ENB(イングリッシュ・ナショナルバレエ)の白鳥の湖、映画館で観てきたよ

映画館でのバレエ鑑賞、時折楽しんでいます。
実際に舞台に観に行けたらいいけど、そうもいかない時は有り難いですね。

今回はイングリッシュ・ナショナルバレエの白鳥の湖収録を、映画館で観てきました。
アルバートホールってとっても大きい。円形劇場みたいな感じ??
最近は海外のトップバレエダンサー達(オリンピックで言うとメダリスト級)が、人を沢山集められる場所=ローマのカラカラ遺跡とかで、ライブコンサート感覚でバレエ公演を行っているのをSNSで見かけたりします。集客力が何千人規模、チケットの売り上げもすごいだろうな。
何よりも劇場がエンターテイメントの場所なんだなぁと思います。

今回の白鳥の湖も、エンタメ的なバレエだなぁと感じました。
まず60人もコール・ド・バレエの白鳥たちが登場したり、最初の場面でバック転ピョンピョン行うダンサーがいたり。
素直に物語と照らし合わせると、60人もの白鳥たちって、元々はオデット姫のお付きの人達ですから・・そんなに沢山いるんかい、とか。またバック転できる人がそもそも王宮にいるのか?というツッコミも、心の中でちらほら。
だけど「物語への誘導」はやはり上手なのです。
そしてカメラワークが上手い。もう少し遠目でも良いかな、という場面もあったものの、疲れることなく飽きることなく、見れたのは良かったです。


白鳥の湖というお話、もう有名すぎて今更説明要らないけど、やはりドラマ性は不変。
音楽はチャイコフスキー作曲。IMAXのためサウンド力はすごいし、オーケストラの演奏も良い。

古典バレエではあるけれど、超絶技巧な踊りで魅せる現代的な白鳥の湖。これまで何度も出演してきた作品だけど、一つの進化?を見た気がしました。(出演者達も多様性)

⭐︎2/6までだから見れたら良いね、と背中押してくれた友人に感謝です☺️


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「白鳥の湖」ゲネプロ鑑賞

昨日運良く東京バレエ団「白鳥の湖」のゲネプロを鑑賞することができました。(なんと500円!)

白鳥の湖は大変有名なバレエでよく知っているゆえに「また白鳥かあ..」と素通りしがちな面も個人的にはちょっとあって。でも序曲を聴くと、これから始まるオデットの悲劇が予想され、物語が盛り上がって行くのが感じられます。やはり名曲だ!

【ブルメイステル】版の白鳥の湖はチャイコフスキーの原曲に立ち返り、ドラマ性を高め、最大の見どころである第三幕では民族舞踊の踊り手が実は悪魔の手先だったという、劇的な展開に変更されています。そしてこの三幕がとても面白く、そして王子とオディールのグランパドドゥが艶やかで色っぽかった。音楽(演奏)の影響かもしれないけど、ほんとに美しいパドドゥでした。

本番直前のゲネプロで1番大事なのは「オケ合わせ」なので、ダンサーと指揮者がロシア語で直接やりとりしながらテンポを決めていたり等、かなり綿密に行っている様子が見えました。

舞台当日の緊張感とはまた違う雰囲気、通し後のダンサー同士の合わせ、黙々と回転練習する王子等を見つつ東京文化会館の舞台に幾度か立ったことを思い出し、ちょっと懐かしかったです。

ちなみに昨日座ったのが2階の右端で舞台中央から上手側が見切れてしまい、最後のシーンは想像しながら鑑賞していましたが、明るい時は正面に見える彫刻家、向井良吉の雲形パーツが圧巻でした。
音を響きやすくする設計だそうです。

(白鳥の湖、当日券でもう一度観に行ってみようかなぁ…と思案中)


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小さな白鳥さん達

課外授業の幼稚園バレエの子供達に、白鳥のアームスの練習を行いました。
クラスの終盤20分ぐらいを使いましたが、本を使ってストーリーをざっと説明して登場人物のそれぞれの役割も伝えて、普段とは違う充実感を味わえた様子でした。

白鳥の湖は大変有名なバレエ作品ですが、作品そのものを通して観たことが無い小さな子供が理解するにはちょっと難しい気がします。だけど白鳥のアームス(腕の動き)は基本のキ。そして、コール・ド・バレエとしても伝えやすい。

輪になって腕を動かしたり、走ったあと止まった時にポーズさせたりを「情景」の音楽を使って行ったら、皆が小さな白鳥達に見えて来ました(笑)私が親鳥で皆が子白鳥..(笑)
子供の鳥は親鳥にピッタリ付いてくるものだから、それを想像するとなんだかとても可愛かったです。

最初からきちんとできることよりも、まずはバレエ作品に触れてもらい憧れを持つ、と言う体験は「バレエを習っているから」味わえるもので、行う側も成長の様子をみながら機を待ちます。
普段は基礎練習中心の身体作りが多いから、ややもすれば単調にもなりやすい。
刺激の多い現代においてジッと立つ事などは苦手だったりするけど、時には課題をドンと与えてみることで「あら、中々良い感じ!」が見えれば、それは理解出来る素地が育ってる証拠かもと感じた時間でした。
楽しかったです♪


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新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」鑑賞記

新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」鑑賞。6/11(日)13:00の回です。
今回は出遅れてしまい諦めていたのですが、前日に【おけぴチケット救済】で4階席のチケットを入手。
幸運でした。

新国立劇場バレエ団「白鳥の湖」ピーター・ライト版、私は初見。
(新国立劇場バレエ団では、2021年に初演)
過去に出演した日本バレエ協会公演の”コンスタンチン・セルゲイエフ版”とか、その他の”テリー・ウェストモーランド版改訂”等とはかなり違っていて(その他にも昔のバレエ教室●●先生版とかも)印象としてかなり重厚感のある振付と思いました。
※ネタバレもありますが、よろしければお読みください。

******************************************
オデット/オディール 柴山 紗帆
ジークフリード王子  伊沢 駿
王妃         楠本 郁子
ロットバルト男爵   中島 駿野
ベンノ(王子の友人) 速水 渉悟


【重厚な第1幕】
冒頭シーン、父王の葬儀の場面から始まります。これまで出演したのは殆ど全て、前奏が流れた後にはパッと明るい照明と共に、王宮の庭で歓談する貴族のペア達が大勢出てきます。
でもライト版は貴族達は登場はするものの、喪中のため照明が暗め。
そしてお母様の王妃は父王亡き後の今後の采配で頭がいっぱいで、王子が明日21歳の誕生日を迎え婚約者を決めなければならない、というマイムも切実な感じに見えました。

衣装のデザインが、まるでシェイクスピアのお話に出てきそうな時代背景。
重々しい雰囲気のため、近くに座っていた子供達がちょっとモゾモゾ・間がもたなそうな感じでしたが、芸術監督吉田都さん【大人が楽しめるバレエ作品】を徹底されてる感。

1幕のパ・ド・トロワは通常「王子の友人達」という設定。ライト版は「クルティザンヌ」=”高級娼婦”が王子の友人・ベンノと踊ります。友人のベンノは「まぁ、気晴らしに遊ぼうよ」と言った感じ。
このベンノが素晴らしかった!テクニックもだけど、場が明るくなりました。
でも王子はお母様に言われたことや責任の重さにズシンと来ていて、そんな気分じゃない訳です。この心理描写がとても分かりやすく、今までの版だと「気が紛れることしていれば、僕幸せなのにぃ」と言う甘えんぼちゃんにも見えたので。



【バレエ・ブランにうっとりな第2幕】
冒頭は有名な「情景」から。やはり良い音楽だな♬チャイコフスキーは天才だ!と感じた後、湖の様子がキラキラしてて、4階席から見るととても立体感がありました。

さて、通常の「悪魔ロットバルト」は「魔術師ロットバルト男爵」。
魔術でオデット達を白鳥にしちゃったのか・なので梟ではありません。
ロットバルト男爵は(私の想像ですが)、ところどころで王子にも魔術をかけています。
狩りで白鳥を追いかけ、白鳥達が整列しているところに王子の友人達が弓矢を構える際それを止めに入るのですが、多分王子にしか人間になったオデットの姿は見えてないんじゃないか?と感じました。

オデットの柴山さんが細くて儚げで、王子の井澤さんのちょっと弱気な可愛らしさ(優し気で良いとこの坊ちゃん風)とよくマッチしていました。ロットバルト男爵は中島駿野君。すっかり貫禄ある役が似合うように。

白鳥といえばコール・ド・バレエ。フォーメーションの様式美が美しい。上から見てると綺麗な図形が様々に形を変えそして揃っていて、本当に古典バレエの醍醐味。(昔、沢山踊ったなあ・)
ライト版はオデットが踊るソロの時、傍にずっと王子が居るのが良いなと思いました。
好きな相手の側に居たい王子の心理?そういった細かい部分もお芝居で分かるようになっていて、観ていて楽しかったです。

※重要※2幕のアダジオのシーンでバイオリンの音色が響くのですが、その時に後列から飴を食べるガサガサ音が・・現実に引き戻されてしまった(涙)ほんと止めて欲しい。
わずかな雑音(異音)でも劇場では拾ってしまうことを、観に来る側は心して理解してと願います。
他のお客様の迷惑になる、というのは場の空気を壊すことなので。


【ワクワクな第3幕】
管楽器の重低音で始まる、この幕大好き。チャイコフスキーの音楽の層の厚さを感じます。
各国の姫=ハンガリー、ポーランド、イタリア、我こそは!とアピールしながら踊り、従えてきた各国の民族舞踊も華やか。
何度か改訂された後挿入されなくなった(と言った方が良い?)楽曲が、王女たちのソロに使われていました。個人的には好きな曲なのです。
ロットバルト男爵の登場の後オデットが出て来て、そしてその後スペイン、という流れは変わりませんが、スペインはやはり悪の象徴のままかな。

王子と黒鳥(オディールの)グランパドドゥが美しい。柴山さんは黒鳥っぽいなあ・と感じたのですが、4幕を見た後それは打ち消されました。
コーダの32回転、ちょっと勢い付きすぎたのかヒヤッとしたけれど、でもやはりグルグルと。
いつも想うのは「なぜ王子は騙されたか?」うーん・・純粋すぎるのかもですね。
だから昨日愛を誓った人と似てるけど、あれ違うんじゃない?と心では思っても、押し切られて結婚誓っちゃったりするんじゃないのかなと・


【最後の闘い、の4幕】
”スモーク”が焚かれた森の中の風景。白鳥達を自分も踊っていた時感じた疑問、主で有るオデットが死んでしまった後、彼女たちはどうなったんだろう・と。
裏切られて悲しみながら森へ戻ってきた後、オデット自身覚悟を決めるんでしょうね。だから付いてきた侍女(白鳥たち)も、主と運命を共にする気持ちになるんだろうな。
そこへ王子がやってきてひたすら謝り、オデットは赦す心の広さがあって・でもロットバルトは邪魔をする。そして最後の闘いを終えた後オデットは自死、王子は後追い、白鳥達は総出で反抗、ロットバルトは魔力を失い滅び、そしてベンノが・・と言うラスト。


【個人的感想】
プログラムを読み返すと「死ぬことによって結ばれる永遠の愛」とあるのだけど、ハッピーエンドではない。ただ2人で天国行って幸せになろうね、という結末。でも少しリアルな描き方でした。
それにしても重厚な演出で、こんなに白鳥の湖って観るのにエネルギー要ったかな?と。
見飽きちゃった気でいたけれど演出が変わると新鮮に感じますし、「お芝居を見ている」気持ちになりました。
6月18日までです。
千穐楽までダンサーの皆様たちが、怪我無くアクシデントなく踊られますことを願っています。


”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエクラスを近県の幼稚園で開講しています。

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『フィンランド国立バレエ、白鳥の湖』配信鑑賞記

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


こんにちは。
昨夜ふとTwitterのタイムラインからこちらを見かけ、鑑賞しました。
『フィンランド国立バレエ、白鳥の湖』

https://oopperabaletti.fi/stage24/joutsenlampi-tallenne/

こちらは昨日ライブ配信され、アーカイブで6ヶ月間無料配信されるそうです。
以下、Twitter ”バレエ好きの経理担当者”様より引用させていただきました。


フィンランドではコロナの影響ではこの「白鳥の湖」を含め、2月末まで全公演がキャンセル。そのため、今回の収録は、本来は1人2役のオデット・オディールを2人が踊り、王子も3幕のみキャストが変わる特別版となっているようです。
オデットは、元Kバレエの松根花子さん。オディールはVioletta Keller。 フィンランドの冬をモチーフにした演出だそうです。

白鳥の湖、かつて何度か舞台に出演して踊って、またスタジオ発表会にて第三幕を抜粋して上演した演目ですが、今回の演出はまるで童話の世界をビジュアルで見ているような感覚になりました。(いいなー♡)
分かりやすくて展開が良く、演出を活かす照明が美しく、あとはカメラワークがとても良い。
出演者の衣装の美しさにも注目です。(特に第三幕)

オデットを演じられた松根花子さん、とてもたおやかで情感的なオデットでした。見入っちゃう感じ。
オディールのVioletta Keller、テクニックが強くて正確で、華がある踊りをします。
ロットバルトは背が高いせいか、悪魔と言うよりドラキュラっぽい感じで、何とも言えない存在感。
そしてロットバルトの手下達の存在が、何とも言えないダーク感のアクセントになっています。
第四幕のラストが余りに衝撃的で・・・こんな結末ってあるの??と言う気持ち。

”バレエを伝える”と言うのは、まず作品を知ってもらうことの方が絶対に分かりやすいと思っています。
見たことは無くても、名前は知ってるものから入るとか。
それは多分、絵画の”モナ・リザ”や、音楽の”エリーゼのために”等と似たようなものかもしれない。

言葉の無い演劇=バレエなので、見ていると自ずと想像力もきっと助けてくれるはず。
見ている人なりの見方で楽しんでもらえるのが一番だと感じています。ぜひご覧になってみてくださいね。



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2000年にスタートした、大人の方向けバレエスタジオ。
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「過ぎ去ったこと」も結構大切

こんにちは
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

レッスン前後、大抵いつも生徒さん達と小話をするのが楽しいです。
記事に書かないようなことも結構話すのだけ
皆さん、とっても興味深げに聞いてくださいます。

過去に教わった㊙テクニック、とか
昔々の指導法、とか
過去に出た舞台の裏話とか。

だけど決してそれらを貶めたり笑い話にするのではなく
それはそれで、既に「過ぎ去ったこと」や、当時の感覚では
こんなことが当然のように有ったんだよーと伝えることで
「へぇ・・・」となるようです。


50年ぐらい前の動画、時々拝見するけれど
抜きんでてる人は当時も本当に素晴らしく、しかも体力面や精神面もタフで
体つきは今より”人間ぽい”かな?(笑)
今の抜きんでてる人は、別次元の生き物みたいに見えちゃう・・

今は全体的に底上げがされて、大人の方であっても
ものすごい癖のある体の使い方をする人は、そうそう居られない。
だけど昔は癖が強く付いた人が沢山居て
「悪い使い方」の見本みたいにされたりしたものです。。。

でもそれは、今が良くなったから、と言うよりも
全体的に変えて行こう、と言う意識の結果だと思っています。

昔々の東京文化会館の楽屋。日本バレエ協会の公演で、吉田都さん主演の「白鳥の湖」でした。

この公演の翌年だったかな?新国立劇場ができたの、確か。
当時も自分なりに努力して、しのぎを削る環境にいたけれど
キツイことを笑い飛ばすぐらいの精神力があったらなぁ・・と思う。
(ガッツリ、受け止めていましたから)
それも今となっては、過ぎ去ったこと。
でも鍛えられたのは、この時代、この年齢だったからかも。

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人との繋がり・バレエの先生との出会いのツレヅレ

バレエ教師兼ダンサーの、河合かや野です。

今日は春分の日。
人と人との繋がりで人生、生かされてるなーと
最近特に感じてる私ですが
そこには数々のバレエの先生との出会いもあります。

先だってのライモンダ公演で
晴れて2ショットを撮れました(笑)多々納みわ子先生。
私が9歳の時、初めてみた白鳥の湖で、オデット姫を踊っていた方。
しかも観たのは郷里の奈良。

当時親子劇場と言って(たしか今も有りますね)
文化庁が主軸になり、バレエや演劇などを地方巡業させて
各地に文化を広めて行こう、と言う催しがあり
そこで白鳥の湖を上演した時、母が私を一人で劇場で見れるように
手配してくれたわけです。
(確か1枚しか、チケットが無かったからかも?だったかな。)

9歳の私が「このオデット、可愛い♡」と思いまして
それだけインパクトが有ったし
今でもうっすら思いだせるぐらいですから
ホントに強烈だったのでしょう。
(ちなみに王子は今村博明先生でした。でも余り覚えてない^^;)

上京後、いつかご縁が有ったら習ってみたいなと
心のどこかには、ずっとあったのですが
数年前から、今も時々クラスを受けています。
初めてみた時から30数年後経ってですけど
ほんとにそういったご縁もあるのです。

良い先生を探すと言うのはとても大切。
そしてそこに、何かの繋がりを見つけられるかどうか。
〇〇先生との繋がりからの~、がとても多い世界ですが
キーパーソンが居ないと出会わないように
自分の行動も、出会いに繋がるんですね。
そしてその時に感じた感覚も。
その後はお互いを知る故、色々なドラマがありますけど
けれど、うーんやはり、、不思議です。

春分の日に、ちょっとしたエピソードを書いてみました。
今日も佳き日になりますように。
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20年前の白鳥さん♪

早いもので、1月も今日で最後。
昨日Facebookのタイムラインに上がってきたので、こちらでもご紹介しますね。

20年前の、日本バレエ協会公演「白鳥の湖」の時の楽屋裏。
当時の東京文化会館の楽屋です。

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そして20年後のオデット(笑) 去年のクリスマス企画で踊った時のお写真。

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自分で言うのもアレだけど、私は顔が老けないと言うよりも、身体が老けにくいタイプなんだと。
身体が老けにくい・・・これは、自分が努力してると言うよりも
天の神様が与えてくれた、私への財産だと思ってます。本当に。
いきなりスピリチュアルっぽいですが (笑)
でもそう思って無ければ、多分・・こうはなってない、と思うことも沢山。
なので、いつも「ありがとうございます。」と手を合わせてます。(ホント)

迷ったら、両方できるようになれば良いのです。  ←先日アップした記事。

この記事、上の写真の頃の自分を、ちょっぴり想い起こして書いたモノでもあります。
バレエ協会の公演は、若手に大きな舞台への出演機会を与えてくれる場でもあるので
舞台に出ると、グンと成長できるチャンスが沢山ありました。

20年前は、新国立劇場もまだ出来て無くて(確かこの年にこけら落としだったかな?)
K-Ballet も無かったし、そのためバレエ団には属してなくても
すごく踊れる人達が、各教室に必ずいらっしゃった時代。
そんな人達とご一緒するなんて・・・と、本当に「お背中ピン!!」としてました。

そしてこの頃は”大人バレエ”と言う概念も無かったから
バレエ=厳しい、と言うのは、当たり前。今も厳しいけれど・・当時はもっと、でした。

ただそれだけ、価値観も固定化されがちで
何か良いことを学んで来たとしても、先生の考えに合わないと受け入れて貰えなかったり。
私はそれで、遅い反抗期を迎えたような気持ちに何度もなりました(笑)
けれど我慢する、と言うことも同時に学びました。

それを思うと、今は色々な考え方に自分から触れることが出来て
自分で情報を探せるし、そして選べるんだろうかと。
なんて素敵!と思います。

ただ、今は多すぎて選べない・・と言うこともありますね。
分からなかったら、聞きに来てください(^-^)

これからの自分がやれることは・・・若手ダンサーの人に舞台のチャンスを作ってあげることや、舞台を創れる人に繋げて行ったりとか。
そう思ってます。

だから踊りたい人は、基礎力が大切ですよ。
正しい基礎は、ダイナミックな力を生みます。
身に付けたい方は、どうぞお稽古にいらしてくださいね。

 

 

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大人からのバレエは、エレガントに美しく
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気軽な好奇心から、目標を掲げる向上心の持ち主の方、歓迎です。
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ツレヅレシリーズ~ 昨日のこと

今日はバレエと座学のレッスンの日。
今もこれを書きながら、あれこれ頭の中で組み立ててますし
昨夜は記述用のシートを作ったり。
なので「バレエと食事」の続きは、明日または明後日にまた載せますね^^

昨日は久々に、Yoppa先生のクラスにお邪魔しました。
時々イレギュラーなことをすると、思いがけない収穫があります。
それは・・生後3か月の赤ちゃんを抱っこできたこと(*^_^*)
5キロの体重♡ でも5キロのお米を持つよりも全然軽くて、柔らかくて瑞々しい。
赤ちゃんが1人いるだけで、その場が一斉に和むのはどうしてだろう。
そして空気が輝いてるように見えますね。
人って元々は皆そういう存在なんだなぁ。。。

Yoppa先生とクラス後に色々とお話して、沢山の元気を貰ってきました^^
一緒にいつこさんの「バレエイラスト展」も見てきましたよ。

そして吉祥寺産経ジュニアクラスでは
2月3月と「4羽の白鳥をやろう!」と、昨日から練習を始めました。
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振りをちょこっと与えたは良いけど、何より頭で考えずに足が動いてしまいます。
足が絡まるかと思った・・(笑) とっても身体のコントロールが要る踊り。
この役はとても身体のコントロールとテクニックが身に付くから
若いウチに練習しておくと良いと思う。
DLSのワークショップでも、ジュニアちゃん達の課題曲でした。

このクラスは3月末で終了となります。
皆大きくなったし、卒業と言う形で最後を楽しく締めくくれるように。
4月からは小学生を対象にしたクラスを始める予定です。曜日も時間も変わるので
また詳しいことが決まったらお知らせしますね。

今日のクラス
11:15~12:45 座学とバレエ(後半に少しバーレッスンを取り入れます)
13:00~初中級
14:30~作品クラス

お待ちしています!

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マシュー・ボーンの「白鳥の湖」、カーテンコール写真

先日観に行った白鳥の湖は、なんとカーテンコール写真を撮っても良いよ♪と言うことになっていました。
運よくお席も近かったので、何枚か撮ってみました。

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終わった直後の写真。王子とスワン。

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感慨深そうなゴメスさんのお顔・・・^^ 本当に嬉しそうでした。

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出演者全員のレヴェランス。

2つ前のブログにも書きましたが、初めて観たゴメスさん。
彼の身体能力の素晴らしさ、そして演技力、さすが世界のトップダンサーだと思いました。
そして演技が終わった後の、なんとも言えない優しさというか、人柄がにじみ出ていました。
他にも好きな踊り方や表現をする方が幾人か居て、
ガールフレンド役の方はとってもチャーミングで、演技も面白かったです。(写真一番右)

出演者は皆、最後の拍手のために頑張るんです。
そう、そうなのです^^

今日もレッスンでお待ちしています(*^^)/

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