エミール・ガレ展

松濤美術館で開催中の「エミール・ガレ」展へ。これまで作品をちょこちょことは見たことがあったけど、展示物を一気に見たのは初めてで、中々楽しかったです。

先日ライムライトさんのスタンドFM で「歴史の話をすると、余りアクセスが伸びない」なんて仰っていたけど、歴史好きな身としては、物事の背景が分かるので楽しい。エミール・ガレが活躍したのも大きく時代が動いていた頃なのだなあ、と展示を見て知りました。(漠然としか知らないと、イメージだけになるよねえ)

唯一撮影🆗だったこちら、猫にプリントされた細やかな花柄が可愛い。

花瓶やお皿といったもの全てが美しくそして気品があり、皇帝ナポレオン3世へ食器を納められる資格を持ったお父様の影響があって、そして自らのセンスでどんどん美しい作品を生み出して行ったのだなあと思いました。工芸を芸術にまで高めたのは彼の功績とも図録にありました。

「雰囲気があるものが好き」

これは人の本能的な嗜好の一つだと思う。松濤美術館の噴水も雰囲気があります。やはり雰囲気=歴史の積み重ね、なんじゃ無いかしら。素敵なものを見るのは豊かな気持ちになりますね。


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年齢と健康

2020年~2021年頃、自分の体の変化について書いていた頃があるのですけど
そこからもう3年経ったなぁと。
婦人科の治療は現在もゆったり継続中で、処方してもらっているお薬があり
お薬も体の状態によって変えてもらっていて、今は1年近く同じものを服用しています。

最近なんか調子が良くてうれしい(笑)

まず、体が絞れてきたこと。(浮腫みやすかったのが減ってきた)
メンタル的に安定している。(鬱々しない)
行動的になった。(コロナ禍の時に引きこもる癖が若干つき、それが時々抜けないけれど)

この3つは、効果としてとても大きいかなと思います。(昔より低空飛行だけど、跳べてる!)

年を取ると”物事が面倒に感じるようになる”そうで、また全体的に体のラインも「どよん」とした印象になりがちで、それをどれだけメークとか洋服でカバーしようとしても、今一つしっくりこない、なんてことも出てくる。(でも助けてもらえるものには、しっかり頼った方が絶対に良い!)

かかりつけの先生からは「舞台があることでそれがきっと体にも影響しているんだから、それがバロメータになっているんだと思うよ。自分が良いと思うことやれるのが一番!」と仰ってくださいました。

子供の頃から続けているバレエが自分の生活の中にしっかり入っていることで得られる健康の目安、といった方がいいのかどうかだけど、きっと「生き甲斐」になっているのは間違いないかも。


私世代は「長く続ける」とか「長く使う」というのを親世代から教わってきているけれど
今は「嫌なら別のことをしてみよう」「他に新しいのが買えるから、捨てても大丈夫」という考えも多い。
でも体だけはそうはいかない。痛くても治すしかないし、誰かと取り替えられない。

ちなみに大御所先生たちは「50代はまだまだ若い」と仰います(笑)
若いって言われちゃうと・・ちょっと違う気もするけど・・だけど、昔よりは全然若いのかもしれない。

年齢と健康という、とても広義な意味で取れる題名にしてみましたが、皆平等に年を取るんだよな、でも過ごし方であって過去からの継続の賜物、と感じる今日この頃です。



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この4か月でアップした動画の一番人気

またまた動画ネタで恐縮ですが、この4か月ほどでアップした動画の一番人気をご紹介します。

「バレエを正しく行うことのメリット/それぞれの動きの関係性」


人って規則性を好む生き物だと思うんです。
(中には例外もあるけど、大体の1日のルーティーンが決まってる方が生活しやすい)

スケジュールとしての規則性が身体に馴染んだら、各々の生活の質みたいなものもセットなので、それが行動に反映されていきます。

私の若い頃はバレエを頑張りすぎて笑、生活の質は実はよく無かった。
考える力が付いてきたのはもっと後かな..

思うに、その考える力が付いて年齢経て熟成して美味しくなってきてるから、嫌味なく言葉にも出せるようになれたのかも?(自画自賛)と思っています。ふふふ。

ぜひご覧頂けると嬉しいです。

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フォロワーさんが555名になったら

YouTubeのフォロワーさんがまた少し増えました。

先日のこの記事の時よりも10名と少し増えてます。ありがとうございます!

555名達成したら、何かしようかな?そんなことを考えたり。何が良いかな..

⭐︎何かアイデアあればコメントお寄せくださいね。


自分が体得した技術って、いつかできなくなる時が来るんだろうな、と思うと(既にムリムリなものもあるし💦)だったら、何かヒントとして形に残しておくのもいいかもねと。
そんな考えも漉き込みつつ、YouTube動画を作ってます。
だって時間かけて色々教わり、自分でも考えて出来るようになった訳で!ある意味それは宝物。

ただ、実際に会ったことのない人にも発信しているので、自分ではヒントと想っていても、そうは感じ無いかもしれない。または勝手に真似されて、使われちゃうかもしれない。そんな懸念とも背中合わせだったり・

でもバレエを学ぶことは実はとても理論的で面白いものだから楽しくなること、基礎の部分は誠実に行えば、変な癖も少なくて済むことは伝わればいいなぁ、と。チャンネル登録数等が上がるとそれだけ身が引き締まる想いで臨めるので、鍛えてもらっている気がしています。

本音としては、低空飛行中のバレエクラスを少しでも浮上させたいので、リアルにクラス受講くださる方が少しでも増えてくれたら、何より嬉しい。お時間ご都合合う方、お待ちしております。


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大人になった今思う「大人っぽさ」

最近時々昔のバレエダンサーが踊るYouTubeを見ます。(大体1980~1990年代頃?)
それらを見て想うのは、彼らは当時から見ても(絶対)大人っぽいということ。

大人っぽさってなんだろう?と、結構よく考えています。
日本の場合「大人可愛い」という言葉もできる位、大人でも可愛くありたいとか、多分若く見られたい願望が強いのかもしれない。可愛いというのは得な面も多いですし(笑)

自分のYouTubeを見直していると、

①内容は至って真面目

②でも声のトーンや話し方はフワッとしてる

③現在の自分年齢なりの身体をさらけ出してる(笑)

その3つかな。決して可愛く見せたいとかキラキラさせたいとか、あとは強い口調で納得させようとかは無い。


私の場合、かつて「姫への憧れ」がサーっと無くなった時期と、再び大人の女性としての見れるようになった「姫」、そんな過程がありました。憧れが無かった時期は結構性格も尖がってたけど、時間を経た後は少し多角面から見れるようになった気がします。

良い年齢になった今「大人っぽい」なんて、なんか変じゃ?と想ったりするけれど、大人っぽいと言う言葉は「しっかりしている」「頼れる」「成熟」という意味を持つのかもしれないなと。

バレエ作品は、古典バレエの頃の時代とその後とでは、女性の描き方やあり方も全然違っています。
時代もあるのでそれは尤もなんだけど、そこを読み取れると表現に活かせますね。
それをせずに役作りをすると、いざ自分が踊って見せる時に「子供っぽく」見える懸念もあって。
それがミスマッチ感になるのが、実は一番表現として難しい点じゃないのかなあと様々な舞台を見てて感じたりします。

私が昔師事していた先生はそういった部分への拘りや配役も細かかった。でも昔から配役ってそういうもんだと思っていたし、「自分の踊りたいものを踊れる」なんて夢のまた夢だったので、そういった機会に恵まれている方はすごいなぁと思ったりする。
それもあって、自分が踊るんだったら・・・と言う目線で選ぶと、割とスン!としたものを選んでしまったり、もしくは自分で創ったりとかするのかも。

大人になった今「大人っぽく」・・さて、何を踊ろうか、です。

過去自作振付作品より(これは10年位前になるのかな?)


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バレエ上達のヒント/ピルエット・アンドゥダンを練習

昨日YouTube動画をアップしました。

「バレエ上達のヒント/ピルエット・アンドゥダンを練習」

ぜひご覧頂けると嬉しいです。

「バレエ上達のヒント」動画を作る時は、いつも対象になる方達を思い浮かべています。今回の場合前半は初心者〜まだ経験が浅い人、後半は大体10年近く経験のある人を想定してみました。

特に回転系のテクニックは、個人の三半規管の感覚も大切だけど苦手とする人が多いため、感覚を掴みつつ怖がらないようにする工夫も大事。そのため今回図解も入れてみましたが、ちょっと専門的に見えちゃったかもしれない💦

けれど、図解で説明した「角度」をきちんと守ることで”自分の感覚”で毎回一か八かになりがちな力の配分も定まってきます。そうすると怖がらずに済みますよね。

実はこの方法は、回転が苦手だった私が克服できたやり方。実際に何度も図に書いて目線の角度をチェックして、身体に覚えこませました。

正しく伝える=真面目で誠実

基礎の部分をしっかり固めたい場合は、教わったことをひたすら誠実に行うことで、きっと必ず進歩します。反対に上手く行かない場合には多少なりとも「ズレ」があるので、その指摘も受け止めてみてください。

⭐︎ちなみに過去動画の、こちらもご紹介。

ピルエットは「外回り」「内回り」と2つあり、こちらは「外回りのピルエット」。どちらも回転が苦手と感じている方の参考になれば幸いです。

回転ができるようになると、やはり嬉しいですから♫


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レッスン再開は、リセットチャンス

レッスンを暫く休まなきゃいけない時(体調面の理由やお仕事とか)があったり、またはバレエを一旦辞めて再開したいなという時、かなり緊張しますよね。
身体動くんだろうか、あちこちに筋肉痛が起こるんじゃないだろうか・・・・
等の様々な想いが入り乱れるもの。

暫く休んでいた身体は、地球の引力に引っ張られて伸びることを忘れています。
だから関節や筋肉が硬くなる。
以前私が暫くレッスンを休んだ時は、身体の中心は柔らかいのに外側になんだか固い膜を張ったようで窮屈やー・・。そんな奇妙な感覚でした。それらをクラスレッスンの規則的な動きで少しずつほぐしながら、表面の膜を破って本来の自分の状態を出していくことで、少しずつ元通りにして行きました。

意外かもしれませんが、暫くレッスンを休んだ後の再開は

リセットに最適!

な状態です。身体を新しく作り替える絶好の機会。
ですので休んでしまったことを悔やんだり怖がったりせず、再生させる気持ちで臨んでみてくださいね。


◆復帰クラスの目安◆

自分が何を望んでいるか、ですが
ある程度動いてきた経験がある人は、初級クラス辺りから行っても大丈夫かもしれません。
ただ長期お休みの理由が怪我の場合なら、身体の状態によっては入門程度の方が良いかもしれない。
そしてバーレッスンとセンターのアダジオとタンデュぐらいまでは(まず)やってみましょう。バランスが上手く取れなくても気にしないで、ムーヴメントを身体に思い出させて、沢山汗をかくことで閉じていた細胞がまた開いてきたらそれで最初の頃は十分。そこから作り直していきましょう。

無理せずに、自分のできるところまで

と言われるのはそういった意味だから。迷ったりした場合の参考になれば幸いです。
★レッスン復帰を考えている方、ぜひ歓迎です。体験にいらしてくださいね。



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今月の基礎ポワントクラスで行う、「バレエの一場面」

昨日HPを少しお手入れして、トップページとクラス案内、そしてバレエのミニ歴史の部分を改訂(加筆)しました。

テコ入れは気が付いた時には行っているけれど、内容を結構変更するのは、それなりに変化が見られた時にするかな。
本来はこのブログとHPを早く一体化させたいのです!(ずっと前から言ってる(笑))
でもある意味”パンフレットが別にありますよ”という形なので、それも良いのかも?しれないなと。

さて、今月土曜日の基礎ポワントクラスで行う「バレエの一場面」は、ジゼル第一幕の”ワルツ”の部分です。(他にも色々候補があって迷いました)
初級クラスのセンターで少し振り写し的なことをして、そして基礎ポワントで挑戦、という形にしていきます。

先日の記事読了「ジゼルという名のバレエ」、この本はステップ解説も結構事細かに書いてあり、この当時はステップ=気持ちの表現、という捉え方がとても大きかったようです。
実際に見たことはあっても、自分がやったことが有る、というのは中々少ないかもと思うので、一部分だけでも味わいに来てください。
見るバレエと自分が踊るバレエを繋げましょう。


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教室の強みを3つ挙げるとしたら

先日ライムライトさんの音声配信で、「自分の強みを3つ挙げられるか」といった内容をお話しされていました。拝聴しながらコンサル的な目線だなあと感じ、中々面白かったです。

自薦と多薦という言葉があるけど、多薦(他の人の感想)の方が有利に立ちやすい?点も確かにあるかもしれませんが、自薦で3つしっかり挙げられるものがあるというのは、ポリシーやコンセプトがしっかりしていると私は感じています。

当バレエクラスでは「大人のバレエはエレガントに美しく」
という枕詞を使っていますが、これは

「見た目美しく、身体と心は健康、思考は柔軟に」

という、私が理想としている大人の姿をイメージしています。ハードル高いよね(笑)分かってるんですけど、何か目指そうというものが無いとずるずると現状維持、更には後退するのが大人という立ち位置なので、バレエを習う時自分の中で3つ位、何か目標を考えてみるのもいいかもしれません。

バレエクラスを開講してきた頃から「正しい動きに生徒さんを誘導する」ということを軸に。実際継続されてきた方は綺麗になって行かれます。
クラスの運営面で見ると、人の入れ替わりや出入りが激しくなった時期にやむなく低空飛行になってしまったので、そこから再び高度を上げてどの高さまで行き、それを保つか・・と試行錯誤しているところ。

全体的に都市部にはバレエスタジオが増え、でもバレエを習う人の数は下がり(但し大人で習う人は増えている)という複雑な社会状況状況の中、目に留まる工夫としてYouTube動画を配信したりしています。
動画では「バレエ上達のヒント」として、クラス指導の際に気になった点をピックアップ。
鑑賞してくださる方はアナリティクスで見ると同年齢の人が殆ど。これはちょっと興味深いです。

「大人でもバレエを始められます!沢山踊って人生に悔いなくバレエを楽しみましょう!」というよりも、もう少し穏やかな部分を今は目指しています。バレエ作品を踊ること=目標で、それがゴールでは無いと思っているから。
でも時にはトライしてもらったり、踊るために必要な身体のトレーニングを足したりと、質を高めるための工夫は、かなり良い線行ってると自負しています。
(じゃないと24年も続けないので!)

と、なんとなく3つ?を挙げてみましたが、意図が伝われば幸いです。
ご興味持ってくださった方、体験レッスンお待ちしております。


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読了「ジゼルという名のバレエ」

GWよりも前に借りていて
中々読み切れずに、借りるの更新していて
やっとお休みの間に読み終えました。

(ちょっと文面は硬いけど)読み始めると、知っていることと照らし合わせた方が理解できるため
「へぇ!」という発見が多い内容でした。(それで時間がかかったのかも?💦)


①ジゼルのお話の元→「ラ・シルフィード」からきている
ラ・シルフィードは女性の”風の精”が一人の男性を好きになるけれどその男性には婚約者が居て、でもその男性もシルフィードを好きになる、というのが事の始まり。
「ラ・シルフィードのあらすじ」

②ジゼルの中で登場する「ウィリ」は、婚約したが結婚式を迎える前に死んでしまった娘たち
この元になる物語がスラブ起源で「ヴァンパイア=吸血鬼」を意味する「ヴィラ」というスラブ語があり、その複数形が「ヴィレ」。おそらくそれがドイツ語化したものが「ウィリ」だとか。
この時代はオペラも沢山創られていたので、プッチーニの最初の頃のオペラも同じ伝説を元に創られイタリア語式に「レ・ヴィリ」と題されているそう。

③ジゼルがアルブレヒト(村人名ではロイス)の身分詐称が分かった時、どうして命を落とすまでになったのか
それは「オフィーリア」の悲劇がモチーフになっているとか。
ハムレットのオフィーリアも悲しみの度合いがすぎて死んでしまうけど、まず神経質であること
(怒りのエネルギーが頂点に達すると、一種のヒステリック状態になる)
身体が華奢で、踊りすぎると身体に触ると医者からも言われていること


等の要因があったという前提になっていて、なのでアルブレヒトが酷い人というよりも、元々のジゼルの気質も加わり、悲劇に繋がったという台本を交えて紹介してくれてあります。
ほぉ・・そこまで人物を深めることで、演じられるときのドラマ性はより高まりますね。

8月に友人の発表会でジゼルの母”ベルタ”を演じることになったので、良い資料があったらいいなと探してみたのですが、ベルタの人物背景ももちろん書かれていました。
先ず「働きもの」とある。この前提、とても大事だと思う。
(ジゼルは紡いで織って、という仕事もするけれど、踊るのが何よりも大好き!とあったので
どちらかというと楽しいことにすぐ目がいく、ごく普通の女の子、でしょうね)


こちらには「ジゼル」の作品振付を行った一人とされるジュール・ペローの逸話や、ジゼルを初演したカルロッタ・グリジのエピソードも書かれていました。これは上演した人の記録としては欠かせないと思うので、またご紹介したいと思います。


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