バレエやダンスに”関心が無い人”の心理を想像してみる

今日は題名のようなお題で書いてみます。
バレエが好きな人は「好きな人」同士で話が盛り上がるもの。そのため色々な意見も飛び交いますが、相性の合う人とお話するのは世界観も広がって楽しいものです。

私は割と様々な職業の人と知り合う機会に恵まれていて、しかもバレエやダンスに関心が無い、という友人が居ないのです。それって実はかなり恵まれていると思うのだけど、そこまでじゃない人とは「知らない故に関心を持たない」ように見えたりしますね。

個人的には「無理に知らなくても、追々知って行けば良いんじゃないの」と思うのですが、「知らない故に関心を持たない」というのは、多分一生”触れることも無い”という考えになりがち。
”興味が無い”のも個人の自由だけど、私であれば今向かい合って話している人が自分にとって「自分の知りえない世界」に居る人だとしたら、ポーズでもいいから何かしら会話の糸口を見つけていくと思います。


と言う前置きから”関心が無い”人の心理を考える訳ですけど

①「面白さを知らない」
②「幼少の頃に、良いものに出会っていない」=周りに関心がある大人が居なかった
③「ダンスを始めとした身体表現への審美眼が乏しいため、興味が持てない」
④「文化的なものに接する機会が昔も今も余り無い」
⑤「テレビで見た、歌手等のバックダンサー的なことしか分からない」

なのかなぁ・・と、勝手に想像したりしています。

私は中学時代にふとした事から古いミュージカル映画にハマり、勉強するフリしてコッソリテレビで映画をを観ていたことが沢山ありました(笑)今と違って深夜枠によく映画を放送していたのです。ウェストサイド・ストーリー、雨に唄えば、王様と私、メリー・ポピンズ、おしゃれ泥棒等等、古い映画ばかりだったけど、かなりの数をワクワクして観てました。どれを観ても圧倒されて、本屋さんでは映画俳優の本を立ち読みしてたり。


そういった経験が無いのはちょっと気の毒でもあり、どこか損してるようでもあり…大きなお世話だけど、会話の引き出しが少ない気もして。

こうやって書いてみると「ふとしたこと」って、大事なきっかけなんだなあと思います。仮にもしこの記事が「ふとしたこと」になれば幸いですが、演劇でも音楽でも良くて、何か圧倒されるものに出会う、観るきっかけになるのは、自分の意思で動ける大人の方が実は可能性が高いんじゃ無いかな、と感じています。



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