「育てる」指導

今は沢山選べる時代(特に都会の場合)

先日あるバレエ系のYouTubeを見ていた時
そこに出ていたゲストさんが、こんなお話しをされてました。

「今は現役の、とても綺麗なお手本を見せられる先生が1日ワークショップや指導を行われることが多く、それを受講され疑問点を感じた方が、私のクラスを受けに来られたら嬉しいな」と。

沢山のスタジオを行き来してる方なのであのスタジオはこんな生徒さんが多い、このスタジオにはこんな生徒さんが居るんだとか、そういった視点から見てるんだなあと感じました。


育てることは時間がかかる

少なくても1年〜数年は必要で、バレエ初心者さんの場合
とりあえず一通りこなせるようになるまでは1年〜かかります。(※ 練習の頻度にもよります)

3年〜5年位になると動きに確実性が伴って来て、10年近くなると結構色々出来るようになって新しい刺激も欲しくなる。色々踊りたくなるのも大体この頃から。

上達の過程では殆どの人が「なぜプロの人は、あんなに軽々と動けるの?」という疑問とぶつかります。そのため現役のトッププロが指導するクラスの人気が高い理由として、一つは目の保養になること、もう一つは普段教わってるクラスよりも開放感があることが多いですね。(緩めというかな?)

個人的には目の保養になるクラスも、開放感があるクラスも好きです。
でも「たまに」刺激程度が良いな(笑)

クラスを受けて着実に自分の足元を固めるなら、他者目線からの指摘が無いと気づかない。
身体に入っているようで、時にポカをするのが人間です。
その時に「それは違うからやっちゃいけないよ」と普段から指摘してくれる立場の人が身近にいないと、改善しない。
開放感と自分への厳しさって、両立が難しいものですから。

育てる指導は、責任を背負って取り組みます。
それを感じてくれる生徒さんは伸びる。
お互い良い関係なのでそれがクラスの質に繋がり、先生も生徒さんも活力があって若々しいです。

クラス選びの参考にしてみてくださいね!


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分かったつもり」から、一歩卒業

昨日行った「アンデュオールについて」
アシスタントになってもらったのはこちらの本。

これね、中身が全て人体解剖図になっていて
書いてあることが全部、アコーディオンみたいに折り込まれてるのです。
薄いのに、すごくよくできてる!


まず最初に、「アンデュオール」をどんな概念で捉えているかを尋ねました。
皆さんそれぞれ、思い思いに答えるものの

「他の人は、どう・・どう思ってるんですか?」
というのに出くわしたりして、面白い。
でも誰かに聞くことじゃないし、他の人だって良く分かってないかもしれない。


質問していくうちに大雑把では分かってるけど、確信を持っていない、というのが分かりました。
そうね、そういうもんかもしれない。

その後、フロアエクササイズを通して
現実的に「この部位を、こう使うんですよ!」と伝えて
普段とは違う感覚の「う・・わぁ・・ぁぁ・・・」を感じてもらい
バーレッスン〜センターレッスンに繋げました。

「分かったつもり」から一歩卒業した後のレッスンは、進行がスムーズ♪
足の使い方が綺麗になっていました。


よみうりカルチャー、ダンス講座担当の方がクラスを見学、ご感想を頂きました。

「お話されている内容は、ダンスをやったことのない私には難しそうだなと思いましたが
先生の説明はとても分かりやすくて良い内容でした」とのこと。

ダンスの講座は40以上あるそうで、それらの内容を把握するため見学に伺ってるとのこと。
窓口になってもらっているので、安心できますね。

受講生の中にも「バレエ整体」的な本を読んでる方がいらっしゃいましたが
読んで「ふーん、なるほどー」とは分かっても、昨日の実際の説明の方が俄然理解できたそう。

分かってるつもり、は自分で「ここ、違ってた・・」が気づくから、直ります。
私は直るまで、しつこいです(笑)


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“お稽古“の意味

昨日のクラスレッスンの際に、それとなく「目指していること」を尋ねてみました。
すると
「踊っている時の身体の線が綺麗になりたい」
「技術面では、回転だと確実にダブルが出来るようになりたい」
等の具体例な目標を挙げてくださいました。

目標を持つと励みになります。そしてその励みが
「今の自分の、未発見の部分」を見つけるきっかけになるんじゃ無いかなと、いつも希望を感じる。


踊りを習い練習することを「お稽古」と言います。
(最近はレッスンに行く、と言ったりしますかね)

お稽古=古(いにしえ)を稽(かんがえる)と言う意味だそうで、先人の教えを工夫、研究するという意味合いで、“考える”と言う部分が多く入っています。

立ち方の重心が違っていたり、骨盤付近の意識の緩みを目視して見つけた時私は指摘して直しますが、直された側はよく鏡を見て確認しようとする行動を取ります。
だけど、それは鏡を見ても分かるものじゃありません。

やって欲しいのは
「なぜその部分の意識が抜けているか」
を考えて欲しいのであって、指摘された部分を自分で気づいて行くことなのです。
(それも、その人にとっての「お稽古」になる)

「レッスンに行く」「バレエクラスを受ける」というカジュアルな響きになってから
バレエをまずは体験してみよう、何でも良いからやってみたら良い、とハードルは下がってきました。
だけどその分、クラス中に私語が増えたり、更衣室内で大声ではっちゃけたり(某オープンクラスでのこと)見てて美しく無いし、自分に集中してないんじゃ?と感じることも増えました。
これって周りにも、結構迷惑だったりする事例。
「バレエのお稽古に行く」と言ってた頃には、無かった現象です。

先述の生徒さんは、ある一定の身だしなみや言動は保ちたいと考える方のようで、それには私も共感します。
決してお高くとまってる等では無く、堅苦しい訳でもなく
「お稽古する」と言う意味合いを大切に感じながら、今後もクラス指導を進めて行きたいと思っています。
少し緊張感がある方が、心地いいものですしね♪


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厳しさは何処へ

久々にSWANを読んで感じたのは、主人公の聖真澄が成長して行く過程の中で様々な「厳しさ」と出会い、それを真摯に受け止めて成長して行く描写がとても多いことでした。

決して真澄が緩くてだらしない訳でも無いのだけど、目指すものが求めている世界の”価値観“の基準や心根の部分が、今の真澄の置かれている状況よりも遥かに高く、それにまだ見合って無い自分に気づき、苦悩しているのかなあと。

けれど作中に登場する実在の超有名バレリーナ達はとても優しくて気品高く、そして余裕すら感じる立ち振る舞いで優しい言葉を彼女にかけます。厳しさの中で葛藤している真澄は、それによって更に高みに上りたい!と感じ、自分の新しい可能性を広げて行きます。


今は厳しさとかハラスメントに繋がることが避けられつつ、個人の尊厳が大切にされる方向になってきています。個人の尊厳が大事にされるのは、とても良いと思う。

でも厳しさの部分を柔らかくしながら諭す(伝える)ことの難しさよ・・パシッと一言言えば済む事が、中々言いにくい世の中。

何でもすぐ叱るように言っちゃいけない、と思ってた時期、禅の本や心理学の本を色々読みました。そう言った本を読むことで、私自身には引き出しが増えて良いけれど、だからと言って万能な知識でも無い。

悩みに悩んで、伝えなきゃいけない時にはパシッと言い、その後にフォローを入れる方法に切り替えました。厳しさは大事。だけど後のフォローを間違えると、相手はその部分に対して傷つくので。

SWANが書かれた時代は私がまだまだ子供だったけど、読んでいて伝わるものが沢山ありました。きっと漫画家さん達は読者が作画を目で追いかけて速読して行くことを想定しつつ、描かれている表情で伝えたいことがわかるように構成するのが、本当に上手なんだなと。

厳しさが無いとフワフワして、締まりが無くなってしまうと思うのです。締まりが無いとルーズになる。何事もバランスですね。


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身体は情報の宝庫

FBで昔の写真が出てきました(懐かしい!)ちなみに10年前らしい。

バレエは身体をこんな風に曝け出します。これはある意味自己主張。当時は自分の身体をとことん鍛えるのが好きで、また「他者から見られること」もかなり意識していました。まあ、踊り手アルアルな自意識。


今はそこまで見た目には拘らず、だいぶマイルドに(笑)そして昔かなり鍛えたことへの反動からか「整える、緩める」方へシフトしつつも深層筋は強くありたいと、これまで教わったエクササイズを元に自分であれこれアレンジしています。クラス前に行ったりもしますね。

30代〜40代の身体と、50代〜60代の身体は違います。そして40代〜50代の頃は多分一番変化するかな。

考え方もそれに伴います。20代や30代で「変わった!」と思っても、まだまだその先があるもの。それが行動範囲と比例するということが、とても分かるようになりました。

身体は情報の宝庫。動き一つ見ても考えていることが分かる。10年前の身体は「私を見て!」と言ってるし実際そうだったなと。

自分の身体が発してる情報をキャッチしてくれる先生と巡り会えるとラッキーです。昔はなんだかんだ、そういった先生が多かった気がする。なので、私もそれを心掛けています。

手本が綺麗、教え方が上手い、の更に上にある「洞察力」を持った存在は、ある程度人生経験が必要ですね☺️


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脱「万年初心者」を目指しましょ

踊りが上手になると、より楽しく感じることが増えます。そもそも私自身「下手ってなんぞや?」と考える性分なので、自分が上手だと思う領域に達して無い時にそう感じるのかなと。

自分自身を観察していると知らないことが多い場合まごまごして、頭の中で動作アプリを同時に押しちゃったため、フリーズしているようにも見えます。
パソコンもフリーズしたら一旦電源落とさないと再起動出来ないように、必要以上の情報を立ち上げ過ぎ無いのも一つの回避策。

と、前置きが長かったですが、本題へ♪

よくご自分のことを「万年初心者」という言葉で表現される方達がおられます。
「初心に戻る」という言葉の意味合いは私も尊ぶところがあるので好きな言葉だけど、見方を変えると責任を負いたく無い、と言う意味にも受け取れると言うか。

相手に分かるように言葉を工夫して伝えた後に「私、万年初心者なので〜」と言われたら、内心ガクッと来ちゃいます。今はもう無いけど、昔はよくありました(苦笑)
多分頑張っても中々上手くならないことの自虐や謙遜として使うのかもだけど。

機械には無いけど人間には「情緒」があるので、ふとした時に過去に教わった記憶に執着していたりします。

「初めて教わった時にはこう習ったので」

という声も聞くけれど、全く何も知らなかった時と今とでは自分自身が変わっています。継続中なら必ず前進してる訳なので、当然情報量が増える。それを整理できてない故に一旦初期化に近い考えになるのかな?でもそれはダメなのは分かるはず!

上手くなると楽しく感じることが増えます。同時にやれることが増えるので、少しずつですが完成度や理解度も求められます。形、所作、動きのルール、手順..でも不安要素が強いと後ろ向きになりがちなので、そんな時には新しいアドバイスが必要になるかもしれません。

もし「うううむ・・」と普段のレッスンでお悩みであれば、一度体験レッスンへおいでください。
何かヒントを伝えられるかもしれません。
お待ちしております。


555名にちなんだ、体験レッスンプランを始めました!

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読了、ジゼルと言う名のバレエ(続編)/作品を理解しよう

今基礎ポワントクラスでは、【「ジゼル」第一幕からワルツ】の場面を少し練習しています。
本当に短い部分だけですが、これが中々楽しい♪

先日書いた記事

お陰で作品の背景や状況を説明するのにも役立っています。

「ジゼル」のお話も当初フランスで創られた頃と、ロシアに渡ってから今日までの間に、色々細部が変わって行った感がありますね。

  • ジゼルはヒステリックな気質を持ち、身体が弱い→心臓が弱い設定に
  • アルブレヒトは領主ゆえに、領民のジゼルを見初める→彼女を弄んだ風の酷い奴設定に
  • 婚約者のバチルド姫は、気高くて誰に対して優しい→高慢で下を見下す設定に
  • ヒラリオンは本来、葡萄園や農村には山男として欠かせない存在→無骨で思慮が浅い人設定に
  • ジゼルの最期は横たわった身体に草花が生えて消えていく→お墓に帰る設定に
  • アルブレヒトを心配して領主やバチルド達がやってきて、ジゼルは最期にバチルドにアルブレヒトを託す→アルブレヒト一人だけで、別れを告げる設定に

等等、こんなにちがう・・

本来舞台を創るには演出家(振付家)がいて、その演出家がどんな風にしたいかの筋書きや段取りを決めて行きます。そのため動画だけを頼りに何かを覚えると言うのは、結構な無理が起きがち。
動画だと「その演じている人」に目が行ってしまうもの。※だから参考にしましょ、なのです。

でも背景にある部分を知ると、その人物像を理解しようとされる人は不思議と振り付けも覚えられるようになるし、ニュアンスを掴もうとされます。「演技」はこういった部分が絶対元になるはず。

Photo by Kiyonori Hasegawa

その昔、日本バレエ協会公演で熊川哲也さん主演の「ジゼル」に出たことがありまして、彼はリハーサル中色々気になった時、ダンサーに直接指導していました(笑)
本来それが良いのか悪いのかは置いておいて、踊りの練習はするけれど、演じる練習をしてこない(する機会が少ない)ことに対しての苛立ち、みたいな部分もあったような。
「もっと作品を理解しようよ!」という言葉の意味は、きっとそういう部分だったのかなと思います。



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バレエ「ラ・バヤデール」の時代背景

「ラ・バヤデール」というバレエ作品があります。
現在新国立劇場バレエ団が上演中で、私も昨日鑑賞してきました。(鑑賞記は後日!)
で、このバレエは、ニキヤとガムザッティという2人の女性がソロルと言う戦士を巡っての争い、というのがザックリした大筋の内容なのですけど、その背後にあった世界情勢を今日は綴ってみます。

以前ライムライトさんと参加した”バレエ史研究会”で、振付家マリウス・プティパについて学びました。
(この時の様子は、YouTube動画にアップしています!)
その際レクチャーくださった先生が、プティパ作品と帝政ロシアの外交、内政、時事問題について年表にまとめてくださいました。

当時はアレクサンドルⅡ世の時代、ラ・バヤデールの初演年は1877年。
対英政策として「グレート・ゲーム」があって、それが中央アジアを支配下において国土を広げていきたいということで、イギリス側と争った訳です。

参考リンク→英露のグレートゲーム…中央アジアとイラン

ロシアは【不凍港】を手に入れたいと、南へ進路を広げる、イギリスはそれを阻む。
ちょうどその中にインドがあって、そのため「インドもいずれ我が手中に収めたい・・」という目論見から、このバレエ作品を創ったそうです。

ライムライトさんが「バレエの図書館~世界史」でも書かれていたと思いますが、ロシアは帝国時代からバレエを国力の一つとして利用している面があると感じます。
フランスにおいてバレエが栄えた時は、そこまでじゃないように感じるけど(ルイ14世の庇護の元、とあるので、大切にしていたもの、という個人的な認識)
言ってしまえば、それだけ利用価値があるというのかな。今でもバレエが好きな人は、どっぷり熱中しちゃいますもんね。
そんなミニ知識の中、このバレエ作品を鑑賞するのも良いかもしれません。


ちなみにプティパ個人は純粋にバレエを大切にしていた人のようですし、時代的に仕えてる場での命令も有る訳ですから、とにかく職人的に沢山バレエ作品を創ったそうです。
時代が違うと当然人の考え方も違いますから、その部分は現代の私達がしっかり認識すべきことかなとも思っています。


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空間認識力ってすごい

昨日のブログでは「遠くを見よう」いうことを書きましたが、もし時間があれば、空間を感じる場に足を運ぶのも良いですね。

空間を感じる場は沢山ありますが、特に最近ギャラリーや博物館の陳列、配置にはそれを意識したものが多い気がします。

人が生活するために大切な感覚の一つに「空間認識力」があって、前後、左右、上下といったことを把握します。物事の位置関係も認識する力なので、それが高いと創造力を生み出す力にもなるとか。

目線が低かったり目の前にあるものばかりを見ていると、その感覚は養われ難くなります。歳を取ると感覚も衰えていきますから、より小さな範囲での行動になりがちになり、考え方も狭くなる。よく「好奇心が必要」というけど、脳の感覚を劣化させないためじゃないかなと理解できるようになってきました。

私はなんでも踊ることに結び付けちゃいますが、踊りは「創造」ですからとても脳を使います。そのことが自分の様々な感覚に、刺激を与えてくれているんですよね。


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失敗を嫌わず、怖がらず

以前もきっと書いたけど、人は急に上手くなりません。でもコツコツと重ねてきた経験が溜まった時に、急に一段階〜場合によっては二段階ぐらい、ポンポンと上がることがあります。

沢山直されることが多い、と感じる場合、その場の状況によっての様々な注意があると思うけど「今の注意点に気づけば、他も良くなるよ!」ということもあります。なのでまずできない=ダメという考えよりも【変えてみる】方を大切にしてみてください。

自分の経験上、よく間違える癖の場合は【確認不足】です。これも覚えられない=できない、と言った方に考えがちだけど、確認さえしっかりやれば覚える力は身に付きます。順番を見ながら確認して、音楽が掛かったら覚えたことをする、それだけなのです。でも自信が無いとそういったモチベーションにならないから、同じことを繰り返してしまいますよね。それは自分の行動が正しく評価できないから、勿体無い。

多分急にポンポン!と段階が上がるための経験値は、沢山失敗した後に訪れる気がします。なぜなら失敗した分、やり方を変えてきたからだと思うから。

上達ってとてもとても楽しいことなのです。そこには沢山の失敗(間違えた経験)と背中合わせです。きっとそれに気づいた時、段階が上がるかもしれませんよね☺️ 期待して頑張りましょう。


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