まだまだ変われる

バレエ教師兼ダンサーとして長くやってきたけど、まだまだ未熟な部分も沢山あって。

でも最近思うのは

「自分はまだまだ変われる」と自覚できるようになってきたこと。

「変わりたいけど変われない」ではなく「今変わらないと、いけない」が分かってきた感じ。

努力とか苦労を嫌う世の中だけど、それは単に自分が嫌だと感じてるだけで、それは当然と受け止めて働いている人は大勢いるし、自分のやってることに誇りがあれば、それは苦労とは思わないのかもしれない、とか。

きっと「バレエを踊る」とか「演技をする」ことは、そういった日常の部分を糧にしながら、自分の成長の伸びしろに反映されるんじゃ無いかな?と思ったりしてます。

どこに重点を置くかはその人それぞれだけど、踊ることを高めたい、頑張りたいと思っている方のことはいつも応援し、精一杯サポートさせて頂きます。

@mizryon



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「ジゼルのお母さん」写真

今年の8月に友人の発表会で演じた「ジゼルのお母さん」写真を送って頂きました。

暑い時期だったなあ..しかもこの本番の日だけ台風がやってくるし😅

ジゼルとお母さん、アルブレヒト(ロイス)の三人の絡みのシーン。

ここは最初は慣れなかったけど、音楽が台詞のようになってて、情景や感情が本当に重なりあってるから演じてて楽しかったです。

「アンタ!ウチの娘に手ぇ出すんじゃ無いわよ!」と。だけど娘の手前、そこまで強く言えず…
※母は野生の勘で、貴族臭のするロイスを胡散臭がったから、という設定です(笑)

こちらは皆にウィリー(死後の精霊)のことを説明してるシーン。
ジゼルや周りの村人は怖がったけど、ロイスは「ふーん」と言う感じ?(笑)

生徒さん達も皆一生懸命お芝居のシーンに臨んでくれたので、写真からも調和が感じられますね♪
舞台ってそういうものだと思うのです。


既にベテランの域に入っちゃった身としては、柚子胡椒のように風味と味を引き締める立ち位置を演じることで、舞台に厚みを添えるポジションだったなあと思います。


素敵なチャンスをありがとうございました。また機会があればぜひやってみたい役ですね♡




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なんでも工夫すれば良い

これまで何か発表会をするのであれば、別枠に振付の時間を取って行ってきたけれど、会に出る人も出ない人も一緒に練習しちゃおう(じゃ無いと時間が取れない!)とクラスレッスンの残り5分〜10分を使いながら全員で練習中。

これはよみうり文化センター北千住クラスのことですが、中々面白い試みかも♫

振り付けのステップは、クラスレッスン内で練習したことのあるものを入れたり、まだの場合はそこだけ抜き稽古したりしたり。

全体が繋がるまでには通常のやり方よりも時間はかかるけど、飽きることなく、漫然とならず出来るので、こんな方法も中々良いかも(☺️)


バレエのレッスンの構成は、基本的にバーレッスンとセンターレッスン。作品に繋がる動きを小分けにしたり、時にアレンジする等要素はあちこちに入っています。

人それぞれレッスン経験の長さが違っても、出来る技量の質は違っても「この時のパ(ステップの組み合わせ)は、こんな風にしよう」と提示されたものを練習します。

⭐︎ここで経験の長さ等での反応が見えてきますが、どんな人も振り付けを覚えないと、その動きは出来ません。

覚える力を磨くには、頭と身体に汗をかいて沢山間違えて、失敗していく過程が必要。今まで眠っていた新しい神経回路を起こす訳ですから、何事も無くスムーズに、なんてありえないけど、その失敗を楽しめる人が早く覚えられるようになっていきます。

(失敗を楽しむ、と言うのは、悲観しない心かな😉)

なにごとも工夫次第で乗り切れるもの、だと思っています。踊りを学ぶのはそんなアイデアも生まれやすくすると感じている、バレエ歴史40数年のバレエ教師兼ダンサーの雑感ですが、ぜひ怖がらずに、チャレンジしてみて欲しいですね。




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身体の癖を取る、ほぐす

私は左腰に少し硬い箇所があります。
それは過去にホテルの飲料部で働いてた頃に痛めた古傷みたいなものなのですが、そのため左脚が後ろに上がりにくい。

その後仕事を辞めてバレエクラスを開講した後、ピラティスやヨガなどで整えることを学んだため大分良くなったけど、当時はそんな知識もなかったため、痛みを感じるとマッサージに行くしか無かったなあ。

立ち仕事でお皿や食材を長時間運び続けた後に、休息(1〜2時間ぐらい)を取った後バレエのレッスンに行く生活を週5〜6回。それを約8年。若かったとはいえ、よくやってたなと思います(苦笑)

当時は体力はあったけれど筋力が弱い。負荷を予防したり補佐する筋力や知識が不足していたから、結果身体を痛めてしまってる。

その後バレエ指導法等を学び、身体を整える機会を持ったのは必然的に必要だったけど、今はその知識を指導してる子供達や大人の生徒さん、自分の近しい人達に共有しています。

以前も書いたけど、子供達のランドセルが重いため、背中〜腰への負荷が大きいですね。
まだ小さいから自分自身への集中力は切れやすいけど、やらないよりはマシと思っていつもエクササイズ指南。

小学校1〜2年生が「先生のストレッチはほぐれる♡」と言うのですから、普段は余程固まりやすいのかな?

今は子供も身体の固い子が増えているので、バレエを通して健康に、と言うのは年齢問わないものになりつつあります。
身体、動かしましょうね!




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自己肯定感と表現力

バレエを習う目的として、まずはフィジカル(身体の健康面)の効果を謳う事が多いですが、身体が整って来ると同時に心(メンタル面)も向上してきます。

メンタル面が向上すると、自己肯定感が上がるという効果は、もっと期待して良いと思うのです。

個人的な経験を踏まえると、信頼できる師から「あなたはできるから大丈夫」と言われるのが一番効果が高いですね。

先生への信頼感と自分の頑張りへの自信が一気に報われた気持ちになって、これからも頑張ろう、と思えるから。

表現力も自己肯定感が上がると、それに比例して向上してきます。自己肯定感が低いと、自分と相手を無意識に比較して鏡に映った自分のできていないところばかりに目を向け、それを急いで直そうとするから、他の良い部分(できている部分)が隠れてしまう。急がずに、だけど心がけていくと身体の癖も少しずつ取れていくので、それを期待して継続しましょう。


個人的に「良いな」と思う自己肯定感は、「芯のある強さ」ですかね(ウフ)
フワフワ、キラキラ、の押し出しじゃ無く、地に足が付いた強さ。

地に足を付けて、足裏から根っこを沢山生やすつもりで床に立ち、スッと背骨が伸びてる状態が個人的には好きです。
そして、感情に色が付いて無くて無色透明。でも何色にもなれる可能性を持ってる。

と書くと、「レベル高い〜!」と大人の方には言われちゃうけれど(笑)
人間生まれた時は皆無色透明だった訳で(笑)
踊るのは、そんな自分を探して見つけることかもしれません。



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スタジオという箱の中で

バレエスタジオの空間は四角くて、そして無駄なものが無く、備品としてあるのはバーと音響機器。
場所によってはピアノがあったり、ヨガマットがあるかもしれませんね。

(特に貸しスタジオは、無駄なものが無い)

そんな空間の中で自分自身の身体を使い、何かしらの動きを生み出すって実はかなり不思議なこと。

※この感覚、実は同じように感じてる方もおられるのでは?

もちろん他の備品があっても良いのですが「この時間はバレエだよ」というと、必要なのは自分の身体とバーぐらいですね。(レッスンウェア等ももちろん必須!)


レッスンを受ける際

When「いつ(時間)」

Where「どこで(場所)」

Who「誰が(主体)」

What「何を(目的となる人や物)」

Why「なぜ(理由)」

How「どのように(手段)」

のビジネスでも使われる、5W1Hが活きてくると思います。人によって優先の部分はそれぞれ違ってくると思いますが、大抵最初にくるのが自分が大事にしている部分。

スタジオという箱の中で、自分の目的を今日はどこまで行うか、それは何時からなのか、誰から学ぶか、どこまで行くのか、どのように行うのか。

踊りたいという気持ちから行動にうつし、それを一つの完成系(達成感)として今日の1日を終える。

スタジオは、それらを繰り返す場だなあと思います。

自分に合った場所、ぜひ探しに来てください!




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久しぶりのYouTube動画公開

気づくと5月から更新止まっていたYouTube。昨夜久しぶりに、新しい動画を公開しました♪

今回のテーマは

綺麗な指先、アームスを目指すなら「バレエな指先を作りましょ」

手の動きや指先について、少し丁寧にお話ししてみました。ぜひご覧ください。

私のクラスは細かい注意が多め。だけど細かい=神経系への意識を促すことで、丁寧に行う習慣を作り出すからと教わりました。(当時は私雑だったので💦)

特に「手」は癖が付くと、直すのに時間がかかる。手は顔に近いパーツなので、手の動きで表現の質が決まるぐらい、大きな意味を持つこともあります。

自分の手の動き、手から生まれる表現に注目して、美しくしていきましょう♫



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勤労感謝の日に想う

今日は勤労感謝の日。元は【新嘗祭】と言われていたのが、戦後GHQによって「感謝の日」とされ、何に感謝するかを具体的にするため【勤労感謝の日】になったとか。

新嘗祭はその年の五穀豊穣に感謝するお祭り。お米の値段が急騰してますが、新米はやっぱり美味しい😋日本は瑞穂の国であって欲しい。

去年の明治神宮にて

過去記事にこんなのが出て来たので、ご興味ある方は読んでくださいね♪


今日のクラスレッスンは休講です。来週5週目は行います。入会金無料キャンペーンも残り1回!

まずは体験レッスンお待ちしております。お問い合わせお気軽に。



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「知りたい」ことは、プロに聞け

時々アルバイトしてるお店で、シェフから料理のヒントを伺ったりすることがあります。
その度に目から鱗。

よくよく考えると、私は料理はほぼ独学。
大学生になる頃に買った一冊の料理本で野菜や魚や肉の種類、部位の部分を覚え、切り方を覚え、本を見ながら一通りお惣菜の作り方を行い、自分で味を確かめながら作って来ました。
その他は周りに料理上手な人がいた時は刺激をもらったり、料理番組を見たり。

だけどやっぱり独学なんだなあ、と言うのを、プロの人からアドバイスをもらった時に初めて気づいた次第。(家で食べるんだから、良いんだよ、と言ってしまえばそれまでなんだけど😅)
今回の気づきは、和食の基本と洋食の基本の違いの部分。(ものすごく単純なことだけど、その後に大きな差が出てくる点)


プロのアドバイスは、素人の私が「こうすれば良いと思ってた」ことを、軽々と覆してくれます。
え!そんな風にするの?そうやれば良かったのか…と。

それはちょっとでも日々美味しいものを食べたい、と言う私にとってはものすごいエッセンスで、実際に聞いたようにやると同じ材料なのに全然味が違う(驚)
働いてお金貰って学べるなんて、なんてラッキーなんだろう(笑)現場の力ってすごい!

でも自分が知りたいと願わないと「尋ねる」行動も起こさないし、今のままの自分のやり方でいいんだと言う考えになるから発見も無い、ということにもなっちゃう。

バレエレッスンも教えている先生はプロなのですから、毎回そのエッセンスを浴びてる!と思うと、充実した時間になるはず。
気配や空気を察知して、細かい指摘をされたところは頭に汗かきながら覚え自分の癖に気づき、それを少しずつ改善していくと、新しいことを受け取る準備ができあがってきます。
(難しいこと言ってるー..と思った方はごめんなさい。でもこれにトライできる人だけが、上達していくので!)

情報を切り取って学びがちな現代、実際に「ほーーー!」となる瞬間を、沢山楽しめると良いですね。

★休眠中の「バレエ教師兼ダンサーのおうちごはん」Facebookページ、もう少し腕を磨いたら復活してもいいかも(笑)





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数と音楽(本の紹介)

バレエのレッスンは音楽が必須。音があってこそ動きと一緒になるのですが、音取りがバッチリな人と、または苦手(早くなる、または遅い)な人は存在します。

過去に私が音取りが苦手だった頃、延々頭の中で拍子を口ずさんで練習したことも。
これは効果があるので今でも時々コッソリ、クラス中やってます。

面白そうな本だなあと先日図書館でお借りしました。
冒頭の「音楽は数字と同じ」と言う書き出しが良いですね☺️

数字は商売の世界だと「売り上げ」とか「現在の収支状況」等、現実を見るための道具になるけど、音楽の世界では「時間の経過」や「間合い」等を表わすツールになる。

音楽を聴くことは時間の経過を意味しますから、音楽を聴きながら歩くと結構な距離を歩けたりする。

「音楽に合わせて踊る」のが単にBGM的なものなのか、音符の長さや拍数に合わせて動くのかで、仕上がりが全く変わってきます。「感覚」だけに頼っている踊り方だと、合っているかいないかがマチマチになり、それが違和感の元に。

(音に合わせて〜!と言う注意が飛ぶ原因ですね)

まだ読んでる途中ですが、クラス指導の際の手助けになりそう。
音取りに悩んでる方も、何かヒントになるかもしれません☺️
そして、音取りを改善したい方、レッスンにもぜひお越しください。




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