バレエ教師兼ダンサーとしては無名だけど、40年以上踊り続けて来ていてそれなりにも上を目指したこともあり、そして今はいかに今後「表現をする」ことをやれるか、考え続けている私ですが
いやぁ、道は厳しいですね!!(本音)😅
私が子供の頃(昭和)の時代には、思いもよらなかったことだけど・・・
「この世の中って、何でもイメージなんやな」と、分かるようになってきました。
きっとそういった意味では、メディアの力って大きいのだなぁと。
昭和の時代には「スポ根」という言葉があり、特にスポーツ系に厳しいとかストイックとか、そんなイメージがついて回ったと思います。バレエも決して例外ではなく、実際に厳しかったですし。
すると最近は、そういった「負のイメージ」を払拭した、キラキラ傾向に。
だけど両極を見てる側からすると、中庸に触れてくださる方がどうも少ない・・
中庸というのは、辛いことも楽しいことも清濁併せのみ込んで、昇華してることを知らしめる存在。
でもこれは、ある程度知名度が無いと無理やろなーと思う。
私は煮詰まると、写真展を観に行くことがあります。
どちらかというと「撮った人が良いので、これに行っておいでよ」と言われたものに行くのですが、有り難いことにいつも気づきがあります。
ヒロシマ、というだけで「原爆、鎮魂」と言うイメージがありますよね。そして暗くて悲惨・
だけど三浦さんの写真は全くそんなことがなく、むしろカラッとしている。(ちなみに被爆二世とご自身でも書かれている)
(▼三浦さんのご経歴がすごいので、ぜひリンクをクリックしてくださいね)
表現者としての立ち位置に居る方って、「辛いものを辛いと言わない」レベルなのだと思うのです。
もちろん悲惨だったことは忘れちゃいけないのだけど、核心の部分は重く、それでいて時間の経過のお陰で軽やかになってる部分もしっかり見せる。でもこういったことは、普通中々知りえない。
なのでとても意外でもあり、それでいて見て元気になって帰って来れたのでした。

先週の舞台のゲネプロの様子。
動画からの切り取りでボケてしまっていますが・・(セッティングをもっと焦らなければ良かった・・・悔しー)
踊りを見てもらった後に「良かったですよ!」と言われるのは嬉しい。
感想は観た人の心の中にあるものなので、しかも大抵それは滅多に表には出さないものですから、中々本当の意味での感想って耳に入ってこないのです。(そこが公演と違うところ)
でもそんな中でもできるなら一つその先の領域に辿り着きたい、その先の景色を見たい。お客さまの反応を知りたい。
そんな風に思いながら、踊っている訳なのです。
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