10月の人気記事ランキング

11月になり、今年も残り2か月に..早いですね。

このブログは書き手の日記のようで、バレエ上達のヒントや身体のことだったり雑記感満載ですが、読み物としては面白いらしいです。(感謝)

バレエ上達のヒントは、参考になっていれば嬉しいな。
実際に教わったことを自分の身体で経験したこと等を、言葉にするのは
難しいと思うこともありますが、一つの記録でもありつつ方法の宝箱でもあるので。


それでは10月のランキング🎵

第3位★

土曜日のレッスンは初級です。初心者の方もやる気がある方であれば、しっかりサポートしますので
最初は「?」であっても付いてこれると思います。
バレエ上達のヒントでちょくちょく書いている、ものの見方等を参考にしていただければ幸いですが
世の中は、経験のある人と未経験の人が混じるものなので、怖がらなくても大丈夫です。

第2位★

久々にプライベートなことを書いた記事。ものの見方が変わってる人なので「バレエってこうだよね」となりがちな部分から抜け出しつつあるのは、彼のお陰かもしれません。
芸術=心を豊かにすること、を志している同士は、ジャンルが違っていても共通点があったりするもので、それを「バレエを習う方」や「バレエを観る方」にも知ってもらえたら良いなと思います。

第1位!

円安によって、今やポワントシューズが高騰していますね・・
昔はある程度お小遣い価格で買えたのにな、と思うこともよくありますが
1足を丁寧に履くことが大事になるんじゃないかと。
足に合うシューズ選びも、より観察力と自分の感覚が大事になる気がします。
参考になれば幸いです。

ブログをいつもお読みいただきありがとうございます。
ぜひスタジオにもお越しください。お待ちしています。
入会金無料キャンペーンを延長しましたので、詳細をご覧ください。



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「お腹を使う」感覚

「お腹が抜けてるわよ」
「お腹、もっと引き上げて!」

レッスン中、こういった注意を受けることがあるかもしれません。
指摘される意味もわかるし、状況も理解出来るけど、じゃあどうしたらそうならないのか?が伝わりにくい表現・・
(なのでこの言いまわしをする場合、私は必ず解決になる方法をセットにして伝えてます。)

【そもそも、お腹の感覚ってどうしたらいいの?】

この部分は「バレエを踊る」時、一番最初に意識を向ける点のひとつ。

お臍から指3本下がったところにある「丹田」
この部分をボタンだと思って、背骨側➡️仙骨に引き寄せる
(身体の中を横に糸を通すようなイメージ)ようにする。

同時に縦にも糸を通して、頭の上から引っ張り上げる。
この時に「腹筋」が役に立ってくれます。

腹筋にも色々あるけれど、みぞおち〜骨盤周辺の筋トレは上記の感覚が掴めるのと
特に骨盤周辺を締める効果のある動きは、自分の筋力が補正下着効果になります。

毎回クラス前に15分のエクササイズ&ストレッチを入れていますが
じんわり汗をかくぐらいの運動効果とほぐれ感があり、「バレエでここを使いますよ」を感じさせる構成にしているので、生徒さん達もすこしずつお腹が強くなってきました♪良きこと^^

踊るためには、一時でも意識できたことをずっとキープする「持久力」が必要。
それを「疲れた」「覚えられない」「難しい」といった課題が来た時に
どこかに置いてきてしまうのが良くないのです。
お腹の意識は、踊ってる時は常に維持しておきましょう。




皆様のお越しを、お待ちしております。



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分からない時「誰に聞くか」は大事

昔話なのですが
バレエスタジオを始めて、このブログのもうひとつ前のブログを書いていた頃
全く面識のない方達から、ご自身のバレエレッスンに関しての質問が続いたことがありました。
(●●のステップができないのだけど、なぜですか?みたいな感じの)

さすがに、普段レッスンに来られてる方でも無いし
師事されてる先生もおられるはずなので「まずは先生に質問してみてください」
とお返事を返していたなぁ。
見てないものは、こちらも分からないですから。
でも今思うと、心理的に分からなくもなく
「色々バレエのことに詳しそうだから、聞いちゃおう!」だったのかなと。


で、当時の私はまた、自分の悩み事等「中々上手くいかない・」と感じていたことを
まず友人達に聞いてみて、彼女たちの意見から納得していた部分も多く
それは余り良くなかったかも・・と振り返っていたりします。


友人に相談する、というのは、悩みや分からないことの解決を探る最初の入り口ですし
「ねえ、聞いて欲しいんです・」という行動から、するっと解決!になることもあります。
だけど根っこが深い悩みや、いくら試みても改善されない状況の場合は
「プロに聞く」というのが一番。

身近な人への質問から、解決に繋がりそうなプロフェッショナルと繋がる道筋ができると一番幸運ですが
大抵は内容に感して共感し合って終わり、になりがち。←これが良くなかった点。

そして迷いが多い時は、発言力の強い人の意見を妄信しがちにもなるので、要注意かも。
(これはいっぱい転んであちこち打って打たれて、丸くなったから分かることですが 笑)

時間は有限なので、大切に使いたいですよね。


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踊りは、伝えたいことを抽象化したもの


バレエの足のポジションの形や腕の位置は、とても抽象化されていて
単純に分かりやすくしてあって、ただ、それらの組み合わせが何通りにもなり
それがこの振付(アンシェヌマン)の時には、こんな風になりますよー
というもの。

なので、腕の位置の決まりごととか
足のポジションの決まりや活用方法を、バーレッスンでみっちり体に入れていく訳です。

形も直線であったり、曲線であったりする訳で
それを遠目から見ても伝わるように、ありたいんです。

抽象化されてるものだから、受け取る側にとってはどんな風でも良いかもだけど
発信する側は「これを伝えたいの!」という部分はしっかりしておかないと
伝言ゲームなのに、全然違った意味で伝わってしまう。

そうならないために「練習」するのです。

ポジションにきちんと入れたい(入った方がより明確に見える)
腕の高さの位置を感覚で覚える(より長く見える)
リズム感良く、音と合わせることも大切。
それらを総合的に見た時
あ、美的に見える、おぉーちゃんとバレエに見えるね、となる。
これはレッスンでも十分叶いますし、この段階に来るまでも練習は必須。

その案配を難しい、と思うのは正直な気持ちだし
身体が上手く使えないと表現しにくい(し辛い)のも分かるし。
自分の頭の中でイメージしているものが、身体で上手く表せないもどかしさ、というのは
皆味わってきてること。
でも身に付くと、それなりに難なくできるようになってくる。
その「難なく」というのが、一体いつになったら??というのは一言では言えないけど

「迷いが無くなったら、そろそろ、ぼちぼち??」
じゃないのかな(うふ)


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表現はどこでする?

時々「表現はどこでするものなん?」と考えることがあります。
顔?
確かに顔は大事..

でも顔を作りすぎてもなぁー、と思うし。
かと言って、全く表情が出てこないのも困りもの。
表情が出てこない、というのは「虚無」という状態に近いのかもしれないけど
「心、ここに有らず」という感じに見えますね。

昔はよく「能面みたいな顔して踊らないの!」なんて言われたりもしました。
余裕がなくて、必死だったりしたからかな。
でもね、能面にもちゃんと表情あるからねー。
顔を傾けたり見上げたりするだけで、どんな感情なのかを想像できたりする。
顔の造作が変わらないだけで、心情はばっちり分かるもの。


通常のバレエレッスンの中で、感情面の練習をするという機会は余り無いけれど
「心の中にどんな想いがあっても、ポジティブな顔で行う」のがまず基本です。

レッスンなので不安があっても、間違えても出来なくてもそれを表情にあまり出さず、平常心を保つ。
不安や恐れを出すなら、そういった表現の振り付けを踊る時に存分に出せば良いので。
(でも実際は中々そんな機会無いかも? 笑)
自分の感情に対して素直になりながらも、まずは明るく見える方に出す心がけで臨みましょう。

実際は、
感情を出したくても、ほよーん、ふわー、となりがちで
上手く出せたとしても、均一的に行うのは難しくて
疲れてくると気持ちも萎むし
起伏があるものなのも、よくよく分かるのです。
だけどそれらをコントロールして臨むことで、自分が少しずつ変わっていく。
動じなくなるし、自信もつく。
自分自身への、メンタルトレーニングにもなりますよ。




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背中線から広がる背中は美しい

手前味噌だけど、指導している生徒さんたちは皆、背中が綺麗になって行かれる(👏)年齢は関係ない。(皆様50代以上〜)

背中は自分では絶対に見えない部分。
鏡が2枚あれば角度的に映し出せるけど、時に何気なく映った自分の背中にビックリすることもきっと多いはず。

背中線という、首から尾てい骨まで下がる線(背骨)に沿って背中は広がる。
そして様々な皮膚感覚を持つ部分。
気分が悪いと背中をさすってもらうとホッとするし、悲しい時に背中に手を当ててもらうと、じんわりと優しさが沁みたり。

そして本来背中には隙があってはいけない訳で、背後を見せるというのは襲い掛かられる可能性だってあるのだ。だけど巷に溢れる【スマホ歩きさん】達は、多分全くそんなことは分かっちゃいないから、彼らの背中は隙だらけ。(美しくない)

そんなダラダラした空気が蔓延しがちな中【背中が綺麗】というのは、年齢関係なくやる気に満ちてて、実際かっこいい。
ただ背中はその人の人生も表すので、丸くても哀愁漂うカッコイイ背中もあるのです。


背中は、呼吸の状態で質感が変わる。
(吸うことはできても、息が吐ききれていないとか)
そういった状態は、上半身がとても重たくなり、足への負担が増え、大きな動きの時に腰にものすごく荷重が掛かる。

これらを軽くできるようになるまで、相当な練習量が必要なのですが、ポイントを押さえれば大丈夫。

対面で説明希望!という方は、ぜひクラスにお越しください。個人レッスンも受付ております。

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アドレナリンと体力

ようやく涼しくなって、夜もエアコンを入れずに眠れるようになり
心身がホッとするようになると、夏の疲れが一気に出てくるこの時期。
疲れた・・と感じたら寝るのが一番。睡眠大事!(私は銭湯♨もプラスします♬)

体力があるというのは、●●に耐えられる!というものではなくて
環境に応じた適応能力と持続性と、そして回復力じゃないかなぁと感じるようになりました。

(これは自分の身体を通じて想うことなので、もし学術的に正しいよ、というご意見があれば教えてください)

舞台に出演する時は1日の尺が長いため、自分がより良く踊れる体力と待ち時間の体力が必要。
その待ってる間の使い方で、パフォーマンスにも影響が出てくるものですが
ずっと喋っていたりすると、知らず知らずのうちに体力は消耗しますね。
なのでゲネプロでは調子が良くても、本番では良くなかったケースと言うのは、待ち時間の過ごし方に原因があるかも。

アドレナリンは「やる気」を漲る脳内物質なので、例えば立てこんでものすごく忙しい現場とか、次から次へとトラブルが起きた時に回避する力とか、舞台本番の時に練習の成果を発揮できるとか、本来プラスに働かせたいもの。
プロのダンサーが本番で素晴らしい演技を見せてくれるのも、練習の時点からイメージを高めてやる気で臨み、そして良いイメージが掴めた時点で止める、ということを繰り返しているから。
そこに辿り着くまでは、コツコツとした基礎を長くかけて積み重ねてきたからだけど、アドレナリンとの上手な付き合い方もありますね。

だけど回復力が低いと疲労が溜まりますし、それが続くと心身も不調になる。
すぐ疲れが出てコテンと眠れて、翌朝回復できているというのがベスト。
その繰り返しが維持に繋がります。



起きた後の心身を整える最初の一歩に、ストレッチがあります。
難しいものではなく、仰向けになった状態で膝を左右に揺らすとか、布団の中で思い切り手足を伸ばすとかそういった緩いもので十分で、自分自身を無意識に微調整してくれます。

バーレッスン前に行っている15分のストレッチは意識的に自分自身を調整してその後のレッスンに備えるけど、アドレナリンを適切に穏やかに出しつつ、そして体力の維持と回復に役立っているなあと感じています。
運動は勢いとノリで臨むと怪我に繋がるものですし、体を動かすことはそういった危険とも背中合わせなので、教える側が誘導していくことで、自分でも気を付けられるようになりました♪というのが私の理想ですね。

アドレナリンと上手に付き合いながら、バレエレッスンに臨みましょう。

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バレエはなぜつま先を伸ばすの?

【問い】バレエはつま先を伸ばす練習をしますが、それがなぜ大切なの?について。

【答え】見た目の問題(美的さ)ももちろんあるけれど、つま先への意識を持つことで、足の大きな関節=膝や股関節を誘導してくれるからなんです。

つま先に力が通ってピンと膝が伸びた時、喩えるなら折り畳み傘が開いた時のようになります。あの張りを生み出してくれるのがつま先の役目。

ただ「張る」と言う目的意識がないままつま先を伸ばしていると、今度は「碇⚓️」のように重たく沈んだ足になってしまいます。このイメージの掴み方が難しい。単に「伸ばしなさい!」と言う注意だけだと重くなることが多いし、張ることが分かっても、自分がどんな風に動かしたいかがイメージできないと活用が難しい。

そういったイメージを補うために、すんごい人達の踊りを見て、意識にインプットしてみて欲しいなあと思います。こちらはルグリ様のインスタから拝借しました☺️

ギエム様の脚の張り感がありえないぐらい強い!だけど体幹も強いから、バランスがとれているのですよね。作品の質感、個人的には「無」が見えて好きな感じ。

つま先を伸ばすことで、全身の張りを感じていきましょう🩰


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バレエは、まず見よう見真似から上手くなる 〜後編

「見て覚える」ことはかなり大きなウェイトを占めるけど、残りは直接的に細かく指導を受けることで、覚える力はより正確になっていきます。

子供達を指導する時、楽しくやるのはいいけどふざけたままだと頭に入って行かないよ、と伝えてますがこれはホントで、頭が覚えようと働いてくれない。

叱られたり注意されるのは一瞬嫌なことではあるけど、ちゃんとモードを切り替える効果があるのです。


人は、見えてはいるけど丸ごと見えてない死角がある時、また目の前で手本をやっていても良く理解して無い時は想像力で補い、ちょっと勘違いして再現したりします。

そういう場合「なんで覚えないの」と言うよりも「ここが違ってるよ」といった指摘の方が覚えるようになる。

「あ、やっちまった!」という気づきが沢山あることで、自分の中で確認が出来て改善に繋がる。その際自分は出来が悪くて..等は必要無く、間違えててごめんなさい🙇‍♀️とそれだけで良い。

沢山お手本を見てそれを再現して、違ってたら指摘されて、合ってたらヨシと言ってくれる。これって学ぶためには幸せな環境だなあと、自分が教えてて思います。

大人からのバレエもまだまだ成長出来るから、ぜひ頑張ってみてくださいね。


【午後からゆるっとバレエ】体験会お知らせ

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バレエは、まず見よう見真似から上手くなる 〜前編

9月からとある場所でのバレエクラスが始まり、試行錯誤ながらも指導しています。

子供も大人も、まずお手本が答えなのですから、それを覚えて動くことが大事ですね。

覚えることは、見て真似ることから始まります。真似ることが上手い=即上達、では無いのが難しい点だけど、一生懸命見ることで、形や動きの質を覚えて行きます。

形が違う点については時間をとりながら直したりしますが、できるだけ短時間で進めるようにします。じゃないと体幹がまだできて無い状態の場合、ジッとしているのが苦痛になるから。ここが分かれ目みたいなもので、短時間の静止を我慢することも学びます。

時々「見よう見真似でずっと習って来たから、奥深いことや正確さを知らないままだった」という声も聞くけれど、ある程度覚える力がある人は順番は覚えられる故に、動き方の感覚の是非を問われなかったからじゃ無いのかなあと。

バレエの動きの細かいニュアンスや確実さについては“方法論”なので、感じる力が必要になります。重心位置や力学的な感覚は感じる力。何度もやり直さずに一発で決めるには、見よう見まね力と思い切りの良さと感覚です。だけど良い塩梅を教えてもらう機会が無ければ、ずっとその人なりの勘のままになってしまうもの。

明日はこの続きを書いてみますね!


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