと感じてる次第。

なのでウチは「初級」のクラスをベースにしてる、というのもあるんですけどね^^
時間は有限なので、大切に使いたい・・



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秋の新しいスタートに!

「一雨毎に季節は変わる」と言いますが
今年の夏は長くて..そして一気に寒くなるぐらいまで気温が下がり。そして秋🍂?

でもやっと秋🍂!短い期間であっても楽しみたいですよね😊

ずっとバレエ始めたいわー、と思っていたけど
「もうちょっと痩せてからにしよう」とか
「身体が柔らかくなってからやろう」とか(笑)
なにかと”やらない理由”を付けていた方

自分一人じゃ、ぜっっっったいにやらないし
そんな日は始めないと来ない!です


ちょっと勇気を出してポーンと飛び込んでみたら「あら、何か楽しい!」「えーん、難しくてできないよう」の繰り返し。
※難しいというのは、自分の身体なのに思うように動いてくれないことを指します。
でもそれが今までにない刺激と発見で、自分を磨くことに繋がる。

ブログを読んでいてずっと気になってた・・という方も、ぜひお問い合わせくださいませ。


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子供の方が得?でもない

9月から友人の紹介で、1か所新しい場所で子供達にバレエクラスを指導していて
新しい出会い故の感覚から、大人も子供も教えるのは時間が必要で、地味だけど面白いと再発見。

子供を指導する際はお行儀とか聞く姿勢も一緒になので、大人よりも時間かかるもの。
また大人は「今できてるかどうか」の方が大事になりがちで、肝心の「自分が理解できた」ことへの反応が乏しいことも。
どちらも難しいんです(笑)💦


大人も子供も、個々では良くても集団になると一気に煩くなったり、素地の部分が露わになったり。
すると「自分が何のために、やってるのか」の順位が一気に下がる。
レッスンに来てるのに、お喋りの方が多くなるとかね(笑)

お喋りに関しては、時と場合を使い分けられるようになれれば良いと思う。
”話す”ことって実はとても労力使うものだし、集中力も散漫になるし
静かに集中したい人にとっては、ノイズになって困るもの。
でも沈黙のままだと緊張感が続いてしまうから、時にほぐれる笑いを入れたりとか。
緩急が大事。

子供達がお喋りをしていても、ちゃんと黙ることができるようになったら
「あ、成長したな」と思っています。

大人の場合は、既にその社会性は身に付いてるはず、という前提なので
社会経験の上に、自分が教わりたいことを載せて行けばいいのです。



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写真も時には「観る」もの

日曜日は堂本教子さんの衣装展の後に、写真展も見てきました。
写真は時代が古いものになればなるだけ、存在感が増すかもと感じているのだけど、まさに。
「TOPコレクション 見ることの重奏」

これは確か、1907年頃のパリのアパートの一室だったと思う。
時代がかってるようで、でもこういった風景への憧れを持つ人だっているはず。

東京都写真美術館が所蔵している写真家の写真展だったので
その他にはウィリアム・クライン、マン・レイ等が撮ったものも展示してありました。
(マン・レイ、昔から好きなのです・・・)


マン・レイの「ガラスの涙」1930年

マスカラの広告用の写真だとか。涙は本物ではなく、ガラス玉だそう。
作り込まれてるのに、そこになにか見入るものを感じてしまうのはなぜ?
(ここでは登場させないけど、ウィリアム・クラインの衝撃的とも言える写真も)

自分の感想をあれこれ言葉にするのは、難しい。
陳腐になるからかもしれないし、くどくなるからかもしれないし。
でも「これは・・・・」と思うものを何度も見たくなるというのは、何かしらの感動を持って眺めている訳なので、言葉にするのが難しくてもその感情は大切に持っていたいな、と思うのです。

なので、時に写真展も良いものですよ♫


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堂本教子さんの衣装展

昨日まで座・高円寺で開催されていた、舞台衣装家堂本教子さんの展示を拝見してきました。

演劇やコンテンポラリー、舞踏の作品の衣装が多く、細かいディティールも見ることができました。
衣装を近くで見れる機会はそう滅多にないけれど、遠目からは見えないと分かっていても、手を抜かないのはさすがプロフェッショナル。

堂本教子さんは先日他界されて、これらの作品はすべて遺作だと思うと、人って生きてる間に何か生み出せるのはすごいことだなあと。
衣装自体は奇抜と思えるものが多いけど、創作をする側のイメージやアイディアが集まって一つの形になった訳で、演者さんが身に着けて照明を浴びたら、舞台上でさぞ映えただろうと思います。

人の身体には、実は纏えるものが無限大。
(見終わった後に、なんかジワジワきてます・・)


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「バレエを習いたいけど躊躇してる方へ」2024年版ツレヅレ

過去にこんな記事を書いていたようです(笑)2016年だったみたい。
発掘してくださった方、ありがとうございます。
2024版として書いてみますね。


大人は今が一番のピークで、普通はそこから下っていく。
だけど何かを始めることで、下るしかなかったものがまっすぐになり
もしかすると上を向くかもしれない。いや、上向きます・・^^

このことを理解できていれば、大丈夫!
最初から何でもできるなんて、ありえない。
出来なくても自分を責めずに、恥ずかしがらずに(その気持ちもわかるけど)
そうなのか~こうやるのか、と受け止めて行けば乗り切れます。

個人的な意見ですが、良い先生に巡り合うのが一番大事と思ってます。
先生の教え方が自分に反映していく訳ですから、場所や環境も大切だけど出会うことの方がずっと大事。

良い先生は、ちゃんと目をかけてくれて、違ってることをやっていたら気づかせてくれて、そして自立していくように誘導していってくれる人です。
綺麗でスタイルが良くて、お手本が上手で、優しい言葉をかけてくれて、若くて現役でキラキラしている、というのも素敵だけど
バレエの基礎の素地の作り方を沢山知っている先生は、経験を積み沢山の人と接してきていて、長年バレエを愛し続けて、その酸いも甘いも知ってるタイプじゃないかなぁと。

若い時は若いなりにものすごく努力も苦労もあるし、年齢を経たらまたそれで、自分から失っていくものを受け止めつつ、踊ることと携わっている存在がバレエの先生じゃないかな。

自分とは違う世界・・と思うかもしれないけど、どの仕事も社会と繋がっているものなので。
何か刺激になることは沢山あるはずですよぉ。


踊りは、無になれる時間(最初の頃は必死になる時間💦)

ぜひ味わいに来てください!

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グランプリエでの膝のクラッキング音、させてない?

バレエクラスが始まり、バーレッスンの最初”ドゥミプリエ~&ドゥミプリエ~、グランプリエ”を行う際
「パキッパキッ」と響く、膝の音・・・

あ、聞いたことがある!という方、おられると思いますが
それを「クラッキング音」と呼びます。

セカンドポジション=2番、のグランプリエでは音は鳴らないのに
1番ポジションや5番ポジションで、パキパキ鳴ることが多かったりする。
多分膝に体重がかかってるから鳴るんですね。


膝の関節(お皿の半月板)の部分に軟骨があり、その部分が摩耗することで音が鳴ります。
加齢で【変形性膝関節症】がありますが、その遠因にもなりやすく、特に若い頃からポキポキ鳴る場合は要注意かも。

そして普段から「音が鳴る」という方は、今膝が痛くなくても、今後痛くなるかもしれないよ?ということを念頭に置いて、鳴らないようにしていきましょう。

しっかり体重を乗せて、さぁ踏み込むんだ!というイメージで行っているプリエの改善から、まずは始めましょう。
最初は難しいけど、身に付いたら一生モノのコントロール力♪

身体の声を聞いて、踊りましょう。

今までのやり方を見直してみたい方は、こちらのレッスンへお越しください。


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表現はどこでする?

時々「表現はどこでするものなん?」と考えることがあります。
顔?
確かに顔は大事..

でも顔を作りすぎてもなぁー、と思うし。
かと言って、全く表情が出てこないのも困りもの。
表情が出てこない、というのは「虚無」という状態に近いのかもしれないけど
「心、ここに有らず」という感じに見えますね。

昔はよく「能面みたいな顔して踊らないの!」なんて言われたりもしました。
余裕がなくて、必死だったりしたからかな。
でもね、能面にもちゃんと表情あるからねー。
顔を傾けたり見上げたりするだけで、どんな感情なのかを想像できたりする。
顔の造作が変わらないだけで、心情はばっちり分かるもの。


通常のバレエレッスンの中で、感情面の練習をするという機会は余り無いけれど
「心の中にどんな想いがあっても、ポジティブな顔で行う」のがまず基本です。

レッスンなので不安があっても、間違えても出来なくてもそれを表情にあまり出さず、平常心を保つ。
不安や恐れを出すなら、そういった表現の振り付けを踊る時に存分に出せば良いので。
(でも実際は中々そんな機会無いかも? 笑)
自分の感情に対して素直になりながらも、まずは明るく見える方に出す心がけで臨みましょう。

実際は、
感情を出したくても、ほよーん、ふわー、となりがちで
上手く出せたとしても、均一的に行うのは難しくて
疲れてくると気持ちも萎むし
起伏があるものなのも、よくよく分かるのです。
だけどそれらをコントロールして臨むことで、自分が少しずつ変わっていく。
動じなくなるし、自信もつく。
自分自身への、メンタルトレーニングにもなりますよ。




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初めての場所に行ってみた

よみうりカルチャー北千住クラス後に、初めての場所に行ってみた。
クラス後に他の仕事があり、いつも即帰っていたのが
そのお仕事依頼が終わったので、午後時間が空いたのです。

そういった時は、少し知らないところを散策してみるのもいいかもね、と。
新しいことを始める前の、毎度の行動パターンです(笑)


行ってみたのは【西新井大師】
北千住から電車で15分程度。
普段乗らない電車に乗り、初めての駅で降りる。

へえ~、こんな街なのか
こんな雰囲気なのかと、実際行ってみることで分かるものは多い。

なんで行ってみたかったのかというと
先月のお彼岸の時に、無性にお経を聞きたくなって。
頭の隅っこに亡くなった母がいて
母のためにもどこかでお経聞きたいな、と思ったのです。

そして護摩焚きの時間は
本堂の風の流れが良く、フワッと薫るお香の良い匂いで
少しうとうと寝てしまいました(笑)
以前他の場所で見た護摩焚きは、もっとメラメラ感が強く「秘」的だったのですが
こちらのは明るい中で爽やかに終わった、という印象ですね。


トンボがやってきては止まり、を繰り返していたので撮ってみたけど
思ったより難しい・・


何か新しいことを始めるのも、これと似た感覚だと思うんですよね。
関心はある、だけど動き出すタイミングを見計らう
知らない場所、初めてのことだからドキドキもする
で、実際行ってみたら案外良かった、とか。

なんでも行動ありき、じゃないかな☺️


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感謝★9月に最も読まれた記事

10月になったけれど、まだ少し暑い日が続くとか・
もう「夏よ、はよ秋と交代して!」と言いたい。
秋ももう少し自己主張して欲しい(笑)
あ、でも蒲萄🍇や栗がお店に並ぶようになってきているので、それは嬉しい限りです。


9月の最も読まれた記事ランキングをご紹介。
今回は「レッスンに関する」内容のランキングが多く、ちょっと嬉しかったです。

第3位!

自分で言うのもなんだけど、私の文章って真面目(笑)
なので「お堅い」印象を受けるらしい。
きちんとしてそうで、間違えたら怒られそう、とか?
受講生の方達、皆上手そうとか?
いろんなこと言われてきましたねぇ(苦笑)
特に指導する側の「主観」って、受け止められる人によって印象が全然違うので
難しいんですが・
でも、自分が知りえたことを人に伝えて、相手が良くなっていくという循環は嬉しいよね!

第2位!

なんと、2016年の記事がランクインしていました!
ちょっとびっくりだけど嬉しい。
昨今の円安で、グッと値段が上がってしまったポワントシューズですが
私が色々履き比べられていた当時は、なんだかんだと随分と散財もできたなと(😅)
ポワントは、結局は自分の足との相性なのですけど
相性の良さを探すためのヒントは、足の形とシューズの型、足裏の吸い付き、つま先の感じが最重要でしょうね。

第1位!

まだまだ猛暑日だったのもあり、午後の緩やかな時間の開催が幻になってしまいましたが・
実はとてもやりたいクラスです。
小人数でダラダラユルユルしつつも、コツコツ整えてスッキリして帰っていく内容。
ストレッチは、他者から見てもらった方が効果倍増です。
それが仮にオンラインであったとしても、実際に声掛けを受けながら真似て感じて動くことで
身体へ良い刺激が入っていくので。

準備的な内容としては、レッスン前に行っているストレッチを、未経験の方にもできるように
身体の緊張をチェックして取るところから始めます。11月頃からの開催を目標にしていますが、それまでにご興味ある方が増えたら、10月後半にでも体験会してみようかと。
ご興味関心ある方は、ぜひお問い合わせください!
(やってないことでも、こんなのやりますかーという質問、歓迎です)


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