アン・デュオールと言う言葉があります。
足を外側に外旋(まわす)して、外向きにする動きです。バレエの基本概念ですね。
SWANからの引用になりますが、結構最初の方(1巻)に載ってます。

子供の頃、これがなんのことか正直分かっていませんでした。
足元は開いてポジションには出来るのだけど、太ももから回す??ナニソレ???と。
先生がちゃんと教えてくれていなかったのか、それとも当時の自分には理解不能だったのか・・
多分両方じゃないかな(💦)
なのでこのページはとても印象には残ってるけど
書かれてることの意味を理解するには、まだまだ幼かったなと。
⭐︎真澄が「君にはこれができてない!」と、この後猛特訓を受けます。
そして「基礎」の大切さと、それが不安定なまま積み上がっていくといつか崩れる、という指摘もされています。(有吉先生の描写がすごい)
アンデュオールにすることで、足元の安定が増します。
ですが【正しく行なわないと】関節が捻れたり、筋肉が無駄に発達したり
背骨の伸びるべき場所が詰まったようになったりも。
結局は脚だけの問題ではなく、身体全体でその変化に対応できる状態にしないといけない訳です。
さて、ここでよく問題になってくるのが「大人にどこまでそれを求めるか?」
ですが、身体って人それぞれ違うもの。
固いと思っていても凝りが原因なら、ストレッチやマッサージで少しずつ柔らかくなります。
状態に合わせた指導を行えばいい訳ですし、また構造を知ることで不安も減ってきます。
求めるのは完璧さでは無く、動きの概念を自分の感覚にしちゃうこと。
【追記】
個人的に、若い頃古いロシア式レッスンのアンデュオールで体のあちこちを痛くしてしまった私ですが、その後ヨーロッパ式の考え方のアンデュオールを学んで実践することにより、強い脚になりました。
これは一概に良し悪しではなく、レッスン方法がその人に合ってるか合ってないか、のほうが大切だと考えます。
普段のレッスンでも、アンデュオールについては細かく指導してますが
ちょっと認識が曖昧に感じるので、近々具体的な教材を持って行ってお伝えしようかなと。
良かったらご参加くださいね。
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