「踊りは運動」力の出し方の感覚を磨く

いつも私がブログで書く「踊り」は、基本的にバレエやジャズダンス等“西洋生まれの踊り”を指しています。なので、今日はそういったことを踏まえてお読み頂けると、なんとなく伝わるかなあと思います。(伝わればいいな!)


普段あまり気にしてないと思いますが、普段の生活で「荷物を持つ」のが当たり前になっています。“鞄を持つ、背負う”は重量が自分の身体に乗るので身体はそれに抵抗するため、無意識内側に力を引き込みます。(だから歩き続けられる)

でも踊る時身体の上には重量がありません。だけど無重力じゃなく感じないだけで、地球の中心に向かって引き寄せられています。


垂直に真っ直ぐ立って動作をするためには、身体の内側から外に張っていく力を意識的に出さないと行えない。その力が上手く出せないと「弱く見える」とか、足を伸ばしきる力が足りないとか、上手くステップが踏めないことに繋がります。

大抵「運動」というとボールを投げる、蹴る、走る、泳ぐ等スピードが関わってきますね。スピードを出すには自分の持つ力を外に出すこと。

ただ「踊り」には緩急があるために、ゆったりと動くのもスピーディなのも、実は同等の力を使っています。出し方をコントロールする際意識の込め方のバリエーションを増やしていくと、力の感覚も理解できて行くようになってきます。

分かりやすく言うと「最初から飛ばさなくて良い」けど、最後まで持続できるパワーはもっててね、です。パワーを持つためには重い荷物も時々持って無いと、身体は強くならないから。

そういったバランス感覚を感じながら、バレエやダンスのレッスンに臨んでみて欲しいなぁと思います。

これは初心者の人も経験者の人も最初からできる事じゃないので、練習によって必ず身につきます。


土曜日の目白でのレッスンは、3月末まで2回体験可能!お待ちしております。

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