こんにちは
バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。
10月に入り、涼しさが増したこともあって
昨日のレッスンでは冷房を止めて
風が入ってくる状態で、レッスンしました。
最近は「ターンアウトを保つ」ことと
「美しく足を使う」ことを、かなり丁寧に指導中。
ターンアウトは「できる」「できない」と言う類のものではなく
その状態に「なってるか」「なってないか」。
そして美しく足を使う=動かす、のは
足の指の小さな筋肉を、細やかに、細やかに動かすことで
形になっていくもの。
かつて(もう数年以上前)新しく入られた方から
変わった質問をされたことが、よくありました。
質問と言うよりも
何かにつけて、すぐ正解を問うてくる感じ。
さすがに
「まずは自分が出来てる(やれている)と感じてないと
それらは形になって表れませんよ」と言ったら
とっても不思議そうな顔をされた。
先生からチェックしてもらい
「できてる」「できてない」と言われないと
自分じゃ分からないみたいで。
でもねぇ・・・自分の体ですから。
私も手業で相手の補佐に入ること
しょっちゅうありますけど
補佐に入った前と後の感覚の違いを感じるのは、その人自身。
要はその感覚の状態に、自分ではまだ持って行けないから
目視で、正解かどうかを教師に求めてくる(笑)
でもそのたびに「できてます」「できてない」って言ってたら
中断しまくりで、クラスの流れも止まるやろ?
分からないことを質問するにしても
少し考えたら、解決できそうなことは
自分で考えるとか
状況を見て、今はこのままやってみよう、とか
そういう判断ができるから
理解する、と言う状態になるんじゃないかな。
★この「自分で考える」こと
昔読んだ”SWAN”で、主人公の真澄が留学先(どこだったかな・・)で
同じことを、クラスメイトから言われていたのを思い出す。
「自分で考えるんだよ」
小学校4年生の頃に読んだのに
未だに心に残ってるの、すごいね。

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