「踊る」ことについての気持ち

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

久しぶりに舞台で踊ることが出来て、とてもホッとしています。
同時に10/29にも企画してることがありますが、そちらはまだ人数が欲しいな
と言う段階でして、引き続きお声がけしていきますが、
ここいらで少し私自身の「踊る」ことについて、書いてみたいと思います。

昨年の9月16日に、母が他界しました。
母は私がバレエをずっと続けることについて、最大の理解者ではあったけど
安定しない状況(スタジオの生徒さんが増えたり減ったりする)を、いつもとても心配していて
ことある毎に「できることなら、他の仕事と並行してやるとかできないの?」と言っていました。

「あなたはホント踊ってばかりよねぇ」と、半ば諦めとため息交じりで対話することもしょっちゅう。
きっとそれは了解するというよりも「黙認してる」と言った方が正しかったのかもしれません。

そうこうするうちに闘病の末亡くなっちゃって、私自身は全然親孝行できてないんじゃないか、と言う気持ちになり・・加えて早い段階で決まっていた手術もあり、それが終わったら今年の最初には膝を痛めたり、またお年頃的な体の変化も訪れ(太るし)、なんだかどうしよう、と。
超えなきゃいけないことは沢山あって当然だけど、次々とやってきた、と言うのが真実で、この先どこまでできるのかな・・と不安でもありました。

いざとなったら何か別のことに臨む、と言うことも考えてなくはないけれど、諦めが悪いためか
「このまま終わる」と言うのが受け入れ難い性分なのでしょう。
近しい人から「今後どういった形で、バレエを関わっていきたいの?」と言われ、YouTubeを勧められたのも、これまでやってきたことを少しでも広めて知ってもらう手段の一つになれば良いんじゃない?と言う視点からですが、これはこれで反応がまずまずあり、嬉しい限りです。

そんな経緯からの3度目のチャレンジになった「瀕死の白鳥」ですが、段々しっくりくるようになってきたかもしれない?なんて。
ただこれまで踊ってきた人が余りに有名なのと、また年齢を経ないと似合わない作品でもあると思います。膝を痛めていたため、正直何を踊って良いのか分からなくて。
片足のルルベ(プリエから立つ動き)すら出来なかった当時は悩みました。

でも演目を相談した際、主催者の好美さんが「以前の作品でも全然◎です!」と言ってくださり、不安な気持ちが解消され、リハーサルを始められる気持ちになれましたし。
衣装は今回も、BCコスチュームさんにてお借りしたものです。
他所でみるとどうしてもオデットになってしまい、イメージに合わず。
BCさんは、白チュチュに羽飾りを別途付けてくださいます。シンプルだけど、私的には好き。


そもそも『野生の白鳥が傷を受けて瀕死状態になっている』設定の作品ですから、人間の自分が色々感情を載せても・・・、と考え、できるだけ何も考えずに踊ることにしていました。
ただベースに有ったのは、去年から昨日にかけて起きた様々なこと。
出番前はまだ色々やりたかったことが残っていた母の想い、と言うのを想像していました。

「白モノ」と言われるバレエ作品は難しいけど、自分に集中して作りすぎないようにするのが一番だと感じています。 実際ゲネが終わった後、同期の友人が「あなたに合ってる」と褒めてくれました。
それは子供の頃練習でオデットのソロを踊った時先生が褒めてくれたけど、少しそれに近いような、そんな気持ちでした。

踊り続けるって、何だろうねーと舞台の帰り、同期の友人と話していたら
「癖になっちゃうものじゃないの」と言う返事が返ってきました。
その癖になっちゃうと言うのが何かを表現したい人達からすると、ごく当たり前に出てくるもので、それが踊りなのか、音楽なのか、絵画なのか、俳句なのかは人それぞれによって違うけれど、誰にでも生活基盤があって、できるなら安定して臨めるならすごく安心できるよね、と言うことだったりします。

そんな気持ちを共存させながら、これからも頑張っていく所存です。
応援してください♪ よろしくお願いします。

100回の練習よりも、1回の出演を経験することで、グンと伸びるのが踊りです。

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