”言語化する力“の雑感

以前、私はブログを毎日更新していたけど
今年に入ってからは自分が無理なくアップできる日に書くことにしています。

このブログも4685記事になりました。我ながらすごいかも(笑)
で、ブログを書き続くことで磨けたらいいな、と思ったのが


「言語化する力」

です。

動きや音、味や香りなどを言語化するのは、とてもとても難しいです。
目に見えないものを表すわけで、だけどそこには「共通認識」があるから成立する。

例えば「チョコレート、美味しいよね」というと、サッと味を思い浮かべられるのは
お互い「チョコレートの味を知っている」からです。



だけど、ちょっと趣向が違ったものが美味しいとか、複雑な味覚のものになると
「んーと、私食べたことあったかな?」という経験が無いと、共通認識が生まれません。
だけど「きっと、美味しいんだよね」という想像力で補って、話が成立していきます。
それを説明する時に「こんな味でねー」と伝えられるのが「言語化する力」です。


バレエの動きを指導する時に、やはり言語化する力は必須。
できるだけ相手に想像させられるように、言語化できることが大事だと思っています。

昔私が師事してた先生は

「回るものは、練習すればできるのよ!」と仰る方だったので(笑)
もう何度も・・練習しました。特にピルエット。
練習もとにかく自分でコツを掴むまでやりなさいと。

だけど、人間の性で

まず練習さえしていたら、いつかできるんじゃないか

という期待を抱いてしまうんですよね。それは、、、無理なんだわ。

「あ、これだ!」と言う自分自身の感覚を言語化できた時に、初めて身体に残るので。

分かりやすく、そして面白く楽しく説明してくれたら、きっと誰だって楽しいし、上手くなるはず。
そう思うもの。


だけど上達したいなら、自分自身にも”バレエを理解してコツを掴む心“で、臨む必要があると思う。
特にバレエへの気持ち、というのは、単に「好き」だけじゃ難しい。

バレエ以外にも食、音楽、スポーツ、絵画、伝統芸能とか「受け継がれてきた」文化は全部
言語化されて守られてきたと感じていますし、今後どう受け継いでいくべきか、というところに来ている気がしています。


大人のバレエをエレガントに美しく
心豊かに、自分と踊りに向き合いたい方へ


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