「光る君へ」が終わっちゃった

1年を通して見てた「光る君へ」が終わってしまった。(寂しい)

毎回ほぼリアルタイムで鑑賞して、あーだのこーだの言いつつ楽しみ、お陰で好きだった時代への興味が増し、藤原道長について書かれた本や、紫式部日記や和泉式部日記を借りて読むことが増えました。

知らないことが出てくると「これ何のことかな?」と詳しい方の投稿や時代考証の方の記事を探して読んだり、解説動画を見たりと「教養が増えるのは楽しい」を体感できた1年。

最近はドラマや映画を余り見なくなってしまったけど、結局は創られ方なのだなあ。

創られ方という点では「坂の上の雲」の再放送も同時進行で見てるけど(内容の濃いものを並行して見るのってしんどい笑)本当に丁寧に創られてると思う。

細部へのこだわり、質感、そして内容の重厚さ、カメラワーク。つい「重い」「軽い」と言う表現をされがちな映像の世界だけど、見て楽しんで心持って行かれる、というのがきっと自分にとっては「良い作品」なんだと思う。

このブログでも3回ぐらい「光る君へ」の感想書いてるので、良かったら探してみてください笑

石山寺の紫式部
春日大社の灯籠
春日大社若宮さんの屏風(凸版で再現されたもの)

もしできるなら、奈良時代とか飛鳥時代のドラマやって欲しい。創るのにものすごく手間やお金がかかるとは聞くけど。日本のルーツに繋がるから、いい再発見になるんじゃないかな。


関西方面の方、お待ちしています♪


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今年のちっこい秋探し

もう1週間以上前ですが、都心でちっこい秋を探して来ました。今年は秋が短くあっという間に冬になってしまったけど、季節の移ろいを感じられました。

この日初めて外苑前の銀杏並木まで行ったのですが、もう激混み..💦 やっとの思いでそこを抜けた後に「高橋是清翁記念公園」まで歩きました。

この辺りまで来ると騒々しさはなく、空気は穏やか。公園は広く無いけど、かつてここにお屋敷があったんだ、という風情を感じることができます。すぐ近くには赤坂御用邸もあるエリア。

「紅葉狩り」は平安時代の貴族が、紅葉を見ることを「狩り」に見立てたからだそう。歩くことを下品なことと捉え、牛車に乗ることが多い貴族達。でも山を牛車で登って花や紅葉を見ることは難しいため、「狩り」のように歩いたから、と考えられているとか。

※今年私を支えてくれた「光る君へ」が近々最終回(涙)。この時代の貴族階級の美意識が現代まで残り、一般的なものに変わって伝わっているのはなかなか面白いなあと思います。これは日本の良さですよね。(破壊と再生が考えの軸にあると、きっとこうは行かない….)


関西方面の方、お待ちしております♪

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歴史オタク気質

今年の大河ドラマは、平安時代が舞台の「光る君へ」。
子供の頃から平安時代への強い憧れがあり(多分衣装装束?)、それを満たしてくれるのもあって楽しんでいます(笑)

戦国時代が好きとか鎌倉時代が好きとか、はたまた幕末の時期が好きとか、日本が長く続いてきているお陰で、様々な時代への好みもあると思います。個人的には生まれ育った奈良の影響も受けているせいか、古代~奈良時代~平安時代辺りが一番好きですが、実際生活してみたいか?というと「うーん・・」かもしれない。だけどその時代毎に生きてきた人たちがいるのは紛れもない事実なので、当時どんな風に生活していたのかな、とはいつも思う。

今回お借りした3冊。
「もう一度読み返したい源氏物語」⇒字が大きくて読みやすい。源氏物語の登場人物を細かく紹介。
「紫式部日記 和泉式部日記」⇒原文と口語訳の両方が載っていて、今の放送内容の補足にいいかも。
「藤原道長の権力と野望」⇒以前もこのシリーズを読みましたが、もう一度改めて。


私は「歴史オタク」気質(笑)。歴女ほど詳しくないし、でも「好き!」と思うと掘り下げたくなるし、行けるならその地へも足を運んでみたい。
バレエも「好きだから知りたい、詳しくなりたい、上手くなりたい」という想いで続けてきて、踊る側にも教える側にもなりました。

ただバレエって肉体の限界と(年齢的なものも含め)、自分を活かせる環境に身を置かないと輝けないもの。そして元々が外国からやってきたものですから、それに自分を合わせ続けていると自分がどこかに行ってしまうような?そんな感覚にもなったことも。

そんな時バランスを取ってくれるのは「自分軸」で、日本の歴史を楽しみつつ振り返ることで「ととのえ」てきました。
しばし好きな時代のことを読みつつ、当時にも思いを馳せて楽しもうと思います♬


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ヒオウギの花から見る、日本的な感覚

毎年夏に咲くヒオウギ。

これまで何度かこの時期のブログ記事にもしてきましたが、(良かったら検索してくださ〜い)今年も無事に咲いています。

本来は祇園祭の頃=7月下旬辺りに咲く花で、ちょうどその頃に一輪咲いたのですが、猛暑続きで蕾が日焼けしてその後咲かなくなっていました。今思うと、暑すぎることを察知して、蕾になるのを止めてたんじゃないかなと。

気温が落ち着いた今、ホッとしたように咲いてます〜

ちなみにヒオウギの花名は、葉っぱが扇のように開いていることから。

今放送中の「光る君へ」でも平安時代の装束と一緒に、檜扇がよく登場しています。

出典はWikipediaより

バレエで扇子が使われる時(スペイン系のキャラクターダンス等)は、要を持って勢いよく片手で扇子を開いたり閉じたりしますが、檜扇を含め和扇子の場合は、要の少し上を持って両手を使って広げるのが作法だそう。

そして口元や顔を隠したり(女性の場合)、物を受け渡したり、宮中での作法をメモする場合などに用いられたりしたようです。

ちょっと優雅な、秘密めいた立ち居振る舞いに“扇”があると絵になりますね♪

ヒオウギの花は万葉集にも登場するぐらいなので、きっとずーっと日本の様子を見て来たお花なのかもしれません。


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石山寺詣で

7月も今日で最後ですね。

母の早めのお盆法要のため少しだけ帰省中。京都に着いたら奈良の空気を吸うよりも先に、石山詣でをして来ました。

「光る君へ」で時々登場する石山寺は、紫式部が源氏物語の構想を練った場所として有名です。お寺の歴史も古く、奈良時代に創建。

古いお寺、好きなの。よく今日まで遺ってくれてありがとね、といつも思います。

門の横にはちっちゃい仁王様が。石山、と呼ばれるだけあって、昔から石を切り出していたお寺。

紫式部のお人形。

紫式部像

このお寺が古の女性に好まれた理由が、実際に行ってみてわかった気がします。

  • 雰囲気が柔らかく、そして景色が良い。
  • 都からそんなに遠くない(昔は徒歩で向かったのですよね..)。今は京都から電車で10分ちょっと
  • 安産祈願の神様がおられる
  • 観音様が美しい

等等、勝手に理由を想像してみましたが、訪ねてみてよかった。実は子供の頃行ってたけれど、覚えて無かったし(笑)大人になってから行くのは、また新たな目線で見れますね。

⭐︎実際に行かれる場合、境内がとても広いので歩きやすい靴、そして今の季節はタオル必須です!

歩きすぎて見たかった展示を見落とすという…(残念!)また行こうかな..😅


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「子供のバレエ」雑感

昨日の記事で簡単な近況を書きましたが、「大人のバレエ」をメインに教えつつ子供のバレエを始めたのは、かなり以前に「親子バレエ」を企画したり、もっとその以前に学んだバレエ教授法が「子供の成長過程との兼ね合い」が中心になった内容だったから。

学んだことはいつか使ってみたいし、何事も経験則で役立つもの。当時目的として「バレエが何か社会の役に立ったら良いな」と、極めてフワッとしたものだったけど、足がかりとしてはそんな感じです。


最近面白いと感じている「光る君へ」について、以前こんな記事を書きました。

現在はまた物語が進んで新たな展開になっていますが、主人公のまひろの思考のぶきっちょさが私と似てる(笑)志は高いけど、それを受け入れてくれる社会構造じゃない部分とかが、見ていて「ううう」となる🤭

明るく積極的に周りを取り込みながらまい進するタイプよりも、陰キャは志しを持ったら、地味でもコツコツ励んで実はクオリティ高いこと仕上げちゃうとかね。人は昔も今もそう変わらないのだなあと感じます。

子供は可愛いですね。昨日も沢山叱って褒めて、やる気出させてきました。踊りが持つ奥深さと工夫しがいがあるからかもしれない。子供と接すると大人との対比がハッキリするので、私はバランスが取れる気がしています。


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「光る君へ」雑感と、バレエとの共通点

今年の大河ドラマ「光る君へ」が面白い。思いっきり個人的見解だけど少女漫画的展開が良く、まだ10回目が過ぎたところだけど、キュンとする部分と政治的なドロドロさの対比がほんと面白い。

少女漫画的展開は頭の中に残りやすいんだなあ。その昔少女漫画にどっぷりハマった自分としては「役に入り込みやすい」「暫くその余韻から抜けにくい」「続きを読みたくなる」→中毒性が高い?のかな。

バレエとの共通点もチラホラ。バレエ作品のストーリー展開は基本少女漫画的なものが多い。
それゆえに求められているレベルは高く、登場人物に想い入れられるから夢の世界へ入っていける。
レッスンもまた然りで、理想が高いからハマるし、まるで片思いのように自分の努力の先をひたすら追い求める。

平安時代と言う風雅な時代を描きながら、実は色々な意味で大変だったというこぼれ話やミニ知識は、今の時代SNSで詳しい人達が流してくれるし、また背景にある「源氏物語」の解説も「らじる・らじる」で聴けちゃったりと、興味を持つことで知識を拾っていける。
そういえば、「古文なんていらない」と言う意見もあるみたいだけど、古文があるから当時の知的な会話が和歌になってるんだなあと分かるんですよね。当時の人達の語彙力と想像力、恐るべし。

「古典」と最初に来るから難しく感じるだけで、人々の生活が元になっている共通点がありますね。
バレエもこんな風に広められたら良いなあ、なんて(密かに)思っています。

★アイキャッチ画像は、奈良の春日大社の燈篭。藤原家を祀る神様です。


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