「45度」は綺麗に見える角度です。

一昨日たまたま鰹を買ったのですが、「煮物用に」となっていたので「どうやって煮物にしようかなー」と思いつつ、NHKの「今日の料理」を見たら鰹特集をやってまして(ラッキー♪)。
「鰹の角煮」と言うのがメニューにあり、なるほど、と見ていたら『料理長の包丁指南』と言うコーナーで、包丁の使い方やまな板の置き方等「そんなことは既に知ってるもん」的なことをお話されたんですが・・

それがとても「へぇ~~」の連続だったのです。
一番「なるほど!」と思ったのが、まな板と自分との角度。
まな板の上を綺麗に保つためには自分がまな板に対して45度の角度を向いて立つのだそう。
45度、と言うのは、バレエでもよく頻出する角度。いわゆる斜めの位置ですが、それが綺麗に出来るようになると、切る工程も動さもクオリティが上がるのだそうです。
料理をすると言う「動作」のクオリティを上げるために、自分の立つ角度や「指の幅」と言う自分自身が持っているものを使うと言う点で、とてもヒントを得た気がしました。

例えば「前に足一歩分出して」と言っても、その歩幅の大きさが毎回違ってしまう人もいます。
「自分では一歩分の歩幅を分かっているつもり」なのですが、実は分かっていないからそうなってしまう。
前に足一歩分の歩幅をしっかり確認するには、軸足に対して45度の角度に出す意識で行わないと、正確な位置や歩幅にならないんです。
バレエをやっている方なら分かると思いますが、「正確に前」に出している足の位置のことです。
おぉここでも45度♪
45度の角度を使いこなせると、とても綺麗に見えるようになれる、と思って頑張ってみませんか(*^_^*)

Source: google.com via Kayano on Pinterest

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3枚とも45度を向いた写真ばかりですが、やはり綺麗ですね♪
ただ向く、だけでなく、そこには必ず「捻る」とか「絞る」と言う上体が伴うから、美しく見えるんです。
ぜひ「角度」について、少し研究(といっても実験ではないです(笑))して欲しい。折角バレエやってるんですから。
とても奥が深く、そして面白いものだと思っています。

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