KayanoBalletStudio主宰
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
昨日は新国立劇場バレエ団の”アラジン”を鑑賞。
実は初、アラジンでした。
私が観た回は、プリンセスが小野絢子さん
アラジンが福岡雄大さん。
小野絢子さんは、本当に美しくて可愛らしくて
キラキラしていました。
雄大さんも、出ずっぱりな役どころで
とてもお茶目なシーンも沢山。
ストーリーも分りやすく、ちょっとチャイナ的な部分や
オリエンタルな部分への描き方が、中々面白かったです。
舞台に出ることは普段有っても
自分がバレエを観ることが、かなり少なくなっていたので
良い舞台を拝見でき、楽しかったです。
(本番当日、おけぴで見つけたチケットでした。
お譲り下さった方、本当にありがとうございました)
♡
舞台に出る場合、1回の公演でも
10回の公演でも、練習回数って同じなんですよね。
本番回数が多いと体力やパフォーマンスの維持が
とても大事になってくるけれど、情熱の度合いは変わらない。
そして舞台芸術は、”人の身体”が生み出すものだから
何がそんなに感動を生むんだろう、
と言う部分のヒントを得たくて拝見していました。
するとね、ふと
「彼ら、良い仕事してるなぁ!」と言う言葉が浮かんだのです。
”仕事”と言う意味を調べると
何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。
ともあるんですが
舞台と言う、大きなプロジェクトに対しての
行動力や団結力が、皆さんすごいんだなぁって。
舞台を創るのは、ダンサーだけじゃない。
裏で支えてる方達も、本当に沢山おられます。
それが、観る側の満足度に繋がるんだと思う。
それを「プロのダンサーが観たい」と言う目線で
各自の踊りを追いかけてしまうと
舞台の本質からは、ちょっと離れて行ってしまうような・・。
(お目当てのダンサーが観たいから良いの!と言う人も
居るし、その気持ちもすごくわかる)
でも、踊り手の本質は
何かを作り出す、または、成し遂げるための行動として、踊りを選んだ人。
作品に対して自分を追及していくから、
おのずと磨かれて行く存在。
そして、作品は受け継がれるもの。
♡
先日、あるバレエの発表会を観た折
その時感じた”違和感”が、ずっと言葉にし難かったのだけど
何かを作り出す、または、成し遂げるための行動
に至らずに、自分がやりたいものを踊れたらそれで良い!
と言う人が多かった。
一生懸命なんだけど、全てが自分のための満足。
そうじゃない人の場合は空気が違うので、ホッとして見れるのだけど。
発表会なんだし、自分が踊りたいものがやれるなら
それでも良いじゃない!
と言う人も居られると思う、きっと。
でも、それだったらね
1人で踊っておけばいいの。
お客様呼ばずにね。
でもそんなの、寂しいじゃないですか。
お客様を呼ぶ以上は、「見ていただく」ために練習する。
良い仕事、したいもんね。
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