かつてこんなことを教えてくれた方が居ました。(某大手芸能プロの社長さん:故人)
褒めて育てる、と言う言葉よりも、私はこちらの方がしっくりきます。
温めるって【可愛がる】とはまた少し違う印象で
全てを受け入れる懐の広さが必要なのかもしれません。
最近ポワントデビューした生徒さんは、以前から少し上のクラスにもチャレンジするようになり
慣れないながらも、一生懸命付いて来ていました。
暫くするうちにどんどん【自信】が付いて来ているのが感じられ
言動や行動、対応時の反応、それらがとても堂々とするようになり
集団の中でも、ちゃんと「存在」が見えるようになってきました。
またある方は、私が言ったことと仕事での内容とを常に繋げて考えるようになったそうで
人材を選ぶ時の採用基準のヒントにしたとか(!)←実はこれにはビックリ^^;
でもそんなところで「バレエのレッスン」が関わってきていると思うと、それはとても嬉しいことです。
バレエのレッスンは「エンターティメントや余暇の充実」ではなくて
ただ上手に踊れることばかりだけが目的じゃなくて
最終的には「人の育成」に繋がる、と改めて思っています。
もちろん入口としてはそこから入って来る方が、今の時代は容易い。
その上にあるものに気づくことで世界が広がって行きます。
過去の私のクラスは、かなり「エネルギッシュ」(良い言い方で言うと)だった気がします。
でも振り返ってみると自分がエネルギーを出しているだけ、だったかも、と。
今は相手が受け止められる状態をまず最優先に作るようにしています。
クラス中に煽ったり、ハッパをかけるようなことはしません^^;
必要な時に声は出すけど、自分の声で音楽が聞こえなくなるようなこともしません(笑)
「先生に会うと元気が貰えます」と言ってもらうことがとても増えましたが
きっとエネルギーの質が変わったんだろうな~、と自分で自分を振り返っています^^
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