周囲の目を気にせずレッスンできるのは、有難いこと

皆さんは、バレエクラスの適切な人数って一体何人ぐらいなんだろう?と考えたことありませんか?


以前とあるスタジオをお借りしていた際、広さの目安として言われたのが
「1坪(3.3平米)に1人、が最も適切なんですよ」と。
その後コロナ禍で「距離を取ってー!」と言われましたよね・・・狭い空間は良くないと。
でも一坪に一人というのは、まず理想的なパーソナルスペースじゃないかな。

だけど、60坪ぐらいの広さのところに50人集まると「あれ、なんか狭い・・・」と感じます。
元の空間は大きいのに、集まる人数によって狭いと感じるのが人間の感覚。
それはスタジオ空間に対してどんな風に間隔を空けて立ってるか、という面も大きいのだけど、50人が同じ力配分、邪魔にならない距離感で動けていたら、そこまで狭く感じないのです。

だけど個々の力量がそれぞれバラバラだと、余り進んでくれない人や移動の動きが小さい人など色々な人が混じることで、渋滞が起きやすい。


なので、動き方が分かっている中上級のクラスは流れがスムーズだけど、余り力を出せない初心者や初級レベルの人達の場合、全体的に動きが小さくなりやすいのですよね。


さて、現在土曜日に開講している目白の杜でのレッスン、少人数のため、狭い・・と感じるストレスがありません♪長方形の横が長いスタジオをお借りしていますが、十分動きやすいです。

バレエは空間を使って踊るものですから、自分が立っているところから派生する方向や、天井空間へのアプローチ、それらを立体的に感じながら行うことで、動きが綺麗になっていきます。
(ココは中々自覚するのが難しい部分。でも、とっても大事!)


過去に人にくっつきすぎて動いてきたとか、力を出し切る練習をしてこなかったとか、そんな部分に気づいて改善することで、今からでも変えていくことができます。


(余談)
大勢人がいるスタジオアルアル案件、踊ってる時に近づいてくる人、いませんか?(笑)
私、時々遭遇するんですよねぇ・・あれは少人数のクラスでは起こりえません。
人が大勢いると、周囲の目も気にすることが増えてしまうから、無意識に”隠れよう”として近づいてくるのかも?しれないなぁ・・・・

自分の立ち姿に自信を持って、堂々と動けるようにご指導いたします。
バレエクラスにご興味ある方、ぜひ体験レッスンにお越しください。

8月のレッスン日は9日、16日、23日、30日(毎土曜日)
時間は11:30~13:00/初級 13:00~13:30/基礎ポワントクラス

※8月は隔週で開始時間が30分前後するため、スケジュールでご確認願います。



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9月のレッスンスケジュール/レッスンは質も大切

先日処暑を迎えましたが、まだまだ日中は暑い。
だけど明け方は、少し涼しくなってきたかな?と思います。

9月のレッスンスケジュールを更新しました。

▼オンラインレッスンを日曜日の朝に
▼個人レッスンがご希望の方には、木曜日に(その他の日時も相談可能)

としてみました。

バレエのレッスンは「沢山受けた方が良い」と思いがちですが、質も大切ですよ~と常々伝えています。
質を上げること、実は大人になると面倒に感じ始めるものなんだな、と(最近自分でも)分かってきました(笑)

既に質を上げた状態でいるとそれをキープすることで維持できるけど、新たに質を上げるのは結構大変だったりする。
なので、いつも受講くださる方には感謝です。私、結構細かいですし。

だけどクラス内容は割と動くし(シンプルですが)、基礎を固めてそれを元に楽しく応用してね!というコンセプトは変わりません。むしろ基礎力があるからアレンジになった時に反応できる。
これも大人になると「む、難しい!」となりがちだけど、色々な味付けを試してもらうことで、幅を広げてもらいたいなと思っています。


こちらはスペーシングと歩くだけ、の動画です。懐かしい。ぜひご覧ください。

今後の事も色々考え中ですが、広いスタジオをお借りして時にはWSみたいなのもいいなーと。
そのためには、普段受けてくださってる方へ”新たな知識のプレゼント”と言う形にしたいなと思っています。



「Kayano Ballet Studio」は、大人のためのバレエスタジオです。
「エレガントに美しく」をテーマに、バレエを通じて健康で長く楽しむ方法を提供しています。

新しい仲間をお待ちしています!一緒にバレエの楽しさを体験しませんか?

オンライレッスンのご案内はこちら。
バレエクラスやストレッチ・エクササイズ等、お家でできるメニューにてレッスンできます。
遠方の方や、スタジオレッスンのご都合が合わない方、ご活用ください。

レッスンへの質問、体験レッスンのお申込みはこちらから
個人レッスンや、講師依頼等も承ります。

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スペーシング&歩くだけ、の動画

こんにちは。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

以前からずっと作ってみたかった動画を、アップしました。

サクッと見れます♪


歩くだけで、成立しちゃう感じ。楽しいですよ!
入門~経験者の方まで、ぜひやって欲しい
何なら、一緒にスタジオで歩きましょう♪

踊りは歩くことで、できています。
普段この歩き方は、外ではしませんが(笑)
バレエならでは、の歩き方です。

私個人的な考えとして、回転やジャンプ等云々も大事だけど
綺麗に歩ける人、綺麗にスペーシングができる人の踊りが好きだったりします。
応援したくなります。

この歩き方や、スペーシングがあれこれ応用されて
踊りになっています。これもテクニックなのです。

ぜひ素敵に歩けるようになりましょう。


踊ってみたい作品、リベンジしたい作品、ご自身の創作(または私が振り付けても♪)
踊ってください。(少し補足しました)

2月4日開催!クラスレッスン&スタジオパフォーマンス、参加者を募集中です。

ただ今、体験キャンペーン中!!

2000年にスタートした、大人向けバレエクラス
”長く美しくバレエを踊れるための質の良い指導”をコンセプトに
体の使い方や表現方法まで、丁寧に指導しています
”踊る心”は、”楽しむ心”
目白と初台で、レッスン開講中
基礎を見直したい方、スキルアップしたい方、ぜひお待ちしています
オンラインレッスンもあります

体験レッスン等に関してのご質問やお問い合わせはこちらから
講師依頼等も承ります

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バレエの8つの方向

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。


昨日は月イチの、チアダンスを習っているお子さん達に向けてのバレエWS。
回数を重ねる毎にだんだん私もポイントが掴めてきて、時折「あ、バレエっぽい!」と見えることも。

レッスンを終えた後、親御様達といつもお話をしています。その内容の殆どは「それぞれの違いを理解していこうね」です。
動きにとても似てる部分が有ったり、基本的なことは同じだね、と言う箇所があるのだけど、いかんせん体現してくれるのは小学校低学年の子達ですから、自分達の思い込みが動きに出ることが沢山あるわけです。そのたびに「違う違う」と言うと否定してしまうことになるので、具体的に「この動き方と、この動き方の”違い”」を見せるようにしています。


技術面への指導も大事だけど、やっぱりバレエにおける【方向・角度】は基本のキ。
こちらをクラス前簡単に説明。

私「漢字でなんて書いてあるかな?」
子供達「えっとぉ・・じょうず?へた?
私「ね、絶対そう読んじゃう。かみてとしもて、と読みますよー」
子供達「へーーー!」

ちなみに舞台側から客席を見ると、左側が上手、右側が下手(こちらは松戸市民劇場)

客席から見た場合、右が上手、左が下手(こちらは東京文化会館)


その他はスペーシングやレッスン用語についても少し触れました。
ひぇぇ・と言う顔をした子もいたけど、ピアノでフォルテとかピアニッシモとか言うのを覚えるのと同じだよ、と言うと、すんなり納得してくれました。知識欲も旺盛でなんにでも一生懸命、知る意欲の眼力が飛んでくるので、中々気が抜けません(笑)

昨日はこちらの8つの方向とスペーシングを感じながら進めました。
いずれ説明の記事を書いてみたいと思います。漠然と分かっているよりも、具体的に活用していくことが、より踊りやすくなりますよ。

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”大人からでも長く・美しく踊れる体作り”をコンセプトに、バレエクラスを行っています。



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急に”できるようになる”時

おはようございます。バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。



2日連続の舞台裏方生活の後、昨日自分のためのクラスを調整兼ねて受けたら
なんだか空間を把握する力が、更に良くなっていました(^ー^)v(あくまで自分比です)

緊急事態宣言最中であっても、スタジオには行けているし(閉鎖されていないので)
自宅からのオンライン発信なども続けているため、感覚は鈍ってはいないけれど
久しぶりに広い舞台空間に立った(立ち位置の直しぐらい)のが良かったのかな。
踊ってないのにね、面白い。


あくまで”感覚”は自分でしか、分かり得ないもの。
でもそれを鈍らせないようにしておくのは、大事なことだと思います。



毎度感じることだけど、急に「なんかできるようになってる!」と言うことがきっとあるので
それを信じてまい進することは、止めない方が良い。
何がその人の刺激材料になるかは、本人すら分からないもの。
それを楽しみに待つ、と言うのも、案外良いかもしれませんよ💛



今日から2日間、GWバリエーションレッスンです。お時間ある方、ご都合付く方お待ちしています。
5/4&5/5のバリエーションレッスンについて(改訂お知らせ)両日とも残1~2名受講可能です。

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”大人からでも長く・美しく踊れる体作り”をコンセプトに、バレエクラスを行っています。

入会キャンペーンを5月末まで延長します。



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空間で踊るためのルール ~実践するためのヒント

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

昨日の記事が、思いのほか好評だったので
実践するためのヒントを少し。

バレエクラスの最初には、バーレッスンがあります。
バーに捕まる位置も、相手とのスペーシングを頭に入れて。

バーに向かって立つときは
前の人との距離もだけど、
バーを挟んで、反対側にいる人との距離感も大切。
(相手とは、半身ズレて立つようにします。)

自分と反対側にいる相手の気配を感じつつも
自分の動くスペースを確保するとき
私、今から動くのーー!を強調する人と
余りそれは感じないのに、動きそのものが大きい人がいます。

大抵は、前方への意識が強いため
(目は前に付いてるから)
前に進む!を、誰でも無自覚に自己主張します。
だけど横や後ろの意識も、前と同じぐらい本当は欲しい。
※けれど横や後ろの意識は、
前側よりも半減してるもの。

昨日の記事で、”暴走する人”に触れましたが
多分前しか見てないんだろうなぁ~、と思います。
横に目を使う、後ろを意識する、が欠如してる。

横や後ろに意識を向けるのは
自分を守るための、危機管理の能力で
いわゆる”気配”ってやつ。
気配を感じずに、突き進むことだけするから
進めばいい、動けばいい、になっちゃう。

顔をあげて、しっかり前を見て
そして鏡を見るときは、自分から左右の斜め方向に
向かって広角に見るようにする。

そして脇の下から背中にかけて
最低でも半径50cmの意識空間をもつ。

スタジオだけでなく、外を歩いてる時にも
やってみてくださいね。


Photo by Kiyonori Hasegawa

コール・ド・バレエって
狭いスペーシングの中で踊るから
すごく鍛えられるのです。
指導するのも大変だったけど
ジゼル、また大勢で創りたい・・^^

あ、こちらの本でも
分かりやすく説明してくれてますよ!

お友達が著者です。監修の方も存じ上げてる。
「さしみ」って出てくるからね(笑)

★★★

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自分自身の身体の癖、動きのパターンの癖など
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※1月のレッスン可能日を載せています。

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空間で踊るためのルール

バレエ教師兼ダンサーの河合かや野です。

バレエを踊ること(踊れるようになること)は技術や体の使い方だけでなく
秩序を学ぶこと・・・といつも思います。

というか、絶対そうあるべきなのです。
それは世の中に交通ルールがあるようにスタジオの空間を使う、ルールがあるから。

クロワゼ、エカルテ、エファセ(ウーヴェルト)
などのように、斜めに使う方向があるように
アンファスやデリエール、アラセゴントと言った
前、横、後ろを指す方向もあります。

これらの方向感覚は、自分が
正方形の中心に立ってる状態が基準になってる。

でもスタジオに複数名いる場合は
その正方形が、横列と縦の列に並び
各自が斜め平行に進んでいくことになります。

大きなスタジオでのオープンクラス
様々な人がレッスンを受けに来られ
お互いのパーソナルスペースが上手く取れてない場合
縦と横、そして斜めを平行に使う、と言う感覚
または概念が無いのかなーと感じます。多分ちゃんと教わっていない?

踊れるダンサー達は自分のパーソナルスペースを確保すること
そして空間の使い方を、秩序として体で覚えてる。
だから激しくエネルギーを使って、跳んだり移動したりしても
お互いがぶつかったりなど、絶対あり得ないんだけど

スペーシングの技術が無いと
単なる暴走運転になりかねません。
(交通事故が起こるよね・・・)

前列で踊ってる人達の間に
後列で踊ってる人が、割って入り込むとか
文字通り、右へ左へと跳び回る
ミディアム・アレグロなどで
他の人の場所に、跳び込んでしまうなど
これらはスペーシングの技術が無いから。

解決は、しっかり教えてくれるクラスを受けること。

私は自分の生徒さんが暴走運転をする人になってほしくないので
スペーシング、方向、距離の取り方は
早い段階から細かく教えます。

空間を感じ、気持ちよく体を動かし
そして、お互いが楽しく踊れるように
これらも練習していきましょうね。


Photo by Kiyonori Hasegawa

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