舞台鑑賞に想う


舞台鑑賞、都内に住んでいるお陰で
頻繁(?)とは言い難いけど、なんだかんだ観に行けるのは本当に有難い。
アッパークラスの公演から小さな発表会まで、ほんと沢山。

私は公演の場合は「勉強代」と思い
発表会の場合「出演者の応援」と思って足を運ぶようにしています。

チケット購入の際は、お財布が寂しいのもあって
最近は遠い席からばかり見てますけど(苦笑)
それでも足を運んで観ることは、何か得られるものがあるから。

良いものを観ると、それが劇場中に伝搬する
それを楽しみに、観に行ってる気がします。

良いものを目で観た➡頭の中にインプット➡体の細胞に伝わる
➡自分の動きと共鳴する➡細胞が生まれ変わった気がする(笑)

ダンスでも音楽でも絵画でも
誰かから影響を受けると言うのは
きっとそういうことなんじゃないかなぁと。

スタジオの中で、先生のお手本を見たり、言葉で指示を受ける
➡自分と比較する➡直す癖を付ける➡直すための方法を理解したり知識を付ける
と言うのが、通常の練習なら

舞台を観に行って、広い空間で踊る人を見ることで
自分を客観視するのは、ちょっとした特効薬的な意味合いもあったり。
(そこで踊ってる人は、自分ではないのだけど)

そういった時に受け取ったものを、まずは
じわーっと感じるのが楽しい。
余韻を楽しみたいので、一人で観に行くことが圧倒的に多いですが
後から観に行ってない人に「こうだったよー」と説明する時に初めて
自分の中でキャッチしたものが、言葉として出てくるんじゃないかなぁと感じています。

「踊るってなんぞや」
を、ものすごく考える今日この頃ですが
”良い誰か”からの影響を受けたい気持ちはまだまだあって
それに、舞台鑑賞は一役買ってくれてるのかなと思います。


★写真は子供の頃ずっとよく見ていた、チャイコフスキーのレコードの本
(知らない間に古本屋に持って行かれていたため、めちゃショックだった・)
この中の写真を見ながら、音楽をひたすら聴いていました。
写真からイメージするしかなかった頃からすると、今はいっぱいありますねぇ。




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怪我なく踊るための体の使い方や表現方法まで、分かりやすく指導しています。
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