表現はどこでする?

時々「表現はどこでするものなん?」と考えることがあります。
顔?
確かに顔は大事..

でも顔を作りすぎてもなぁー、と思うし。
かと言って、全く表情が出てこないのも困りもの。
表情が出てこない、というのは「虚無」という状態に近いのかもしれないけど
「心、ここに有らず」という感じに見えますね。

昔はよく「能面みたいな顔して踊らないの!」なんて言われたりもしました。
余裕がなくて、必死だったりしたからかな。
でもね、能面にもちゃんと表情あるからねー。
顔を傾けたり見上げたりするだけで、どんな感情なのかを想像できたりする。
顔の造作が変わらないだけで、心情はばっちり分かるもの。


通常のバレエレッスンの中で、感情面の練習をするという機会は余り無いけれど
「心の中にどんな想いがあっても、ポジティブな顔で行う」のがまず基本です。

レッスンなので不安があっても、間違えても出来なくてもそれを表情にあまり出さず、平常心を保つ。
不安や恐れを出すなら、そういった表現の振り付けを踊る時に存分に出せば良いので。
(でも実際は中々そんな機会無いかも? 笑)
自分の感情に対して素直になりながらも、まずは明るく見える方に出す心がけで臨みましょう。

実際は、
感情を出したくても、ほよーん、ふわー、となりがちで
上手く出せたとしても、均一的に行うのは難しくて
疲れてくると気持ちも萎むし
起伏があるものなのも、よくよく分かるのです。
だけどそれらをコントロールして臨むことで、自分が少しずつ変わっていく。
動じなくなるし、自信もつく。
自分自身への、メンタルトレーニングにもなりますよ。




Kayano Ballet Studio」は、大人のためのバレエクラス
「エレガントにバレエを踊りましょう」

バレエ上達のヒントや、自身の創作作品等を配信しています


日本ブログ村ランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください。励みになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す