大人になった今思う「大人っぽさ」

最近時々昔のバレエダンサーが踊るYouTubeを見ることがあります。(大体1980~1990年代頃?多分最も好きな時代かも♪)
それらを見て想うのは、彼らは当時から見ても(絶対)大人っぽいということ。

大人っぽさってなんだろう?と、よく考えるけれど、日本の場合「大人可愛い」という言葉もできる位、大人でも可愛くありたいとか、多分若く見られたい願望が強いのかもしれない。可愛いというのは確かに得な面も多い気もする。

自分のYouTube動画を見直していると、

①内容は至って真面目

②でも声のトーンや話し方はフワッとしてる

③現在の自分年齢の身体をさらけ出してる(笑)

その3つかな。決して可愛く見せたいとかキラキラさせたいとか、あとは強い口調で納得させようとかは無い。➡️映像のまんま、ということです笑


私の場合、かつて「バレエ作品における姫への憧れ」が殆ど無かった時期と、時期を置いて大人として見れるようになったりと、そんな過程がありました。

良い年齢になった今「大人っぽい」なんて、なんか変じゃないの?と想ったりするけれど、大人っぽいと言う言葉は「しっかりしている」「頼れる」「成熟」という意味を持つのかもしれないなと。

バレエ作品は、古典バレエの頃の時代とその後とでは、女性の描き方やあり方も全然違っています。
時代もあるのでそれは尤もなことだし、そこを読み取れると表現に活かせますね。
それをせずに役作りをすると、いざ自分が踊って見せる時にどうしても「子供っぽく」見える。
それがミスマッチ感になるのが、実は一番表現として難しい点じゃないのかなあと様々な舞台を見てて感じたりします。

私が昔師事していた先生はそういった部分への拘りや配役も細かかった。でも昔から配役ってそういうもんだと思っていたし、「自分の踊りたいものを踊れる」なんて夢のまた夢だったので、そういった機会に恵まれている方はすごいなぁと思ったりする。


それもあって、自分が踊るんだったら・・・と言う目線で選ぶと、割とスン!としたものを選んだり、もしくは自分で創ったりとかするのかも。

大人になった今「大人っぽく」・・さて、何を踊ろうか、です。

過去自作振付作品より(これは10年位前になるのかな?)


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