「時代の証言者」を読んで

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

7月最終日。昨日首都3県に緊急事態宣言が出ることになり、またもや幼稚園バレエ、8月中出来ないことに(涙)
オンラインで振替できるか、これから相談してみるところです。

先日母が手作り梅干しと一緒に、読売新聞に32回に渡って掲載されていたバレリーナ・森下洋子さんの連載『時代の証言者』を切りぬいて送ってきてくれました。母は気に入った記事を切り抜いて取っておくことが好きなのです。アナログ感覚だけど、良いよね。

内容は今のキラキラしたバレエとはかなり違い、”時代や責任”を背負ってる重さをところどころに感じます。でも文面は柔らかで読みやすい。
書かれている時代背景を感じつつ、今私にこれをやりなさいと言われたら、絶対嫌~と言ってしまいそう・・と言う自分の性根の弱さも見え隠れ。
だけど、若い頃突っ走っていた自分の精神力の幼さや考え方の違いにも気づくことができ、もしも当時こんな考え方ができていたら、何かしら違った形になれたのかな?とか。


当時には当時の考え方があり、現代には今の考え方があるもの。森下洋子さんは今の考え方からすると、ビックリするようなことも通り抜けて来られた方、なのでしょう。
「目指す目標」に沿った場所に居られた方達がものすごく厳しく、そして頂点に立つように育ててこられたこと、それに対して受け止める心を持って臨んでこられたのだなと思いました。

厳しすぎる環境しか知らなかった時、楽そうとか楽しそうに見えるところが羨ましくなり、そちらへ行ってみる。
ところが楽そうで楽しそうなところはどこか緩くて締まりがなく、全体の空気感としてどこか相まみえず、変にプライドが高かったり。
はたまた全体の士気力が高いところはレベル的に属すことができず、外側から眺めるしかない。その中にいる人たちはどんどんスキルアップし、磨かれてゆく。

そんな状況で自分は一体どうなりたいのか、と自問自答した時、厳しいけど楽しそうで、磨かれてもいたい、と言う、欲張った望みをずっと持ち続けて、しかもどこにも属さず自分でそれをやり続けている。
バランスを取り続けるって難しいけど、そういう時励みになるのが、私の場合こういった様々な方の手記だったりします。





★バレエクラスのご案内★
Kayano Ballet StudioHP

2000年にスタートした、大人の方向けバレエスタジオ。
”大人が長く・美しく踊れるための正しい指導”をコンセプトに
都内目白と初台でバレエクラスを行っています。

こちらの2つの記事、ぜひ読んでくださいね。

入会キャンペーン延長と、お知らせ

(仮)【年内に何か踊りません会】概要を少し←詳細、もうちょっと待っててね。

遠方の方や、スタジオレッスンに来れない時にオンラインレッスン♬
オンラインレッスン・おうちでバレエのご案内


体験レッスン・新規ご入会のお問い合わせはこちらから→お問い合わせフォーム

オンライン・対面での個人レッスンも承っています。(時間・曜日応相談可能です)

バレエブログランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください♬

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ