文化の日に『鹿鳴館』を読む

こんにちは
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日は文化の日=明治節=明治天皇のお誕生日。
戦後に『文化の日』と改まったとされています。

文化と言うのは、私達の生活に密着しているものなので
それが変わるとか変えられるというのは本来、ものすごいストレスなはず。
だけどそんな(ある意味強制的な)意識改革をした明治時代~昭和の戦後を経て
今があるんだろうな、なんて思う。

さて、先日の『M』鑑賞後に購入した『鹿鳴館』を、昨日(やっと)読みました。
鹿鳴館自体はそんなに長いお話じゃないけど、久々に戯曲!
戯曲を数十冊読む課題を大学時代にこなしてきたこともあって、懐かしくもありました。
東京バレエ団公演「M」鑑賞。


ふと、あの時大学の先生はなぜ19歳~二十歳の私達に、戯曲を読ませる課題を与えたのかなって。
数十年経って思うのは、相手の感情をリアリティに感じたり、また自分が表す時に必要な
表現力を磨くためじゃないのかな、と。



表現力は(個人的には)習うものじゃない、と思うのね。
自分の頭の中で感じたことを紡ぎだして、それを言葉にすることのひとつが”表現力”だけど
ただ感情の赴くままに書いた言葉は読みにくくまとまらないし、相手にも(やや)不快感を与えるもの。
客観的に推理しながら、そして色々な人の意見を聞きながら、自分の頭で考えて磨いて行くものだと思います。
これはバレエの練習でも同じですね。
なので最近は読みやすい本が売れてるけど、語彙力や表現力としては実際のところどうなん?と思っている私。


★「悲劇の方が人の心情が掴みやすくて、ドラマチックなんだよ」と先生は仰っていた。
確かにねー。鹿鳴館も悲劇。
人って悲しい時の方が、本当に心から揺さぶられるような感情になるし。


読んだ後この作品を”お芝居として” 観たくなりました。
昔テレビドラマで見た気がするんだけど、どこかやってくれないかなぁ・・
お話の重厚さと話し言葉の美しさ、双方がマッチングしてないと難しいだろうけど。
なんか、見たいみたい!!(#^^#)

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