おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
子供の頃にかなり衝撃を受けたものを、大人になって再び見てみると
とても客観的な目線で捉えられる、ということがあります。
【マン・レイと女性たち】、ちょっと意味深な題名の写真展が文化村ザ・ミュージアムにて公開中。
マン・レイと言えば、キキ。”モンパルナスのキキ”の写真を初めて雑誌で見た時、当時中学生だった私はビックリしたのでした。

女性の裸体の後ろ姿を、バイオリンに見立てる発想。でもこれはある絵画からのインスピレーションだそう。
キキ=アリス・ブランとのなれそめエピソードも掲示してありましたが、今の概念から言うとちょっとどうなの?と言う感じ。でもそれがまかり通った時代(特にきっとヨーロッパでは・・)なんだろうなと、想像を膨らませて見ていました。
リー・ミラー。彼女も、ものすごい美人。生き方を追っていくと、切なくなるぐらい命を燃やしているように思えます。とても興味深いブログを見つけたので、ぜひこちらも読んでみてください。
3分でわかるマン・レイ: リー・ミラーとマン・レイ Vougeのトップモデルにして戦場写真家リー・ミラーの作品と生涯

”芸術家たちは、ひとつのチームのようになってる”と考えた方が良いらしい。
最上級の人の周りには最上級の人が集まる、だから自ずと集まってくる女性も優秀だったり美しかったりする、と。(なるほど)
ココ・シャネルとの交流もあり、シャネルの刺繍ドレス他の展示がありました。刺繍や細工が本当に美しくて…その他にもゲランのミツコやシャリマーのボトル等。1919年頃のものですが、香りを嗅いでみたくなるぐらい。今のファッションの基になったのはこの時代だったんだなぁと、改めて。
展示をじっくり見ていて、マン・レイと言う人物は女性と関わることで自分の芸術性を高めて行った人、と言う印象を受けました。女性が魅力的だから、男性側がそれに近づきたい、追い求めたいと思い行動する、と言った方が良いのかな。
二度の対戦もあった大変な時代だったにも拘わらず、悲壮感を余り感じなくて済むためか、彼の写真はずっと眺めていたくなる。
会期の後半に今回展示が無かったものも加わるそうで、もう一回行けたら良いな。


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(仮)【年内に何か踊りません会】概要を少し
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