「ジゼル」終演

昨日、Balletstudio Axis発表会が無事終演しました。
生憎台風と重なってしまいましたが、幸い劇場入りする時も開演時間前後も、天候が落ち着いていてよかったです。(ただ場所によっては酷い雨だったようで、残念ながら断念された方も)

主催で主演の友人はじめ、裏方をお手伝いくださったお母様たち、スタッフさんや共演者の皆さま方にとてもお世話になりました。
そして雨の中ご来場くださった皆様へ、本当にありがとうございました。

朝のクラスもやってくださって、感謝。
舞台空間は大きいから、感覚を感じるためにもいいよね。

ジゼルのお母さんは初役だったので、色々試行錯誤も重ねつつ本番に向けてもっていきました。
昨日しかやらなかったリアクションも、コッソリ入れたり(笑)
その他は、ロイス(アルブレヒト)を最後、思い切り突飛ばせた点が💮!
最後、突然の出来事に対しての悲しみや、やるせなさ等が伝わっていたら嬉しいです。
それまではどこにでもいる、普通のお母さん。
次回ジゼルをご覧になる機会があれば、ぜひお母さんにもご注目くださいね♪

楽屋でのセルフショット。


8月11日、8月16日と最近にしては珍しく舞台が続き、これが若い頃だったら全然へっちゃらだったけど、さすがに少し疲れを感じたりもしました。
出力が要るんですよね、舞台に立つことって。
でも自分の新たな可能性を感じられて、とても嬉しく思いました。
機会を与えてくれて、感謝です。

(舞台ネタは面白いので、ちょっと引っ張ります 笑)


☺️

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舞台出演のお知らせ

バレエ教師兼ダンサーで、時に二足の草鞋を履いたり
YouTube動画を作ったりしますが、やはり舞台があると身も心も引き締まります。

8月11日(日)Dance Pastel発表会
大和市シリウスホールにて。
開場15:30/開演16:00

毎年お世話になっております。今回は久々に古典バレエ作品のソロを踊ります。
ちょっと振り付け変えてますが・・💦
精一杯努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。
私は第二部に出演します。


8月16日(金)バレエスタジオアクシス発表会
武蔵野市武蔵野文化会館大ホールにて。

開場14:30/開演15:00 終演は19:00頃を予定。



私はジゼル全幕より、ジゼルの母ベルタを演じます。
リハーサル、楽しい♪
音とマイムがしっかり合うのって良いですね。
こちらはコンサートもあり、中々ボリュームある内容です。
いつもはお手伝いだったけど、今回は出演者として
精いっぱい務めさせていただきます。

どちらも入場は無料ですが、チケットが必要になります。
観覧ご希望の方は下記HPからお問い合わせください。お待ちしております。


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2冊のバレエの本

昨日2冊のバレエの本を図書館で借りました。一冊は三浦雅士著「バレエ入門」、もう一冊はシリル・ボーモント著「ジゼルと言う名のバレエ」

なぜ今回はこれにしたのか?それは、冒頭の書き出しの一文に惹かれたからです。

バレエは素晴らしい芸術です。そしてその素晴らしい芸術であるバレエの中心に位置しているのは、ダンサーです。人によってはコリオグラファーつまり振付家、舞踊演出家だと言うかもしれません。あくまで作者があって作品があるはずだからです。でも、バレエのバレエはちょっと違う。簡単に言えば、ダンサーと作品の区別が付かないのです。

バレエは人間の身体の動きを構成した芸術ですが、動きだけを抽象的に取り上げることは不可能です。必ず、その動きを実現しているダンサーの身体が介在している。いや、介在しているどころか、本当はダンサーの身体こそ魅力の核心をなしていると言った方が良いかもしれない。ある特定のダンサーが見たくてたまらない。ただそのために、劇場まで足を運ぶと言うことがあるのです。

まるで片思いの相手ですが、それもまたバレエの魅力なのです。

(バレエ入門より)

こんな書き出しで始まり、そしてつらつらと読み進めると「それそれ!私が感じていたこと!」と共感することもあったりで、いつが初版なのだろうと思ったら2000年9月でした。この本になるまで相当量のバレエ作品をご覧になり、そして関心を深めてこられたゆえのものだと思うけれど、「深いけれど大枠をしっかり」まとめておられるなあと思いました。(もうちょっと早く関心持っておけば良かった)

ジゼルについて書かれた本、実はこの夏友人の発表会で「ジゼルのお母さん」役を演じるご依頼を受けまして、あらすじも内容も知ってるけれど、改めて何か中心になるものがあればと思っていたところでした。こちらも中々深い部分まで書かれてます。

興味深いのはこの2冊を出しておられるのが「新書館」という出版社です。今は「クララ」「クロワゼ」というバレエ雑誌や「ダンスマガジン」を発行していますが、これらが書かれた1992年や2000年の頃って、ダンサー写真が素晴らし過ぎて捨てられない…と思うものばかりでした。(引越しの時思い切って古本に出しちゃったけど)


今本が売れない、という時代になってきていて、売れるものが残りやすい気がするけれど、ちょっと前のものは骨格がしっかりしてる気がする。自分の学びのためにも、改めてじっくり読んでみたいと思います。


土曜日の目白でのレッスンは、3月末まで2回体験可能!お待ちしております。

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再び、ジゼル

いいものを見た後はやはり清々しく、洗われたような気持ちになるのは
それは演者さん(踊り手)達の発するものが、客席に伝わるからだと思う。

前回はZ席でジゼルのお家やお墓が見えなくて、再度リベンジ。
今回はD席4階上手側の席が運よく取れ、素晴らしいパフォーマンスを堪能できました。
(Z席は有難いので、また利用します^^)

昨日は学校からの参観もあり、高校生たちが沢山ロビーに出てきました。
学校の企画で観れるなんて、なんとも羨ましい。





実際にジゼル2幕だけでも踊ったことがある身として
浮遊感もそうだけど、なんとも言えない空気感とか
(幽霊になっちゃったけど)伝わる愛情を、なんとなく自分に置き換えて見てしまったりします。
(できるかな、できないかな、は置いといて)


現実とは少し違う世界観を味わいたくて劇場に足を運ぶわけなので
鑑賞は、色々な見方があって良いと思う。
そして安心して観ていられることは、それだけ懐が深い踊り、ということだと思います。

10/29のクラスレッスン&スタジオパフォーマンスは延期につき、参加者を再募集いたします。

1月21日と告知していましたが、スタジオ事情で2月上旬に変更予定です。

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”美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
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バレエの「観かた」

バレエ鑑賞に行くのは、実に楽しいものです。

綺麗な人達の踊りが見れるし、音楽はワクワクするし
加えて舞台美術や衣装、演出も楽しみ!
さて、今日の主役は〇〇さん、客席から応援してるー!

まずそんな気持ちで行くのが一番。見に行くのって応援ですもんね。

昨日はZ席を入手し、新国立劇場バレエ団の「ジゼル」を鑑賞。
吉田都さんが演出されたのもあり、確かに見知ってるジゼルとは少し違った印象を受けました。
その昔、日本バレエ協会公演の「ジゼル」で、私が貴族役で出演した時主演の一人が熊川哲也さん。
ロイヤルバレエから帰ってきたばかりの彼は、立ち役やコール・ド・バレエ一人一人の演技についても、傍で色々ダメ出しされてました(苦笑)。

本来マイムや演技で行う部分を、振りに変えてしまう演出もまだまだ多かった風潮の中で
「ここでは演技をする」と言う指摘は正しいことだし、全員が物語の登場人物ですからね。


演出を変えるのは、これまでこうでしたよ、と言う部分に手を加えて
更に繋がりやすくしたり、振りやフォーメーションを変えることもあります。
新しい感覚にリニューアルしていくことで、決まった価値観を少し壊す、と言う意味もあるかと。
舞台の照明もデジタル化で、新しい試みがどんどんされていき
それでいて衣装は古典的と言う対比が、逆に新しさを感じさせます。


あとはやはりダンサーの「踊り方」と「身体の使い方」に目が行くかなぁ。
世界観や演出は分かりやすいけど、力学的浮遊感や舞台上の存在感は、普段の身体の使い方の賜物。
そう思うと、本当に昔のバレリーナ達は凄かったのかも。
今は求められてるものがとても多いですが、これも一つの進化なのかもしれませんね。



宣伝も現代的でした。

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カルラ・フラッチさんの”ジゼル”

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

深川秀夫さんについてブログを書いた昨日、カルラ・フラッチさんが亡くなったのをTwitterで知りました。
子供の頃読んだバレエ漫画”SWAN”でお名前が登場していたのですが、当時は実際に映像を見たこともなく、どんな人だろう・・と思っていたら多分10年近く前でしょうか、ジゼルの動画をYouTubeで発見しました。



初めて見た時はもう「えーーー???〇×△◆★※????」と、自分にしか分からない第一声を上げたものです。それから何度もこの映像を見ては、ため息・・・♡まるで映画みたいな創り方です。



昔のバレリーナは文句なしに「美しい存在」です。美しくて気品があって、まるで女神や天女のよう。
それでいて苦しいことがあっても、絶対に顔には出ない(出さない)と言うのがセオリーみたいで。
だけどそれは尤もだとも言えます。なぜなら、バレエと言う美しいことに携わってる人達だから。
だけど、表に見える面はそうであったとしても、私達もごく普通の人間よ、と言う意識もしっかりお持ちだったんじゃないのかな?と、(今は勝手に)想像しています。
今みたいにSNSで写真が表に出たりしないので、なおのこと神々しく見える、と言う点もあるかもしれませんね。



私もジゼルは大好きな演目で、もう一度踊りたいなといつも心の中で思っていますが、彼女のような空気感や存在感は50年以上前の映像であっても賛美の対象で、むしろお手本にしたい。
個人的に踊りだけでなく、骨格的に見ていて好みなんじゃないかな、とも想ったりします。
そういうの、あるかもしれない(笑)

動画は全編ありますので、ご興味ある方は是非ご覧くださいね。

19760507_1st_World Ballet Festival_GISELLE_Carla Fracci_Paolo Bortoluzzi_photo no1826_photo_Seiichi Hasegawa - コピー.jpg
写真はNBSのサイトからお借りしました。

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9月の日曜日は”ジゼル月間”^^

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日から「バレエ作品から表現を学ぼう」クラス
ジゼル第一幕より、ワルツのパートを少し行いました。

本当はね・・・
ピアニストさんが居られたら、
どこそこのパートを弾いてくださいって伝えれば
その場でパパッとやれるようなことなのです^^

でもそうは行かないから、別にCD用意せなダメで
すると受ける方は、何気に身構えてしまう。

そう言った事情を踏まえつつ、
やはり普段のレッスンは、バレエ作品のステップの
ごくごく一部を練習していて
作品の練習になったから、いざ色々しましょう、
と言うものではないことを、体感して頂きました。
表現は、特別なものではないです。
ただ、練習は必要ですね。

私はジゼルの作品がとても好きで
自分が踊るのも、観るのも好き。

ジゼルの初演は1841年のフランスで
ロシアバレエの時代じゃ、ないのです。
ロマンティックバレエの時代は、足さばきで魅せる踊りの方が多い。
しかも普段レッスンで教わらないから知らない、と言うステップも
案外沢山入ってる。

なので、今月はジゼル月間にして
来週はまた、違ったパートを練習します。
ぜひおいでくださいね。
※スタジオの都合上予約制になります。
お申込み、お待ちしています。

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大好きな作品”ジゼル”を、より深く知った日

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

自分が踊るうえで、大好きな作品と言うのがあります。
私は”ジゼル”。
もう一度踊りたいと思っています。

踊り手側が「この作品が好き」とか
「踊ってみたい」と思うのは
多分感覚を超えた”何か”
があるのかもしれない。

昨日は「古より蘇るジゼルの魂〜グリジのリトグラフとの出会いから」
と言うイベントに参加。

1841年にジゼルを初演した、カルロッタ・グリジが舞う姿を描いたリトグラフを
友人の米田ひろみ先生が、オークションで落札され
それを額に納めるセレモニーをしたい、と言うことで

ジゼルにまつわるエピソードを
バレエ史家の池田愛子さんが 、濃く深く説明くださいました。
ちなみに、このリトグラフはホンモノ!
だけど、落札価格はさほど高く無かったそうでした笑

リトグラフは版画の一種です。
とても繊細に、細かく描かれ
特に目は、本当にキラッとしていて
なんとなくだけどこの画には魂が宿ってるような
そんな印象を受けました。

私は短大時代、”西洋演劇史”を選択していまして
ギリシャ悲劇・喜劇~シェイクスピア
~チェーホフ~現代劇の戯曲を
半年間で数十冊読むと言う課題がありました。
読むだけじゃなく、演劇と舞踊についてのレポートも書くんですけど
正直相当きつかった講義でした。

だけどそのお蔭で
舞踊の成り立ち(とても演劇と深く関わっていること)
コロスとコール・ド・バレエの似通ってる点なども
ごく自然に理解できてます。(忘れてる事もあるけど)

踊りを単なる感情表現とか、
ダンサーの身体能力としてだけ褒めたたえるのは
なーんかちょっと違うよね・・と常々思うのは
そこに深みが見えないから。
作品ごとに、時代時代の考え方や世相、哲学が反映されているからです。

バレエの作品にはストーリーがあるけれど
メロドラマ的に、サクッと誰かが創ったのではなく
色々な要素(宗教的、階級的、世相などなど)が
絡み合ってるのですよね。
そして必ず音楽が、ストーリーを助けてくれている。
ジゼルの作品の裏側は、奥がとっても深かったです。

ちょっとぼやけてますが・・
額に入ったリトグラフは、とても素敵に見えました。

 

photo by Kiyonori Hasegawa

大好きな作品を深く知ることで
「もう一度踊りたい」を叶えたい。
そしてね、劇場へ行くことを
今の時代、もっと気軽に楽しめるように
なれば良いなぁと、いつも思っているのです。
なぜなら劇場=人の生活との関わり方、だから。

それらのことがもっと一般的に伝わるようになると
きっと現場(劇場)で観るバレエが
更にさらに、面白くなると思うのですが。
そういう演出家、居ないかな?^^
そんな現場に立ち会いたい。
想いがふつふつとした節分の日でした。

**********************************************

大人のバレエはエレガントに美しく。
踊ることで、心と身体を調和させましょう。

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バレエで美しくなる、楽しくバレエが上達する方法をお伝えしています。
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バレエ音楽は、情景の想像力を掻き立てる

昨日、かつてスタジオに通ってくれていたYちゃんが所属する
バレエ音楽専門オーケストラの、定期公演に伺いました。

演目が「マノン」&「ジゼル」。
バレエファンにとっては、たまらないでしょ~う^^

Yちゃんは、2nd Violinを担当していました。

image

バレエ音楽奏者さん達は
踊り手さんが舞台上に居る場合
大抵は、オケピットに居られます。
そのため、音楽の方が後回し的な印象になりがちですが
まずは音楽あっての、踊りなのですよね。

マノンの演奏も素晴らしかったですが
ジゼルで、涙腺崩壊しました^^;
やっぱり何度も、この作品の舞台に出てるから。
自分も踊ってるし、そして出来るならオケ付で、
全幕やるのが夢だから。

開演前のプレトークより、ジゼルの2幕に
初めて知ったトリビアがありました。
ウィリの女王・ミルタが踊るシーン、初演の頃の振付の名残が
原曲の中に残ってるそうです。

中世ドイツを舞台にしたジゼル、
ウィリになってしまったのは
初演の頃は、各国の亡霊たちだったらしく
それが音の旋律やリズム、メロディに残ってるんですよと仰ってて、
これはなるほど、そうかもと。

初演のままずっと同じ振付、と言う訳ではなく
どんどん洗練され、より分かりやすいものに変わり、
ある程度完成したら、今度はそれが定着する。

ウィリ達が白い衣装に統一された時、
多分各地方の亡霊、と言う設定では
無くなったのではないかと仰ってました。
そう思うと、音楽の中にムクムクと、想像の世界観が生れました。

バレエを見たり、また踊る醍醐味は
脈々と受け継がれてきたことをまず知って
後に伝えることじゃないかなと、思うのです。
それが面白い。教養と言う意味でも。

2009年のスタジオ発表会「ジゼル第二幕」より
Kiyonori Hasegawa

とてもとても有名な2幕のシーン。
ここに、フランス、ドイツ、スペイン、インドの音楽の要素が
巧みに入ってるそうですよ。

ジゼルが生きてる時に行う花占いのシーンのメロディと
死んでからアルブレヒトと踊るメロディ、
音の高低が、逆になってるんですって。
これも、素敵なトリビア。

それにしてもジゼルの音楽は、どうしてこうも、ハートに響くんでしょうか。
私以外にも涙腺崩壊してる方、あちこちに居られました。
このバレエを知ってると、感情移入がグイグイできちゃうから。
それだけ、愛されてる作品なんだなぁと。

良い時間を、ありがとうございました♪
昨日はこの後もサロンコンサートに伺い
充実した時間を過ごしました。
芸術って、本当にステキです♡

☆ぜひ一緒に、舞台創りませんか?
舞台に出る機会を探している方、舞台経験を積みたい方
レッスンで、お待ちしています。

 

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4月から、新宿御苑前第2タケビルの
スタジオと、代々木スタジオミキとの2か所で
レッスンを行います。
新宿御苑前スタジオは、チラシご持参の方限定
4~5月中、1回無料体験ができます。
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