家庭画報11月号に載ってます

「家庭画報」という雑誌がありまして、その11月号に彼の写真が載ってます。

こちら♪

「カヌーで旅する〜秋映す碧の湖」

という内容で、37ページ目の口絵に載っています。
本人はカヌーに乗ってるため、撮影はドローンを使ったものが中心。

家庭画報は高級感溢れる雑誌なので写真のプリントが美しく、そして「おぉー」と圧倒されちゃう。パラパラ〜と別のページをめくっても、「うわ、綺麗!」と思う写真がいっぱい。


風景を雑誌サイズに閉じ込めるのは普通難しいはずなのに、奥行き感があってその土地に行きたくなるのはなんかすごい。

高級感とは、普段とはちょっと違う目線を楽しむためにあるんじゃないか、と思う。現実はため息が多くても綺麗なもの見たら目がキラーン!となるなら、それは心の栄養ですね♪

雑誌は不況と言われていますが、少しでも売り上げに貢献したくて本屋さんで買いました。
本屋さんも今街から姿消してるため、ちょっとでも力になれたらと。
雑誌の良さとか面白さは、どのページから読んでも良いところにあると思います。

ご興味ある方は、ぜひ雑誌を手に取ってご覧くださいね!


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数と音楽(本の紹介)

バレエのレッスンは音楽が必須。音があってこそ動きと一緒になるのですが、音取りがバッチリな人と、または苦手(早くなる、または遅い)な人は存在します。

過去に私が音取りが苦手だった頃、延々頭の中で拍子を口ずさんで練習したことも。
これは効果があるので今でも時々コッソリ、クラス中やってます。

面白そうな本だなあと先日図書館でお借りしました。
冒頭の「音楽は数字と同じ」と言う書き出しが良いですね☺️

数字は商売の世界だと「売り上げ」とか「現在の収支状況」等、現実を見るための道具になるけど、音楽の世界では「時間の経過」や「間合い」等を表わすツールになる。

音楽を聴くことは時間の経過を意味しますから、音楽を聴きながら歩くと結構な距離を歩けたりする。

「音楽に合わせて踊る」のが単にBGM的なものなのか、音符の長さや拍数に合わせて動くのかで、仕上がりが全く変わってきます。「感覚」だけに頼っている踊り方だと、合っているかいないかがマチマチになり、それが違和感の元に。

(音に合わせて〜!と言う注意が飛ぶ原因ですね)

まだ読んでる途中ですが、クラス指導の際の手助けになりそう。
音取りに悩んでる方も、何かヒントになるかもしれません☺️
そして、音取りを改善したい方、レッスンにもぜひお越しください。




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吉田都さんの「バレリーナ 踊り続ける理由」

先日図書館でお借りした本。
元ロイヤルバレエ団プリンシパルの吉田都さんが、現役の頃の思いを回顧録的にまとめられています。

(問い)あれ、タイトルは「踊り続ける理由」なのに、なんで?

(答え)あとがきには2016年にこの本を出された後、新国立劇場バレエ団の芸術監督のオファーがきた時のことが綴られていて、それが2019年初夏。
刊行された後3年後に文庫化された訳ですね。


【興味深かった点】

本の最後に阿川佐和子さんとの対談があり、海外と日本の違いについて、こんな風にありました。

➡️日本は元々真似が上手いから、感覚的に学び、教わる

➡️海外は自己主張が強いから、論理的に教え、理解させる

なるほど….!

なんだか長年「なんで?」と感じていた疑問が一気に解けた感じ(笑)
いや、薄々は分かっていたけど、ホントの意味で理解できて無かったのかも。

これは良し悪しじゃなく、元々のアイデンティティの部分。
なので時々「日本のバレエの指導方法は間違って古い!!」等という海外帰りの方のコメントも見るけど、自分はどこの国で生まれて育ったか?の根っこにある部分が理解出来ていれば、それを「違い」として受け止められるんじゃないのかな、と思うようになりました。

それにしても、最近は本当に説明を沢山しないといけなくなった(苦笑)
真似る力が弱くなってるのかも?
説明してすぐ理解出来るか?というものでも無いし..


この本が出たのはちょうどコロナ禍の前で、その後の大変だった様子等は記憶に新しい。
でもそんな状況下でも色々工夫をされている様子は、外国で長年活躍されてきたことを踏まえて、新しいことにどんどんチャレンジされているんだなあと感じます。
(私が新国の舞台を良く観に行くのは、それがあるからかも)

くまお君もかえるぴょんも、ニッコニコ☺️

とても読みやすく素敵な本なので、バレエに興味がある人も無い人にもオススメしたいです。
まだまだ、日本でバレエをやってます、というのは「珍しい」存在なのかも。
でもね、それは相手が知る機会に触れてないから、じゃないかな。
クローズドな部分のドアを開けるのは、文句ではなく、知性だと思う今日この頃。


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歴史オタク気質

今年の大河ドラマは、平安時代が舞台の「光る君へ」。
子供の頃から平安時代への強い憧れがあり(多分衣装装束?)、それを満たしてくれるのもあって楽しんでいます(笑)

戦国時代が好きとか鎌倉時代が好きとか、はたまた幕末の時期が好きとか、日本が長く続いてきているお陰で、様々な時代への好みもあると思います。個人的には生まれ育った奈良の影響も受けているせいか、古代~奈良時代~平安時代辺りが一番好きですが、実際生活してみたいか?というと「うーん・・」かもしれない。だけどその時代毎に生きてきた人たちがいるのは紛れもない事実なので、当時どんな風に生活していたのかな、とはいつも思う。

今回お借りした3冊。
「もう一度読み返したい源氏物語」⇒字が大きくて読みやすい。源氏物語の登場人物を細かく紹介。
「紫式部日記 和泉式部日記」⇒原文と口語訳の両方が載っていて、今の放送内容の補足にいいかも。
「藤原道長の権力と野望」⇒以前もこのシリーズを読みましたが、もう一度改めて。


私は「歴史オタク」気質(笑)。歴女ほど詳しくないし、でも「好き!」と思うと掘り下げたくなるし、行けるならその地へも足を運んでみたい。
バレエも「好きだから知りたい、詳しくなりたい、上手くなりたい」という想いで続けてきて、踊る側にも教える側にもなりました。

ただバレエって肉体の限界と(年齢的なものも含め)、自分を活かせる環境に身を置かないと輝けないもの。そして元々が外国からやってきたものですから、それに自分を合わせ続けていると自分がどこかに行ってしまうような?そんな感覚にもなったことも。

そんな時バランスを取ってくれるのは「自分軸」で、日本の歴史を楽しみつつ振り返ることで「ととのえ」てきました。
しばし好きな時代のことを読みつつ、当時にも思いを馳せて楽しもうと思います♬


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吾亦紅は秋の花

9月に入ってからパッタリとゲリラ豪雨が止み、嬉しい限りです。お天気大変だったものねえ..

夜は鈴虫が泣くようになりました。秋を感じる植物は色々あるけれど、吾亦紅(われもこう)もその一つ。

母の俳句の師、細見綾子先生の一句
「野の花にまじるさびしさ吾亦紅」

昭和四年(1929年)の句。

母もですが、細見先生も人生で大きな失意を味わっていた頃に俳句に出会ったそう。俳句の五、七、五の文字数の中に自分の思いと季節を詠むことで、心を保ったのかな。

俳句には「同人」と言って、俳句結社に入社して会員になった後、主宰が実力を認めた人が同人になります。母が所属していた「風」は全国規模だったので、同人や会員数も多かったのを覚えてます。

句会にはよく子供の頃くっついて行ったことも多かったけど、俳句自体はさっぱり分からずじまい💦

でも先日図書館で偶然「細見綾子の百句」という本を見つけて、昔のことを思い出したのでした。

今月の16日は母の命日。母と関わってきた人の俳句本を読むのもなかなか趣が深いものです。奈良の句もあるので、多分案内したりしてたんじゃ無いかな?なんて思ったりするのです。


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9月11日開催予定!皆様のお越しをお待ちしております。

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本当は怖い日本の神様

宗教観というのは、思うに“国”としての成り立ちや、文化的考えの中心を表わすんじゃ無いのかなと感じる今日この頃。でも若い時は余り深く考えたことが無かったです。

でも神話とか、お化けの話は昔からよく読んでました。

奈良という神社仏閣に囲まれた場所で生まれ育ったせいか、怖い一面を分かってるようでそうでも無かったような?でも一時母から「神社だからと、なんでも手を合わせて拝むもんじゃない」と諭されたことはよく覚えてます(笑)すぐ神頼みしたくなる私の心を見抜いていたのかな?😆


先日明治神宮の西参道で、咥えタバコをしていた外国人の人を注意しました。すぐ消してくれたけど、聖域は本殿付近だけで参道は大きな森、ぐらいに思っていたのかもしれない。

そう思うと【像=形】が無いものに対して拝んでいる姿って、海外の人からするとすごく不思議なんだろうなと。あっても鏡ぐらいだし、何か経典が貼ってある訳でも無い。でもその「説明がつかないけど、手を合わせる共通認識」があるから心がまとまる、という概念が通じるから良いのでは?と。

話がかなり脱線しましたが😅

日本の神様、一見穏やかなようでいて、裏の顔ちゃんとあるんだぜえ、怒らすと怖えんだぞ!と言ってるのかも。

その対極さが畏れとなって、自分よりも大きな存在を敬う気持ちになる、というのは嫌いじゃないです。むしろ好き。

まだ全部読み終えてないけど中々興味深いです。日本三大怨霊と言われる崇徳上皇のエピソードは、可哀想にも感じました。可能であれば、舞台化とかされたら良いのにね。外国のお話しばかり上演しても…等、ふと思ってしまったりもします。


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「インサイド・バレエテクニック」

6/12に、”アン・デュオールの説明をします”
なんて昨日のブログで書いちゃったので(笑)
懐かしい本を引っ張り出して、復習しました。
もう20年以上前になるかなぁ。

以前よりも、理解できるようになってる!👏
そのぐらい、ちょっと事前知識が必要な内容。
これで入門書というのは、結構レベル高い気がする。

ふと、あることを想いました。


この本を読んで、我も我も!と当時学んだ先生達がとても多かったわけです。
指導者の講習会でも使われていましたね。
当時指導者講習会に集った方達は、若くて30代、そして40代、50代、60代もいらっしゃったかな?
その方達が当時教えていた生徒さんが(仮に辞めずに)成長したとして、20数年後の姿。

と、考えると・・・

当時一生懸命学んだ先生達が、どんどん優れた人材を輩出していったんじゃないかしら。情報もグッと変わった転換期。




私の場合、教え始めて間もなかったのもあり
指導の対象にすぐ応用するというよりも

自分にまず、落とし込む!

ことをしました。自分でまず理解できないと、人にも伝えられないし。
そしてレッスンを受ける環境が変わったのもあり
かなりかなり、苦労しました。(ちょうど元パリオペラ座の先生に習い始めた頃)

オペラ座バレエ学校なんて、こういったことを子供の頃から当然のように学び
知識と技術の成長が同じ線を辿っていくわけですから、そりゃーすごいわ・・・
(でも、それを羨んでもしょうがない!)
今思うと、あのもがいた時間があって良かった気がします。


当時は今よりも教室の移動が難しく、中々辞めにくかった。
(喩えるなら、病院みたいなものですから
やり方が合わないんだったら別の所に変えた方が健康になるよね、なんだけど、師事すると言うのはそれなりの指導を受ける訳で)

バレエ教室を辞めること自体が一大決心で、その後基本的なメソッドすら変えちゃった私ですが
あの頃は「より良く踊れる術を学び知った」時期だったなあと。

ひとつ、弊害があるとすれば(仮説ですが)
ダンサーの社会的地位確立より先に「身体的に優れた人」を大勢輩出するようになったから、今みたいになってる気もする。
人が育つためにかけた時間や対価に見合ってたら良いけど、実際は違うことも。
良い指導者は増えてるけど、バレエを習う人は集中する所には増えて、他は減ったりとか。
こういった問題、なんとかならないかな。

大人バレエの皆さんは、そういったこととは無縁かもだけど
「今何が起きてるの?」へのアンテナはちょびっと持っていてもらってもいいかな、と感じています。巡り巡ってくることだから。


さて6/12、良い時間になりますように♪


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厳しさは何処へ

久々にSWANを読んで感じたのは、主人公の聖真澄が成長して行く過程の中で様々な「厳しさ」と出会い、それを真摯に受け止めて成長して行く描写がとても多いことでした。

決して真澄が緩くてだらしない訳でも無いのだけど、目指すものが求めている世界の”価値観“の基準や心根の部分が、今の真澄の置かれている状況よりも遥かに高く、それにまだ見合って無い自分に気づき、苦悩しているのかなあと。

けれど作中に登場する実在の超有名バレリーナ達はとても優しくて気品高く、そして余裕すら感じる立ち振る舞いで優しい言葉を彼女にかけます。厳しさの中で葛藤している真澄は、それによって更に高みに上りたい!と感じ、自分の新しい可能性を広げて行きます。


今は厳しさとかハラスメントに繋がることが避けられつつ、個人の尊厳が大切にされる方向になってきています。個人の尊厳が大事にされるのは、とても良いと思う。

でも厳しさの部分を柔らかくしながら諭す(伝える)ことの難しさよ・・パシッと一言言えば済む事が、中々言いにくい世の中。

何でもすぐ叱るように言っちゃいけない、と思ってた時期、禅の本や心理学の本を色々読みました。そう言った本を読むことで、私自身には引き出しが増えて良いけれど、だからと言って万能な知識でも無い。

悩みに悩んで、伝えなきゃいけない時にはパシッと言い、その後にフォローを入れる方法に切り替えました。厳しさは大事。だけど後のフォローを間違えると、相手はその部分に対して傷つくので。

SWANが書かれた時代は私がまだまだ子供だったけど、読んでいて伝わるものが沢山ありました。きっと漫画家さん達は読者が作画を目で追いかけて速読して行くことを想定しつつ、描かれている表情で伝えたいことがわかるように構成するのが、本当に上手なんだなと。

厳しさが無いとフワフワして、締まりが無くなってしまうと思うのです。締まりが無いとルーズになる。何事もバランスですね。


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SWAN(漫画)は熱い!

以前も少し記事にしたことがある、漫画SWAN。
ご縁あって愛蔵版の1〜3巻までを、なんとプレゼントして頂きました(🙌)

SWANは1976年から1981年まで連載されたバレエ漫画。有吉京子さん作。
読んだことがある方、無い方もおられると思いますが、まさにバレエ漫画の金字塔。

(裏表紙はレオンなのです!)


この熱量は、一体どこから来るんだろう。
昔時間を忘れるぐらい読み漁ったけど、それは今も変わらず。
内容は時間軸的にソヴィエト連邦のバレエが中心ですが、ロイヤルバレエアカデミーや日本バレエ協会も登場します。漫画には日本バレエ協会会館なるものがあり(実際には無い 笑)文化庁等にもしっかり影響力を持ち、日本のバレエ文化向上のために動いてる。
それに実在した超有名バレリーナやダンサーがさらっと登場して、主人公たちにアドバイスしたりする。実際にあったとしたら舞い上がってしまうだろうなぁ。

「基礎、基礎、基礎!君たちに足らんのは基礎だ!
中途半端なものの上に技術を積み上げても、それは途中から崩れ落ちるぞ!」

と言うセルゲイエフ先生の厳しい指導のシーン、ドキっとします。
登場人物全員が練習の鬼で、あんなに踊ってばかりいたら壊れるだろうに・・・なストイックさ。
でも自分達の頑張りが、これからの日本のバレエ未来を変える!と言う本当に熱い思いで練習に打ち込む姿は、現在の個人主義的な考えに偏りがちな側面と比較すると、清々しいものがあります。

本を下さった方が「生徒さんもお読みになるだろうと思って」と、言葉を添えてくださいました。
希望する方には貸し出してもいいな、と思います。時に熱量の高さに触れてみるのもいいものですよ♪


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日本人体型はバレエに向かない?

バレエを習っている人はもしかすると
「日本人の体型はバレエ向きじゃない」と言う言葉を、一度位は聞いたことがあるかもしれません。
今の時代は生活スタイルも変わってきたのもあって、海外でも全く見劣りしない若いダンサーさん達も増えています。

ただ私自身は上記のような言葉を聞くたびに
「骨格=その国の継続的な歴史」なので、生活様式とか考え方、概念の長い長い歴史の中で育まれてきたもの。そのため余り否定系であって欲しくないなぁと思っています。

外国の美しい人に憧れるのは、決して悪いことじゃないと思う。
だけど日本の風土に合った身体付きも良い。
たおやかで華奢だけど実は足腰強いとか、そういったアイデンティティ、私は好きです。


早く返さなきゃ!と急いで読了したこちらの本、大人バレエの方にとって何気にヒントになるかも。
レッスン中例え話で私もここに書かれてるようなことを話したりしますが、ちんぷんかんぷんな人もおられる。
が、しかーし!むしろ「日本的」な部分を活かすことは、原点に立ち返ることじゃないかなと。

本はどの部分にスポット当てて読むかがポイントになるけど、中心軸やマインド面について今ひとつ自信が持てない方は日本の昔からある考えに一度目を向けて、そこからバレエに繋げてみるのも良いかもしれません。


綺麗に足がターンアウトするとか、肩がぐっと開いて見栄えが良いとか、そういった見た目も非常に大事だけど、心の奥にある重心位置「丹力」ともいうのかな、そこが据わらないとそもそも踊りは踊れないよ、という部分は日本の考えにとてもマッチしているようにも感じます。


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