衣装のサイズ調整雑感

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

本番の衣装が届きました。
衣装をレンタルオーダーした際、つい以前もお借りしたし・・と
今の自分のサイズを伝え忘れてしまい(実は当時よりも肥えてしまっていて)、届いた後に
ギョ!えーーー、入んないやーん!!!と大慌て!
ですが、すぐあて布を送ってもらいループを付けました。

とりあえず自分で詰めて着て練習してみたんですが、やっぱり緩んでくるものでして
衣装の生地ってすごいなー、と思います。

ピンクが自分で着てみながら目算付けて(安全ピンで留めつつ)作ったループの位置。
ブルーが生徒さんに「ここまで大丈夫です!」とみてもらって作ったループの位置。

ね、こんなにも違うでしょう?

バレエの衣装のボディ部分は、昔クジラの骨が入っていて(コルセット)締め上げていた型の名残りですから「締めるもの」なのです。
そして「チュチュ(Tutu)=可愛いお尻」と言う意味。
その昔、上流社会では女性が脚をさらけ出すなんて、とんでもない!下品!と言う時代が有りました。
※ちなみに、やんごとなき方達は、足首が見えてもダメだったそう。
なのでバレエの衣装を着ていたバレエダンサーは、高級娼婦と同格レベルな位置づけと言う、なんとも複雑な社会背景もあったのですが、今は”バレエの衣装=チュチュ”と、皆が思い描くものになっています。
良かった良かった。それだけ芸術性が認められた証拠でもありますよね。



衣装のサイズ調整は必須課題なので、簡単なお裁縫は出来た方が良いですね。
それでなくても、なぜか縫物が多いです。でもそれだけ、一人一人に合わせて仕上げていくものでもあります。


衣装を着ると、踊りについてまた違った意識を持つことができます。
衣装を着て踊る機会、ぜひこの機会にチャレンジしてみませんか?

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