数と音楽(本の紹介)

バレエのレッスンは音楽が必須。音があってこそ動きと一緒になるのですが、音取りがバッチリな人と、または苦手(早くなる、または遅い)な人は存在します。

過去に私が音取りが苦手だった頃、延々頭の中で拍子を口ずさんで練習したことも。
これは効果があるので今でも時々コッソリ、クラス中やってます。

面白そうな本だなあと先日図書館でお借りしました。
冒頭の「音楽は数字と同じ」と言う書き出しが良いですね☺️

数字は商売の世界だと「売り上げ」とか「現在の収支状況」等、現実を見るための道具になるけど、音楽の世界では「時間の経過」や「間合い」等を表わすツールになる。

音楽を聴くことは時間の経過を意味しますから、音楽を聴きながら歩くと結構な距離を歩けたりする。

「音楽に合わせて踊る」のが単にBGM的なものなのか、音符の長さや拍数に合わせて動くのかで、仕上がりが全く変わってきます。「感覚」だけに頼っている踊り方だと、合っているかいないかがマチマチになり、それが違和感の元に。

(音に合わせて〜!と言う注意が飛ぶ原因ですね)

まだ読んでる途中ですが、クラス指導の際の手助けになりそう。
音取りに悩んでる方も、何かヒントになるかもしれません☺️
そして、音取りを改善したい方、レッスンにもぜひお越しください。




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「無になる」こと

バレエのレッスン中は当然だけど「スマホを見ない」ため
「踊ってることに集中」できます。

時々お手伝いしてるレストランも、仕事中はいつも意識がお客様の方やスピーディに仕事をこなさないといけないので、集中力がとても必要。

そして教えられた段取りを守らなかったりすると、全てのローテーションがぐちゃぐちゃになってしまうから

「なんとかして、目の前の課題をやり遂げる!」
ことに注視して皆と協力する点は、どこか舞台と似てるなあと感じたりもします。

また忙しくても、立ち居振る舞いは美しい方が、相手も喜ばれるし😉
それはバレエのレッスン中も同じですよね。


人間忙しい時には、頭がキャパオーバーします(笑)
単に忙しいだけでなく、そこに「美しさと細かさとスピード」が加わると、その手間暇からものすごい課題を与えられたように脳が感じるため、疲労度もマシマシ。

クラス指導中の細かい注意が多い時、生徒さん達ヒイヒイ言ってます。
でも実はそこまで「やれば出来る」のですよね。普段自分だとやらないけど、誰かが見て指導すれば出来るようになる。
それを「面倒….」と感じるか「自分の課題」と受け取ってもらえるかは、人それぞれ。

「無になる」ゾーンに入れた時、初めて身体が覚えて、そして楽々動くようになる。
頭を使うことは脳トレ、と言うのはそういうことなのです☺️

⭐︎キツイの嫌い〜 分かります!

でもキツイことができちゃううちは、やった方が良いです。
人間やっぱり身体使わないと、アカンのよ。
「やります!」と決めたことは、マゴマゴしてもドキドキしても良いから、まずは続けていきましょうね。




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コミュニティの気質によって、もたらされるもの

今年の9月から、とある学校の放課後授業的な立ち位置での、バレエクラスを指導しています。
私の担当年齢は小学2〜3年生。全員ではなく希望者受講ですが、暫く接していると色々なことが分かって来ました。


人数が多い組織には、自然とそこの「色」があります。
校風とか気質みたいなもので、特に学校や幼稚園は社会生活や勉学を行う場ですから、生徒や園児達の雰囲気が似てくるような。
そのため生徒や園児達が賑やか(煩い)なのは校風なんだろうなとか、個々が伸びやかなのも特徴なのかな、と思っています。

方や、世間的に「バレエ教室」と言うと、“厳しい”“ハード”“若い子向け”のような先入観がどうしてもあります。
それらを払拭させるために色々説明を添えなきゃいけない。
習ってみたい側は内心興味があっても、どんな雰囲気なのかが分からないから躊躇したりする。

一般的にとっかかり易いとされている、大人中心で大人数が会員となっている規模の大きいオープンクラス等は、やもすれば担当の先生のファンの生徒さんの気質毎にクラスの雰囲気が違うぐらい、実は差があることも。(それはクラスレベルじゃ無い部分)

人は自分が安心して通い続けられる場所を探す生き物なので(帰属意識)、自分と似てる人が自然と集まるもの。
その似通った部分のモチベーションが高いものなら高い人が集まるし、緩いなら緩い人が集まります。

なので先生の立場である自分の場合、その采配(舵取り)を十分に大切にしなきゃいけないな、といつも心がけている次第。

当バレエクラスは毎日ブログ更新してるちょっと変わったバレエ教師兼ダンサーが主宰してますが、集まってくれる方は素敵な人達ばかりです。ありがとうございます♡



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KAYANOBALLET チャンネル・バレエ教師兼ダンサー


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「レッスンは楽しい」

長くバレエを踊って来てるけど、多分ようやくやっと?そう思えるようになったかな。
と言うと「ええー!」と思われそうだけど(笑)
最近は動けることの有り難さを実感してるから、なおのことそうなのかもしれない。


昔と違い、辞めたこと

⚫︎張り切ることを辞めた
⚫︎気合いを入れすぎ無いようにする
⚫︎過去の元気さと比べない
(結構大事!)

他にも色々あるけれど、今を大切にするようにしてから臨むと全てが嬉しく感じる。

自分のためのレッスンを受ける回数は減ったけど、毎日足指トレと鼠蹊部強化エクササイズは継続。
これが多分効いてるのかもですね。自分のバランスが変わって来ています。
一見地味に感じることを大切にすると基礎がしっかりして、より盤石になります。
そういったことを知るのがレッスン(学び)。だから楽しい♫
続けてきてよかったな・・と。

KayanoBalletStudio のレッスンは、
「大人の方でも美しくバレエを踊れるレッスン」がコンセプト。
バレエは決められた型があり、体で覚えながら踊りとして表現します。
舞台で見るような、高度なテクニックを最初から行うのではなく
とてもシンプルな動きから始まります。
柔軟性も練習を重ねていくことで向上し、脳も活性化。
老化防止や健康面の向上にもつながります。
「五感を磨き」ながら、バレエで美しくなりましょう。



秋の新しいスタートに!期間限定!入会金無料
(11月末まで)


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ブログのネタは、あちこちに

今日ブログを書くと、4544記事目になります。
4545という滅多にない記事の数字になるので、ちょっと普段とは違うことを書く予定(笑)

いつもどうやってネタを仕込むのか?と思われているかもしれませんが
書くための素材は、結構あちこちに転がっているようにも思います。
だけど、一晩寝ると忘れてしまったり
書こうと思っていても、時間が経つとさほど魅力的に思えなくなったり。
人間だもの、しょうがないよねと。

時々ふと思うのは、こんなゆるゆるした気持ちの中で
若い頃、練習してきたかったなぁーと。
常に頑張らないとダメ、みたいな気持ちになっていたので
肩の力が抜けた状態で俯瞰できるのは、良いことなんじゃないのかなと思うことも。
(でもあの時の頑張りがあったので、この年齢になっても踊れる身体貯金があるのかな、とも)

先日、俳優の西田敏行さんがお亡くなりになりました。
脳裏には子供の頃によく観ていた、ドラマのシーンが沢山浮かんだけど
昭和の時代は盛沢山で色んなことがあり、ハチャメチャだったと思う。
でもテレビという媒体が面白かったから
皆が同じものを見て笑ったりできる共通項があったけれど、今は中々難しい。

バレエ教室の場合も、昔はどこも雰囲気が似ていたけど
今は各所それぞれが違う感じ。
個性と言えば個性だけど、選ぶとなると大変かもなぁ・・

そんな思いを踏まえて、今日の記事を書いてみました。
明日を楽しみにしていてくださいね(笑)



皆様のお越しを、お待ちしております。



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バレエを踊る体になる=バレエの筋肉を育てること

踊ることは、普段はぶら下がってる手や足を上に上げたり、横に伸ばしたりします。

見よう見真似で動いてるうちは、腕の伸ばし方も「なんとなく」な位置だったり
足を上げる時は軸足(立ってる足)が若干曲がったりして
無意識に、自分の手足の重さを感じなくて済むやり方をしています。

これって最も注意を受ける特徴的な間違いなんだけど
身体が「重たいの、嫌〜」と、楽を選択させているんですよね(笑)

楽をさせちゃうと、強くならないのが常。
なので正しい位置やアライメントを、教える。
ストレッチも然り。
「痛いの、嫌〜」と手抜きを始めると、本来伸びるべき筋肉は伸びないままです。

大人も硬いけど、最近は子供だって硬い子が多い。
特にお尻〜ハムストリング〜膝裏はホント硬い。次に硬いのは背中や肩甲骨周辺。

その部分が硬いから、腕を肩甲骨から伸ばそうとすると腕が重い(支える筋力がついていない)
足を上げると膝が曲がる(お尻や股関節周辺が目覚めていない)んだな、とフムフムと分析しています。

硬いのは、普段から動かしていないから。
そして、元々自分が持っている柔らかい部分に頼りがち。
腰痛になりやすい原因は、柔らかいお腹に頼ってしまうから。
肩や肩甲骨を普段から動かしておくと、その部分がサポートして働くけれど
働いてくれてないと、その下にある腰がフォローする。
腰もコア部分が強くないと、負荷の連続に耐えられず、悲鳴を上げる。

※伸ばす=グイグイ、ではなくて
関節にまず潤滑オイルを送ってあげること。
そういったプロセスや方法、そこはレッスンで知って欲しい部分。

なので、バレエを踊る体になる=バレエの筋肉を育てることは
重たい自分自身を、リフト(持ち上げられる)強さを身に付けられるようになります。


気づきを与えれば、身体は何歳からでも変わることができます。

ちょっと本気出してみませんか?





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「お腹を使う」感覚

「お腹が抜けてるわよ」
「お腹、もっと引き上げて!」

レッスン中、こういった注意を受けることがあるかもしれません。
指摘される意味もわかるし、状況も理解出来るけど、じゃあどうしたらそうならないのか?が伝わりにくい表現・・
(なのでこの言いまわしをする場合、私は必ず解決になる方法をセットにして伝えてます。)

【そもそも、お腹の感覚ってどうしたらいいの?】

この部分は「バレエを踊る」時、一番最初に意識を向ける点のひとつ。

お臍から指3本下がったところにある「丹田」
この部分をボタンだと思って、背骨側➡️仙骨に引き寄せる
(身体の中を横に糸を通すようなイメージ)ようにする。

同時に縦にも糸を通して、頭の上から引っ張り上げる。
この時に「腹筋」が役に立ってくれます。

腹筋にも色々あるけれど、みぞおち〜骨盤周辺の筋トレは上記の感覚が掴めるのと
特に骨盤周辺を締める効果のある動きは、自分の筋力が補正下着効果になります。

毎回クラス前に15分のエクササイズ&ストレッチを入れていますが
じんわり汗をかくぐらいの運動効果とほぐれ感があり、「バレエでここを使いますよ」を感じさせる構成にしているので、生徒さん達もすこしずつお腹が強くなってきました♪良きこと^^

踊るためには、一時でも意識できたことをずっとキープする「持久力」が必要。
それを「疲れた」「覚えられない」「難しい」といった課題が来た時に
どこかに置いてきてしまうのが良くないのです。
お腹の意識は、踊ってる時は常に維持しておきましょう。




皆様のお越しを、お待ちしております。



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音楽に合わせるには

バレエは「音楽」と一緒に成立するもの。
音楽というと、メロディ(旋律)と思われがちだけど
その音楽が「何分の何拍子」で出来てるか?というのが大切。

バーレッスンの音楽は、大まかに分けて
「4/4拍子」「3/4拍子」があります。
そのリズムを、まずは2拍ずつ伸ばしてから足を戻すようにしたり
3拍伸ばしてから、残り1拍で素早く戻したり
1拍ずつで動かしたり等は、音の速さやパの質感から
先生が組むアンシェヌマンによって決められます。

例えば、3拍子だと3つ伸ばしますから
一つの動きで「1.2.3」と数えちゃえばいいのです。
仮にアラベスクの動きを合せるなら、リズム3つ分はその形を保つ。
フォンデュならプリエの際に3つ数えると、リズムが合うからメロディに乗れる。

抑揚の大きい演奏の音楽(レッスンCDでもよくあるけど)
感情にグイグイ入ってくるメロディで弾いてくれてるもの、沢山あります。
(例えるならプロコフィエフのロミオとジュリエット、バルコニーのシーンとか)
そのシーンを実際に観たことがあり、しかも恋する二人がお互いを求めあうなんて、めちゃ感動的!ですし、頭の中に好きなダンサーなんかも入り乱れて気持ちも昂りやすい。

仮にそういった音楽がアダージョで使われている場合、まず冷静になって(笑)
リズムの「1.2.3.4」を感じながら心の中で拍数と動きを重ね合わせて、音を掴みに行く練習をすると良いと思います。


音の取り方や合わせ方も、しっかり指導していますよ♪


皆様のお越しを、お待ちしております。



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インフルエンサーじゃないけど

最近やっと理解した言葉の一つ(笑)

インフルエンサーとは、影響や勢力、効果といった意味を持つ「influence」という英語が語源で、世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物のことを指します。 スポーツ選手やテレビタレント、ファッションモデル、特定の分野の専門家、インターネット上で大きな影響力を持つ一般人やブロガーなどがインフルエンサーの一例です。

※ 最初なんのこっちゃ?と思っていて、インフルエンザと勘違いしてました!^^;

長くブログを書いたり、長くバレエを続けたり
そういった自分の行動は、全部基本的に「自分がしたいこと」の積み重ね。
影響力があるなんて、殆ど思っていないですし・
だけど長く続いている分、それなりにできるし方法やコツも知っている。
それらをアウトプットしたいから、してる。
(教えることは、自分も成長するので)


ということで、ウェブチラシを作ってみました!

皆様のお越しを、お待ちしております。



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踊りは、伝えたいことを抽象化したもの


バレエの足のポジションの形や腕の位置は、とても抽象化されていて
単純に分かりやすくしてあって、ただ、それらの組み合わせが何通りにもなり
それがこの振付(アンシェヌマン)の時には、こんな風になりますよー
というもの。

なので、腕の位置の決まりごととか
足のポジションの決まりや活用方法を、バーレッスンでみっちり体に入れていく訳です。

形も直線であったり、曲線であったりする訳で
それを遠目から見ても伝わるように、ありたいんです。

抽象化されてるものだから、受け取る側にとってはどんな風でも良いかもだけど
発信する側は「これを伝えたいの!」という部分はしっかりしておかないと
伝言ゲームなのに、全然違った意味で伝わってしまう。

そうならないために「練習」するのです。

ポジションにきちんと入れたい(入った方がより明確に見える)
腕の高さの位置を感覚で覚える(より長く見える)
リズム感良く、音と合わせることも大切。
それらを総合的に見た時
あ、美的に見える、おぉーちゃんとバレエに見えるね、となる。
これはレッスンでも十分叶いますし、この段階に来るまでも練習は必須。

その案配を難しい、と思うのは正直な気持ちだし
身体が上手く使えないと表現しにくい(し辛い)のも分かるし。
自分の頭の中でイメージしているものが、身体で上手く表せないもどかしさ、というのは
皆味わってきてること。
でも身に付くと、それなりに難なくできるようになってくる。
その「難なく」というのが、一体いつになったら??というのは一言では言えないけど

「迷いが無くなったら、そろそろ、ぼちぼち??」
じゃないのかな(うふ)


Kayano Ballet Studio」は、大人のためのバレエクラス
「エレガントにバレエを踊りましょう」

バレエ上達のヒントや、自身の創作作品等を配信しています


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