バレエ「ペトルーシュカ」のイラスト

近所にある馴染みのレストランの壁にかかっていたイラスト。
ふと目が留まる、ってこういうことやね。

”ペトルーシュカ”の、ペトルーシュカとコロンビーヌ

「ペトルーシュカ」
あらすじなどはウィキのリンクを貼りました。動画は1990年のパリ・オペラ座のもの。
”ペトルーシュカ”は、ロシア版ピノキオと呼ばれてるらしい。(そうだったのか)
バレエ・リュスのために、ストラヴィンスキーが作曲/ミハイル・フォーキンが振付。
音楽にとても特徴があるので、音楽だけなら聴いたこともあるかもしれません。


馴染みのレストランにはお店のマダムが昔海外で買ってこられたアンティークの調度品が多く、このイラストもフランスかどこかで買ってこられたんだろうなと思います。
オーナーマダムは亡くなってしまわれたので、どの国でどういった経緯で見つけ(惹かれ)たのかを伺うことはもうできませんが、きっと何かピンときたのでしょう。

イラストのお陰で久しぶりにペトルーシュカの動画を全編見ましたが、いつ見てもやるせないお話。
でもそのやるせなさも、ダンサーたちがとてもエネルギーたっぷりに魅せてくれているので、対比がジワジワきます。

私のこのブログも「バレエを広める、レッスンを知ってもらう」ための小さな存在ですが、全くバレエに興味が無い方も、知るきっかけのひとつになれば幸い、といつも思っています。




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「レベランス」から垣間見える、フランスの歴史

昨日”X”でとても興味深い記事を見つけました。

この時代の処刑は”ギロチン”。
元々は【受刑者を楽に死なせる人道的な思想から生まれた断頭台】だったんですね。
それが【簡単に処刑を行う道具として多くの人間の命を奪うことになってしまったのは何とも皮肉である。】とありますが、そうだったのか・・・

【バレエのレベランス】


特にこのポージングの時に首の位置が大事だよと教わった理由に、昔仏人の先生から
『頭を下げ過ぎたりするのは、ギロチンをイメージするからダメ』と言われたことがあります。
ひぃー・・・
だけどこのnoteを読んで、いかに王が頭を垂れることが屈辱的なのことなのか、ちょっと分かった気がしました。(この点が日本とは違うかとも。)
そういった背景を分かっておくと、バレエクラスの際の身のこなし方もきっと変わってくるんじゃないでしょうか。舞台の際にも活かせますね。


以上、今回はフランスの処刑人一族サンソンの歴史について紹介した。サンソン家を知れば、悪役が相応しい処刑人のイメージが一転することだろう。
その仕事から忌み嫌われ、激しい差別を受けてきた一族の強く気高い人生に少しでも興味を持ってもらえれば幸いである。そこから私たちは、差別や生き方の本質を必ず見出せることだろう。

フランス処刑人一族サンソン家の歴史


noteの最後にはこう締めくくってあります。
そして、ものすごく沢山の文献を参考にされて書かれていることに敬意を表します。
⁂ベルばら好きだったので”マリー・アントワネット”の時代のことを書かれた本はよく読んだけど、他にも読んでみようかな。




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個人教室だから、メリハリの工夫

先だって生徒さんにアンケートを取ってみた、よみうり文化センター「大人のエレガントバレエ」
流れの方向が掴めるようになり、週毎の目標を決めながら行っています。

こちらは昨日拝聴した、ライムライトさんのYouTube動画


切り口が面白いなぁ。
なるほど、確かにそうよね、と頷くことが多かったです。
(今度ジックリまたお話しましょうね!)

最近私が感じているのは、そこそこの規模のバレエ教室(自分でスタジオを構えていることが前提)は
週替わりで色々な先生をお呼びして、しょっちゅうWS的なことをされてるようです。
それが出来るところは良いけれど、できない立場の教室としては


「普段のレッスンだからこそ、メリハリを」

色々な先生に会えるメリットを取るか、一人の先生からじっくり深いところまで教わるか?
習う側とすればそう考えるのも無理はないけれど、一人の先生が一つの方法しか生み出せないなんてことは絶対に無い!経験のある先生は、色々な引き出しを持っているもの。



現在レッスン前には、15分~20分のエクササイズを入れています。
これは有った方が嬉しいという声と怪我防止・より良い状態へのステップアップに向けて、内容と比率を週毎に調整して、センターレッスンの内容とのバランスを工夫しようと考えているところです。

身体作り=コアの強化や姿勢の調整~基礎的なステップの習得まで、色々散りばめています。
土曜日の目白の杜でのレッスンも、これと似た構成です。
内容に若干の差はありますが踊りたい方は丁寧に指導しますので、ご安心ください。



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五感を磨く ③味覚


まず「味覚と踊るのって関係があるの?」と思われるかもしれません。
でも味覚を表すのには普段「美味しい」とか「不味い」しか言わないのに、言葉にしてみるととても豊かになる気がします。その豊かな語彙を、ぜひ表現の方にも回したい!

食べることは一種の感動だと思っています。(食いしん坊なので)
特にお腹が減りすぎた時に口にしたものや、今まで食べたことのないような味付けに出会った時など。

「五臓六腑にしみわたる」
お腹が減りすぎた時に口にしたものについて、言いようのない感動を覚える時とか
➡あぁ生きてる・・・ホッとする・・みたいな感覚、伝わるかな??
私はお味噌汁を飲んだ時に「はぁ・・沁みるぅー」となります。


「口の中でとろけそう」
お寿司のトロとか良いお肉だけでなく、意外性のある味付けや食べ物の触感(舌触り)で判断できるもの。
例えばちょっと高級なチョコレートとワイン(またはブランデーとか)、濃厚なチーズと果物と言った組み合わせ等「おおぅ!♡」といった意外性でハッとする(美味しくて目が見開いちゃいそうな)ことは、案外沢山あると思います。
⁂まだまだ他にもありますので、ぜひ探してみてください。


バレエのレッスン中よくありがちなのが、難しい顔になること。
一生懸命なのは分かるのですが、顔つきがしょっぱい。
そんな時「美味しいチョコレートを食べた時のような顔で」と伝えることがありますが、現実的にしょっぱい顔は顎➡首にかけて要らぬ緊張を生み出し、肩回りが固まる原因にもなります。
なによりも表情として美しくないので、そうならないように気を付けていきたいものです。


ちょっと演劇的な感じになりますが、美味しそうに食べる仕草の所作なども表現の一つになる訳です。
不味い!と感じた時のディフォルメ感とかも。それを「お芝居してまーす」ではなく、あくまで自然に見えるようになると一歩進んだ感になる。
レッスンの段階からリハーサルの状態になって「中々上手くいかない・・」と悩む前に、五感について考えてみるのも、ひとつの方法だと思います。

作品クラスを企画した際、そんなアドバイスも入れたいなーと考え中。
その時は是非、ご参加くださいね。

今年の豊作丸、明治神宮正門前に飾ってありました。



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バレエのレッスンは、身体が整う

バレエのレッスン(中でもバーレッスン)は、身体が整いますね。
最近は家で自習する際、友達から勧められたオンラインレッスンのアーカイブを見ながら行ったりしますが、ホント整うなあと感じます。

先日のレッスンで少しお休みされてた方が復活された時、少し普段よりもしっかりめに整える内容にしました。

するとレッスン中もどんどん身体が変わって行くのが感じられ、下垂していた部分が上がるのです。

そうなるとバッチリ整ってくる。
いいエクササイズだなあと思います。ホント☺️

教師側から与えるアドバイスの多くは「改善点」についてがどうしても多いけれど、より整えるための工夫の意味も含んでいるんです。

(だけど、まだそれが体感できないうちは、言われてることが分からないものなんだよね・・・)

感じにくい部分は”無い”のではなく、”まだ感じにくい”だけ。
その感覚を掘り起こすお手伝い・アドバイスはこれからもしていきます!
それが分かってくると、もっと深めたくなります。


先だってアップした動画が地味に人気で嬉しい。
整えるためのヒントも話してますので、まだ見てない方はぜひご覧くださいね。



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有吉京子さんの画集

先週は半袖でも良かった位なのに、昨日から急に冬のような気温に。
さっむいですね。体温調整気を付けていきましょう。


先日、素敵な本を頂きました。
有吉京子さんのバレエ画集です。

ブログでもご紹介したことのある”SWAN”
それが完結し、その集大成としてだそうです。
SWANは私が小学生の頃読んでた漫画で、それが完結したのが2018年(Wikiより)
中断した時も入れてだけど、42年・・
漫画家さんは本当に長く描き続けられるんだなぁ。

私が子供の頃は今でいう「推し」ダンサーという概念よりも、「偉大な」とか「尊敬する」という意味合いの方が強く、そこに憧れが混じっていました。
そもそも”バレエ”そのものが、そういった存在=立ち位置だった気がします。
そしてアイドル全盛期で、キャーキャーと騒げる存在は別にあったので。
だけど推しが居ない中で、バレエってすごい、素敵!と思えたのは、明らかに有吉京子さんの漫画の影響が大きい。そのぐらい漫画って人をお話の世界に誘うものですし、実際に漫画大好きだったので(笑)
すぐ感化されていました。

今はバレエダンサーも有名になると、ちょっと芸能人みたいになる一面があるかも。
SNSの影響が大きいとは思うけど、昔に比べると「偉大な」と感じる人が中々見当たらない。
そういった方は、殆ど過去になってしまったような。(全くいない訳じゃないけど)


この本をくださった方曰く「現代の漫画は、どこかタッチがダーク(暗い)なのよね」と。
この”瀕死の白鳥”は「リリアナと真澄の対決!」の時だったと思うけど、本当に綺麗です。
漫画の世界だけど、リアリティ感満載なストーリー展開が良いんですよね。


いつの時代も「基本的に、バレエは綺麗なものであってほしい」と願う
昭和時代の想い出多き、バレエ教師兼ダンサーの雑感でした。


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五感を磨く ②視覚 その2

視覚について、今日はちょっと具体的な事例で書いてみます。

子供達を教えている幼稚園でのバレエは、教室には鏡がありません。
そのため、子供達には「私の真似をしてね」と伝えています。
真似をするためには、姿かたちをよく見ないとできませんよね。
まだ右左も間違えることが有る子供達に「もっと長く手を伸ばしてみようね!」とか色々言いながら
正しい形、正しくない形も一緒に感じてもらいながら、レッスンしています。

以前辞められた子供の親御さんから
「教室に鏡が無いから、ここでやっていてもバレエが上手くならないんじゃないのか」
と言われたことがあります。

姿かたちを直すために、確かに鏡は有れば便利だけど・・
現実的には、自分の姿を鏡を見て踊る訳ではないですよね。舞台には鏡はありません。
他の経験した踊りの記憶を辿ってみたけど、日舞も鏡を見て直す形を訳じゃないです。
やはり師匠である先生の姿を見て真似て、動きや所作を覚えていく訳です。



以前コンテンポラリーダンスのWSで「ミラーリング」というワークをしたことがあり
これは2人ペアになって相手の動きをとことん真似る、というワークです。
真似る側は相手をどの角度から見ても良く、とにかく真似ながら動く。
そして真似られる側は相手に中々真似されにくい難しい動きを行っても良いし、またはどんな簡単なことでも良いのです。
即興(インプロ)の時にやったりするかな?これはすっごく面白いです。


「鏡に映る自分」=擬人化した状態です。
鏡を見て形を直したいのであれば鏡に映っている姿やラインが正しくて美しいと思えるところまで、まずは自分の目を鍛えて形に表せないといけません。
しかも、正面から見た状態しか判断できませんよね。
見る力を養わずにいくら鏡を見ても、それは思ったような効果が得られないのです。


引き続き追って「五感を磨く」他の感覚についても触れていきます。
ぜひ読んでくださいね!


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芸術作品”アート”を見るとき

最近少しずつ書いている「五感を磨く」ことと関係するのだけど、ここ最近現代アートや日本画、写真等を見る機会があります。芸術の秋ですねー。

ふらりとたまたま入った時にやっていたもの、事前に「行こうね」と約束したもの、それらの違いはあるものの、どれも表現の世界として見ると中々興味深く圧倒される展示もありました。



西田先生の「不死鳥」制作の動画があったので貼っておきます。
武蔵野美術大学の展示場でも流れていましたが、本当に細かいスケッチと圧倒されるスケールの大きな絵。
先生の”視覚”というのは多分本当に深く広く見えている、そんな気がしてならなかったです。
(私も当日ご挨拶できましたが、とっても穏やかな方)


芸術やアートは、実はメッセージ性が強い。
作家自身が何を伝えたいのかがベースだとは思うのだけど、個人的にはしっかりコンセプトがあるものだと見てて安心します。それは展示してある作品同士の”繋がり”を感じるから。

でもそれを無視した展示内容だと「この人自身はそういう考えなのね」は分かるけれど、〇〇の頃は良いと思うけど、〇〇の頃はどうしちゃったの、と言った具合にもなりかねないんじゃないかと。
でもそれも見る人の感じ方それぞれで「すごいねぇ」で終わらせてしまうのも良いし、「これ、よくわかんないなぁ」もあって良いとは思っています。


上記の3つは、現在もまだ公開中です。西田先生の展示は11/19まで。
もしご興味があれば全部、難しい方はどれか一つでもご覧になってみるのも面白いと思います。




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五感を磨く ②視覚 その1

”五感を磨く” 今日は「視覚」について。

視覚は情報の90%を占めると言われていますね。
「見る力」を養う、とかよく言うけど

見たあとの情報を頭の中で解析出来て、初めて「見た」ことになるんじゃないかな、と最近よく思います。

元々五感は、外敵から身を守るために備わっているもの。
中でも「見る」ことは、遠くを見たり近くを見たりして、周りに危険が無いかどうかを察知するためにある。なので遠くなのか近くなのか、という距離感も脳で察知します。
でも今はスマホの四角い画面で色々見ることが圧倒的なので、距離感を掴むのが下手になったと言われていて、これは結構本当かもしれないなぁと感じるのが駅などで「人にぶつかられる」ことが多い。
単に人が多いからじゃないよねぇ、と思う・


バレエでは、空間を取る(感じる)練習をします。
空間を感じ取るために体の8つの方向があり、それに対して頭部を向けます。
(エポールマン)
その時に、教室が広かろうが狭かろうが、鏡があってもなくても必ず頭部を向けた先の、遠くを見るようにします。
そして、空間を想像する力で頭の向きを付けることで、ポージング(立った姿)に立体感が生まれます。これは「見る力」が行ってくれること。

この練習が「基礎力」のひとつになります。
これが欠けていると、どれだけ動けてたとしても「バレエに見えない」のです。


視覚は範囲が広いので、また続きを書きますね。
本来クラスで教わることだけど今一つ理解しがたい部分だったり、はたまた誤解されやすい部分も実は沢山ある「空間」。近々それも書いてみたいと思います。ぜひ読んでね!



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感度の高さ

昨日は「五感を磨く ①触覚」と題して書いてみました。

感度の高さは”一般的な人”と、”変人の部類”の人たちとは、やはり違うものだと感じます。
”変人の部類”なんて失礼な表現だけど、ある程度物事を突き詰められる人ってやはりちょっと変わってて
人よりも感覚がより繊細だとか、感じ取る領域が広かったりとか、または深かったりします。

更に感覚の深さ、実は伝播するものだと思う。
五感を働かせるのは外部からの情報を得ることなのだけど、感度の良し悪しに関してはものすごくいい師匠が近くにいるとか、親からの影響も大きい。
その人にとって関わる度合いが濃い人から影響され、そして自分でも磨いていく類のもの。
そんなことが実は前提としてあります。なので「感覚を高めたい」と思えば高められます。
それを活かした職業の人も多いですよね。



冒頭で”変人の部類”に入る人を例に出してみたけど、彼らの根底には「ストイックさ」があります。
そしてそのストイックさが、行動力の元になっている。
ここが一般的な人と違う点かもしれない。とにかく深く突き詰めるのが好きで面白がる。
そのため、ものづくりや探求が大好きだったりもする。
アート系にそういった人が多いのは言わずもがなだけど、そうじゃないと出来ないよね。

私も”変人の部類”には入ると思うのだけど、踊り手は実際の舞台を観に来てもらわないとその良し悪しが分からないもの。
また最近は教えていることが多いため自分のこれまで得た情報をどう精査して与えて、相手を良くしようかな~と考えて、そちらで発揮することが多い。
そのため受講される方が時にヒーコラされることもあるけど、でも良くなって行かれることが目に見えてわかることが多いのです。
そういった方達、実は感度が高かったりするんですよね。

続きはまた追って。またぜひ読んでくださいね!

昔の写真ですが、ストイックな面が強かった頃です(笑)


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