建設的なリハーサルのススメ

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

スタジオパフォーマンスの参加者を募集しつつ、片方でリハーサルを進めています。
現在とてもとても順調で、毎回楽しい。

今日は「リハーサルになると、できないことだらけで辛い!」とか
「やるからには、時間をかけて」
と言う想いが多い(であろう)方のために、ちょっとした”秘訣”をお伝えします。

まず、私の考えは「1持ってる人を2〜3にする」

→0を1にするのは大変だけど、1を2から3にする努力の方が成果が見えやすい。

教える側も受け止める側も、工夫と努力の元協力しながら
方法を間違えなければ、必ず成果が出ます。まずはここから。

「リハーサルをし過ぎるとダレて下がる時が来てしまうので、 ダレない線を狙う」

→複数名作品(10名を超える場合)や、大掛かりな演目の場合
予めある程度長いスパンを取る必要がありますが
個人作品の場合は、そんなに長い期間が必要なのかな?と。

私の経験から、振りをもらった日が案外一番良くて
踊りこむに従って、分からないところや直さなきゃいけない部分が沢山出て来て
(これは、改善に必要な落ち込み)
それが改善され上向いた辺りで、本番に臨める状態が一番理想的なのだけど
ダレてしまうぐらい練習期間が長いと、また違った意味での直しが出てきたりして
(今度は慣れによるダレダレ感)そうなると、モチベーションを保つ工夫が要る。

そう、「沢山練習したのに、不安・・・」と言うのは
慣れからくるダレダレ感、というのがあったりもします。
(ただ、昨今はコロナ禍で1年越しの舞台を経験した方も多いですし
舞台が開催できることが励みになって臨まれていた、という点もおおいに熟知しております)

今回はリハ期間が短いのもあって、そういったのが無く
良い緊張感の中、上がって止まって、また上がろうとしているのが見えるのです。

ただ「時間をかけた方が安心」と言う心理に、人は陥りやすい。
これも”保険”みたいなもの。
これだけ時間を使ったんだから、どんな結果が出ても受け止められるけど
時間がもっとあったらもっとできたのに、と思ったら悔しい
と先に考えてしまうからでしょうね。

ある方がどこかで書いておられましたが
「出来なかった時、叱咤された経験を持ってると伸びが遅い」と。
私も長年その刷り込みがあったけど、出来ないことを出来るように学べる環境に行ってから
【時間をかけすぎない】ことの、大切さが分かってきました。

この記事で「そうなのかー」と、少し気楽に感じていただけたら幸いです。

10/29(土)生ピアノ演奏によるクラスレッスン&スタジオパフォーマンス行います。
当日のみ参加(参加特別枠)または、リハーサル付き(5回/10回)参加、のいずれかからお選びいただけます。クラスレッスンのみ、参加枠もございます。

10/29(土)クラスレッスン&スタジオパフォーマンス、参加者募集中!

『大人のバレエはエレガントに美しく』
”美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
目白と初台でクラスを行っています。

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