リズムを目で見てみると【音に乗る・2】

昨日に引き続き、【音取り】に関して。
先日とても興味深いツイートを拝見しました。
ぜひ三浦先生のツイート(コメント欄)も併せてご覧ください。
引用RTは私です^^

2つの動画は「メトロノーム」の音で、多分ヴァリエーションの一部を踊っていると想定されます。
(綺麗な動きですね♪)
同じリズムだけど、微妙に下の方が遅れて見えますが・・
だけど合ってるし、踊りの質感も違って見えませんか?
※優雅に、と力強く、の2つを使い分けているそうです。


音と音の隙間の”間”で遊ぶ、というのが踊りなのですが、音に合わせようとするとひたすらリズムを無視して、メロディの高い部分を耳は拾ってしまいます。なので早くなる。
また遅くなる場合は【音を聞いてしまってから、動く】ので、結果遅れて動いてしまう。
”間”にある”時間軸”を技術的に操作できるようになるのは、訓練が必要です。
「もっと音引っ張ってもいいのよ」なんて注意、受けたことある方もいらっしゃるかもしれません。


【早取りや遅取り、改善方法】

「音楽」は目に見えないものなので、抽象的です。
だけど楽譜だと音符があり、その指示された音符記号によって、目に見えるようになります。
譜読み以外だと、流れてくるメロディに合わせて自分で手を叩いてみたり、実際に流れてくる音に合わせて歌ってみたりすると、自分のリズムの速さや音程が分かります。
歌うと呼吸しますよね。早くなる人は、呼吸を無視して動いてることが多いです。

また音と音の間の部分で床をどう使っているか(擦っているか、蹴りだしているか、等)もチェックポイント。擦るべき動きで蹴っていると、早くなるのは当然です。
動きの質感に合わせた音楽でレッスン曲は組み立てられているので、リズムと動きは”セットで練習する”。
すると空気音の張り感も出てきて少しずつメリハリが生まれます。「踊って表現をする」というのは、そういうことなのです。
自分の音取りに対して不安にならず、しっかり耳で聴いて腰でリズムを取るようにしましょう。

貴重な動画のお陰でリズムが目にみえるようで、とても伝えやすくなりました。
貴重な研究報告をありがとうございます。



”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエクラスを近県の幼稚園で開講しています。

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踊りを「揃える」

バレエのブログを長く書いてきていると、(私の場合は特に)あちこち脱線しがち・(反省)
なので今日は”基本に立ち返った”ことを書いてみました。
ぜひお付き合いください^^


昔からよく言われたことなのですけど

「皆が揃うためには、レッスンから一緒にやらないとダメよ」と。

喩えるとすれば「同じ釜の飯を食う仲間」みたいな感じですよね。
これってかなり整合性があって、90分のクラスを一緒に行うことで、全員の空気が揃っていきます。
(なので、舞台をやる時は”リハーサルだけ参加”よりも、クラスレッスンから参加の方が良い訳です。)


初心者であっても、他人の動きや気配を察知できる人は、相手の動きを見て真似ることが上手くなる=上達が早くなる。

気配を見ながら形をなぞれるというのは、踊りに対して必須のスキルで(多分お仕事でも使える?)
それができる人はアウトラインから形作ることが上手かったりもします。

指定された順番は、スタジオに複数名居たら全く同じことを皆が行う訳なので、焦る必要もないのですよ。
なので落ち着いて、時には周囲から盗み見て、自分の頭にインプットさせながら動きましょう。


「先生の指示に従う」

あるステップの際の指示で「右手、右足から動いてね」と言われたら、その通りにする。
私だけ足だけやりますとか、他の人と違ったことをやらないこと。
先生が伝えたことは、その日の課題です。
もしくは分からなくても、その通りにすること。

教えている側は「同じクオリティ」のものを見たいのです。(上手とかそういった意味ではなく)
右手、右足からと指示出しているのに、各自がバラバラだったら「伝わって無いのかな?」と思ってしまう。
間違えた人の中には「自分はまだできないからとりあえず、ま、どちらからでも出せばいいや」という考えになるケースもありますが、それはNG。
そういったことが習慣になり、正しく覚えられなくなります。


【まとめ】
今日の題名は「踊りを揃える」としましたが、クラスの中で様々なレベルの人であっても、全員の空気が揃うと、一定水準に見えるようになってくるものです。不思議。
思うに、人は「水平垂直」が歪んでると居心地悪くなる
誰かが違うことをしていると違和感として察してしまうから、空気感が保てなくなる。
多分そういった”肌感覚”みたいなものはきっと誰しもが持っていて、上手さのレベル云々じゃない部分だから、それが分かるんですよね、多分。

なので、動きを揃える=踊りを揃える、という点、ぜひ大事にしていきましょう。

Photo by 長谷川清徳

過去発表会「ジゼル」より第2幕
コール・ドバレエ全員大人リーナさんでした。


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感受性と継続力

6月1日でのライムライトさんとのコラボブログで、私のことをこんな風に書いてくださっていました。

感受性と継続力はダンサーの優れた特性かも

感受性とは【周囲からの影響を受け取る力】と言われます。
周囲の影響を受けやすいというのは、見方を変えるとセンシティブ(繊細)な一面もあって、異質なものを感じると目や意識がそっちへ行ってしまったり、誰かの意見に影響されやすかったり、とか。
なので感受性が強い場合、放っておいて勝手に自ら良くなることは殆ど無いし、むしろ手がかかったりすることもあるかも?しれません。


芸術家に感受性が強い人が多いのは、刺激を受けた後の残像が他の人よりも強く、例えるならフルハイビジョンとか4K?ぐらい?の鮮明さで記憶に残りやすいため、自分が何かを表そうとした時にその記憶に見合うだけのエネルギーを出すことができるからかなと思います。
小さな頃から文化芸術に触れさせた方が良いというのは、子供の場合は特に純粋に見たものを取り込んでくれるから。
圧倒的なものや、すごい!と感じるものに触れさせた方が、記憶の残像に残りやすいからです。

私の場合は家の近所に奈良の大佛さんや、神社仏閣が沢山あったからその影響は大きかったと思います。
なぜなら圧倒的に大きい造形物、自分が小さければその分大きさにびっくりするし、しかも古い時代から遺ってるものだとわかると、素直に「すごいー!」と思っていました。
それはバレエも一緒で、古い時代から続いているんだよ、程度の理解しかなかったけれど「自分が習ってるものは、すごいものなんだ」と思えていたから、自然にリスペクトしていたのかなと。


この二つの共通点は【美しいこと】。
大佛さんや仁王さん、四天王のお顔が綺麗という意味ではなく、造形美として本当に美しい。
またはキュッと捻り上げたポーズ等を見て、かっこいいと感じます。
(四天王は顔は怖いけど、私はかっこいいと感じますね。あと南大門の仁王さんも!笑)

子供の頃は何をやっても「あら、可愛いわね」で終わっちゃうけど、かっこいいとか美しいとか言われるようになるまで頑張ってみたい、と思うようになるかもしれない。
継続力はその繰り返しの期間が長いだけ身に付くもの。
簡単に辞めちゃうと力は身に付かないよ、というのはその通りだなと思います。


正面よりも、実はこのアングルからの眺めが結構好き。


さて、昨日は新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」を鑑賞してきました。
どうまとめようか・^^; こないだバレエの世界史も勉強してきたのもあって、また違った見方ができました。近々公開予定です。観れて良かったです。


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知識の引き出し、整理整頓

時々頭をしっかり使ってブログを書くようになり、自分の知識を入れ替えしてるみたいと感じてます。
今ちょうど衣替えの頃ですね。

思い出ですが、昔レッスンに来ていた方に
「難しいことは知らなくても良いから、自分は◎◎や△△の作品が踊れればそれで良い」
と言われたこともあれば、その他
「こんなに毎日ブログ書いていて、一体何がしたいのですか?」等・・(^^;
(教わる相手に言う言葉じゃないと思うけどね)

でも諦めずに書き続けていると、今は「とても分かりやすい」「バレエを知らない人にも伝わりやすいです」という感想も増えてきて。
発信側はどうにでも対応できるんだぞー、ぐらいまで成長できたかも?
自分のブログというのは、改めてとても自由な場だなぁと感じています。



レッスンの振り返りをするのにノートに書くと良いと言いますが、知識も入れ替えをすることで、これまで積み重ねてきたことが改めて大事に思え、少し前向きに捉えられる行動や考え方に繋がったりします。
自分はよくこんなに難しいことによく取り組んできたなとか、やっぱりアンデュオールって大事なんだなとか、自分のやり方を見直す機会にも。
特に考え方やモノの見方は、誰かや普段の生活の影響が圧倒的に多い。それだけに「変えられない」という考えは勿体ないけど、案外誰も指摘してくれないからそのままになりがち。
それだけに、何か学ぶ機会って貴重。
★折を見て、端折っちゃった部分も紹介出来たらなと思います。


昨日は6月6日で「習い事の日」でしたね。
“習い事“も実は奥が深い言葉。でもこの言い伝えは好きだな。

Photo :
宮澤良輔 ( @mizryon /@mizryon_photo)


5月27日と6月10日、体験会があります!
ぜひお越しください。体験会②は、基礎ポワントクラスもあります。

体験会のお知らせ① 対象:子供バレエ(小学生以上)   (終了しました)

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バレエ史研究会を聴講してきました:後編【まとめ】

後編になったところで、やっと本題へ。
先日Twitterで「バレエ史研究会」が開催されるのを知り、主催をされている方が私の母校で今バレエ史を教えておられるのも興味深く、参加しました。
(日女は今”舞踊科”があるのですよね。当時は体育科舞踊専攻)
私たちの頃も「西洋演劇史」という教科が有り、それで歴史等は学びました。

そして、ライムライトさんにもお目にかかることができました。 
想像通りの方でして、代替わりで引き継がれているバレエ教室の雰囲気もさながら、とても真摯な方達が集まっておられるのが分かりました。
本のことをとっても詳しくまとめようとされていますので、ご紹介します。
「バレエの歴史 15世紀イタリア編 -1-」


研究会に関しては昨日の記事内の目次の部分をスライド等も活用しつつ、ほぼ100分でまとめてお話くださった先生に拍手です。
世界史を見ていると、勢いを持った後衰退し、また別の場所で勢いを盛り返したら散り散りになり、でもそこで勢いを付けたりと、栄枯盛衰を繰り返してきた部分が日本の文化とは異なる点なのかな、とも感じます。
(昔は”他国を従えてゆく”というのが強い証拠なのと、更にもっと昔は宗教の力が強かったというのもありますねぇ)その中で発展してきた芸術なのだなと改めて。


ではかなりざっくりですが、まとめ〜

15~17世紀のバレエ
ルネサンス:中世的価値観からの離脱
レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロが活躍
ルネサンスがもたらしたバレエの芽として
富裕層(金融業などを営む)都市貴族の祝祭、余興としてパッサダンツァとバッロという2つの舞踊が生まれる

ルイ14世が自ら創作して踊ったと言われる時代は絶対王政、観客は王侯貴族達
余興として始まったバレエでも、筋書きや幕間構成はこの頃からも存在

王立バレエアカデミーが設立
バレエのポジションを考案

ロココの時代、パリ・オペラ座の女性舞踊手:マリー・カマルゴ
「靴の踵を取って踊った」と言われる
(ポワントシューズの前身)
足を打ち付けるパ”アンドルシャ”を生み出し女性で初めて跳躍のステップを踏み、技術水準を高める

19世紀前半、ロマンティックバレエの時代になり市民層も劇場でバレエを観るように

神話、伝説、幻想、異界といったモチーフが、バレエ作品に多く取り入れられる
バレエ衣装が軽やかになり、ガス灯、ワイヤー、緞帳などの演出もこの頃から

ブルジョワジーの支配”パトロン化”により、西欧ではバレエが堕落し衰退

西欧に変わり、ロシアでバレエが花開く
帝政末期のロシアではマリウス・プティパが物語バレエ作品を多数創り、現在の劇場型バレエの形式に
「帝国主義」の時代

「バレエ・リュス」とロシア革命以後
世界にバレエが伝わる
(日本にバレエが伝わったのもこの頃)

アメリカでジョージ・バランシンが、ロシアで確立されたバレエから物語性を排し、純粋な身体の動きを追求した作品を生み出し、これまでの概念を変えるバレエ作品を多数発表

第二次世界大戦後の東西冷戦中
ヌドルフ・ヌレエフやナタリア・マカロワ
ミハイル・バリシニコフがソ連から西側へ亡命し新たな境地を開き、バレエの大衆化に繋がる

シルヴィ・ギエムの登場以後
バレエダンサーの概念が大きく変わる

※これらは、お話や本から私が興味深いと感じたものを載せてみました。
(端折ってしまったのもあります)
これ以降現代はコンテンポラリーバレエ等もあるので、更に多岐に分かれていきます。


現在は誰でもバレエに親しめ、場合によっては踊りたいものも踊れたりする等、かなり一般的にも浸透してきていますよね。
今習う人達にとって「自分が時間とお金をかけてきたものは、それに値する存在」という実証や意味があると良いんじゃないかと。そういった面でも最近バレエの歴史を学ぶ機会が増えたのは、とても良いことのように感じています。

なぜ魅力を感じるかと言うと、やはり美的な要素が強い踊りだから。
そして舞踊全般に対しての基本となる部分がしっかりしているから。
また観るだけでなく踊るなら、自分の身体を使って行うもの。それなら本質の部分を知っていた方が、より楽しめるんじゃ無いかな、と感じている次第です。


【まとめ】
なんだか随分濃い世界!と私自身も感じましたが(笑)、研究として「深く狭く」があれば、親しむのは「広く浅く」でも十分楽しめます。
私は【広く浅く】をモットーにしつつも”時に深く、狭く”をこれからも心がけていきたいと思っています。その方が面白いし、教えている立場から「伝えやすい」方法をこれからも模索していこうと思います。
今回はこの辺でおしまい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪



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バレエ史研究会を聴講してきました:中編

まず、「バレエ史」の特徴として

⁂キリスト教と、かなり密接に関わりがある
⁂世界の動きと、かなり連動している部分がある

という点があり、それらはどうしても否めないものだったりします。
そのためバレエを習ったり踊ったりしていると、それらの要素がふと降りてくるというか・かなり関わっているというか、性質が垣間見える部分がありますね・

さて昨日ご紹介した本は、10章に分かれて書かれています。

  • 序章 バレエとは何か
  • 第1章 都市貴族の余興として芽生えたバッロ—-ルネサンス期イタリア
  • 第2章 フランス宮廷の祝典から誕生したバレエ—-ヴァロワ朝フランス
  • 第3章 宮廷の儀式・儀礼から劇場文化へ—-ブルボン朝フランス
  • 第4章 オペラと一体化したバレエの流行—-ロココ調フランス
  • 第5章 オペラからの独立と演劇的改革—-啓蒙思想期のヨーロッパ
  • 第6章 ロマンティック・バレエの隆盛—-産業革命期のヨーロッパ
  • 第7章 クラシック・バレエの確立—-帝政末期のロシア
  • 第8章 総合芸術となったバレエ—-バレエ・リュスの活躍
  • 第9章 二十世紀バレエの飛躍—-振付家・ダンサー・バレエ団
  • 第10章 バレエ界の最前線—-テクノロジーと社会主義
  • 終章 バレエの美を支えるもの

研究会でお話くださった海野先生も、「おおよそ500年で区切ると分かりやすい」と。
バレエの始まりから見ると600年位。でも多分私たちが知っているバレエとしてなじみ深いのは第6章~7章ぐらいからなので、せいぜい100年~ぐらい。
※分かりやすく言うと、漫画【ベルサイユのばら】よりも後ですよ!
えー!案外遅いんじゃないの?と思う方も、多いかもしれませんね。


★少し脱線しますが、過去ブログから2つご紹介。どちらも2018年にアップしたものでした。
ちなみに、これを書いた1か月前に日本バレエ協会公演の「ライモンダ」に出ていたため
その時の雑感も書いております。
ご興味ある方は➡劇場入り4日目、無事終演。ご来場ありがとうございました! もぜひ。


上の写真が聴講中にでてきて懐かしく思い、記事を引っ張り出しました。
そのためまた次回に続きます。



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新しいことを習う=新しい景色を見ることと同じ

【新しいことを習う=新しい景色を見ることと同じ】



なぁんてことを昨日、Twitterで呟いてみましたが
「よし、新しいことを始めてみよう!」とか
「これまでとは違う先生のところで、バレエを習うんだ!」とか
人生の中では自分自身を奮起させていく、ということがきっと有ると思うのです。

そういった場合、初日から数回(例えば1、2か月とか)経った場合
少し場所や周りの人にも慣れてきて、自分の目で見てるものは変わらなくても
【感じ方が変わる】といった具合に、なってきているでしょうか?^^

観察していると
①初回~数回の間で教わらなくても【感じ方が変わる】ことが出来てる人は
相当すごいな、と思います。
察知する力の感度がとても高い。そして自ら変えていく力を持っている。

②でも、「こうしましょうね」と教わってから「そっかー」と変えるのも、全然悪くない。
むしろこちらの方が多数派で、やはり教わらないと分からない、という方が多いのは当然です。


「新しい景色を見る」というのを、旅行に喩えてみましょう。
初めて行った場所が気に入った!となると、きっと二度三度と訪れてみたくなりますよね。
何度訪れても好き、という場所があれば、そこに旅行に行った際には必ず訪れる場所にもなるかもしれません。
でも、景色は毎回訪れたからと言って、必ず同じではないはず。
季節や時間また時空にもよって、同じ景色でも感じ方が違う、というのが普通だと思います。

この感覚が何かを教わり学んでいる時にも、おおいに関わっていて
どんどん「脳内が」変わっていくのです。なので「知らなかった」頃には戻れない(笑)


過去に受けたWSで「踊りを含めて身の回りのことは全て、自分の感じ方や捉え方で変わるよ」
と仰っていた先生が居ました。
で、(最近ようやく)その捉え方を早く変えるには、外の世界との接点が多い方が有利なんだと分かるように。
ヒントを自分の経験の中から見つけられる、というのかな。

確かに経験上、初めての事に向き合う時にドキドキしすぎて頭が一杯になりすぎてしまうとか
回りが見えなくなってしまってパニクる、というのが、グッと減りました。
まぁ、年齢を経て心臓に毛が生えたのかもしれんけど・(笑)

緊張しすぎてしまう人は「感じ方を変える」ところから始めてみて、もし以前よりもスムーズになったら、その方法が合ってるんだなーと捉えてそのままやってみてください。
そしてもし分からないことがあれば、クラスにぜひいらしてみてくださいね^^



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ノブさんの、バレエTVトーク

昨日から幼稚園バレエでは、プレバレエがスタート。
先週の体験の時、担任の先生方から「もっとも濃いメンバーがバレエに・・笑」
と言われておりましたが、いやほんとに入会のお子達、まぁ賑やかすぎること!笑

帰ってきた後はぐったりですが、夕食と一杯やりつつ、こちらを拝聴しています。
ノブさんの語りが絶妙に面白く、1日の疲れに染み込みながらも
良い意味で、その日の振り返りにさせてもらってます。

リスナーの皆さんは、熱心な大人バレエの方達なのでしょう。
バレエのクラス中に浮かぶ、様々な疑問があるんだろうな。
チャットでコメントができるので、それを読むのも面白くて
疑問としてそう感じるのも分かるし
答え方としてノブさんが、哲学的な部分へ飛んだり
現実的に説明したりなどの緩急の幅を持たせるのも、ものすごく良く分かる。


先日バレエの本に助けてもらいながら”バレエの先生という存在”
というのを①~④まで書きましたが
いやぁ、ほんとにバレエはむつかしい・
でもその分、腹括って臨むから良いのかな。
普段考えもしないことに目が向くようになるし、気づくようになるし・


ついつい真面目になりがちな部分が多い自分自身ですが
深い洞察力を持ち、且つ面白い方達に、随分助けられてきましたね。
だって面白いし、救われる 笑
以後、いかに面白く伝えるか、というのは
ただ笑かすことじゃなくて、深い部分を伝えることなんだなと思っております。
もっと精進しよう。



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バレエの先生という存在 ④

バレエの先生という存在 ④です。今回でお終い!

先日幼稚園課外授業で、プレバレエの子供クラスの体験会を行いました。
事前に「バレエってこういったものですよ~」
と、短いバレエ作品動画を親御さん達に知らせたのもあり
「〇〇踊りたい!」「どうやって踊るの!?」
等、4歳児から沢山質問攻めに合いました笑

バレエの先生は様々なことを「伝える」役目もあって
「伝承」「継承」というのは、人から人へ伝えるもの。
過去に書かれた本を見る限りですが
難しそうに書かれてる理由も、今はその意味がわかる気がします。

ここで、バレエが今の形になっていった背景を引用します。

オペラ劇場の枠にはめられ、オーケストラの伴奏を伴う、抒情的な興行物としての方向に進むようになったバレエは、忠実な観客の支持するレパートリーに従って、興行されている。そしてバレエは、ギリシア、ローマの演劇的な舞踊に古い起源をもちながらも、実は比較的、後代になって誕生したものである。現代、通用している色々な慣習、スタイルは大体200年前につくられたものであり、
制作年月のはっきりしているレパートリーは、せいぜい100年以来のものである。

フランス大革命後、やっと宮廷劇場のかわりにオペラに使われる音楽、舞踊のための補助金が設置され、新に一般市民のための音楽、舞踊学校とオペラ劇場が生まれるように案った。そしてこれまで貴族の大宴会場で発祥し発展し続け、繊細さ、洗練さのみを特徴とした舞踊は、それが市民劇場に移されてから必然的により広範な発展をとげるようになった。
すなわち、一般の公衆にわかりやすいということが要求されて、内容上、技法上の領域が拡げられたのである。このことは、また、曲芸的な熟達を飛躍的に増加させることとなった。つまり、陸上競技の選手みたいに、技術的成熟の域に達した踊り手たちは、耐久力と可能性の記録を破ることにのみ専念する結果になる。

オペラ劇場とアカデミー(学校)との直結は、その特殊な機構を柔軟なものとし、国や都市の補助金を取り易くした。踊り手たちは、音楽家ともつながり相提携できるようになり、多少とも経済的な安定を得て、たえず巡業に追い回される必要がなくなったのである。一方、経済的保障に裏付けされた、招待による外国巡業はバレエの反映を高める結果となる。直接輸出の不可能な文字、または絵画とは違って、舞踊は言語の面での翻訳が要らず、また国によって異なる嗜好とも無関係である。したがって、バレエは外交、文化交流にもっとも有益な芸術とみなされることになる。(後略)

>一般の公衆にわかりやすいということが要求されて
の部分、なんだか、現代とどことなく似てるような・^^

この後この章をまるごと引用したいぐらい、詩的な表現と共に
「バレエの動きはこうあるべきなんだよ」が書かれているのですが
文字数的に無理なので、止めときます笑
また巡業が芸術的に価値を高めて繁栄する、というのは、モーツァルトのお話を
伺ったの時のと、とても似てる気がします。
今も昔も「お金」は大事。


最後にも「踊り手」という章の中より

踊り手は職人のようなものである。クラシックバレエの技術についていえば、ただ踊りたいという熱意だけで熟練の域にいたることは不可能と言っていい。
また単に練習にうちこむだけでもダメなのだ。そこには遺伝的な素質、先天的な天賦の才が要求される。そしてその上、肉体的な均整美と音楽に対する鋭い勘にめぐまれていなければならない。(中略)

だが、完璧な理想像とは空想の産物であり、非の打ち所がない肉体なんて、観念的には存在しても、実際にはありはしない。練習、研鑽によって欠点が補われ、長所が強調できるだけだ。(中略)

冒頭は、バレエのイメージそのものの文面。
多分きっと、ここがクローズアップされることが多いと思う。
でもその下の文面で現実として、じゃ、あなたはどう頑張りましょうか?に繋がるのですから
”選ばれた人だけがするもの”といったものでもないよ、とも受け止められる。

私もこれまで沢山のバレエの先生に出会い、そして育ててもらいましたが
皆どの先生も「理想像」を持っている訳で
でも、今振り返ってみると「その先生の理想を押し付けられた」
と、感じた時はやはり余り良い気分ではなく・
だけどその理想と一緒に、自分の個性を認めて育ててもらえた、と感じられた場合
感謝の気持ちが沸いてくるものじゃないかなぁと。
そしてその接し方が、昔と今とはかなり違って来てる、という点なのだと思います。


今回これを書いてみたのは
「読み手側も、少し新鮮に感じてもらえたらいいな」
というコンセプトがありました。
なので、あえて古い本を参考にし
引用を盛り込んでみましたが、いかがだったでしょうか。
(今とは少し違うんじゃない?と感じる価値観の記述もあったりするけれど
でも、重量も含めて内容に重みのある本だなぁと改めて。)


バレエの先生、というのが少しでも理解として広まれれば幸いです。
その上で、バレエに親しむ人が増えて行ってくれたらなーとも願っています。

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バレエの先生という存在 ③

今朝は明け方に地震の防災速報の音で飛び起きてしまい、寝不足です。(シュン.)
ビックリしました。

さて今日も「バレエの先生と言う存在」の③です。

バレエの先生という存在 ①
バレエの先生という存在 ②


自分が20年〜”バレエの先生”をやってみて想うのは
コミュニティを創りそこを集ってもらう場=バレエ教室
(学びたいとか、踊ってみたいとか)
そこで成長して巣立つまで、が数年~10数年単位で起き
サイクル化してゆくから成立するのだけど
以前も記事にした、➡日本のバレエ教育に関する全国調査
バレエを習う人が減ってきたり、先生の高齢化も。
古い先生が鬼籍に入られたりして代替わりされたり
もしくは、諸事情により閉所されることも。

そうなると現在は

一過性としてバレエに触れてみるか
または、ものすごくコアな人材を育てるか

に分かれつつ、あるような・?



さて、昨日も登場した本より引用します。

バレエのような劇的表現のため創られた舞踊は、アカデミックな用語を結合したり、装飾したり、型破りや冒険をやってみたりして発展したものである。
まず、バレエ学校の教室で、個々の生徒に、舞踊の文法のようなものが教えられる。生徒たちはそれぞれ練習を繰り返し、それらを総合して身に付けることを覚える。練習によって、彼らは覚えたことを己の筋肉に刻み込む。ただ一つの動く肉体、熟達すべき一連の動きをそれぞれに持っている生徒の一人一人を一単位とみなすとする。振付者はそれら多くの肉体を色々操作しなければならない。

だが、それらのそれらの肉体が、まったく一致して動くことは殆どあり得ない。限られた舞台の曲線を描くかなり大きな空間を、それらは、各自思い思いに動き回る。それらをなんとかまとめて、統制の取れた全体的な動きにするのが、振付者の任務なのだ。
かくて、ソリスト、コール・ド・バレエ、音楽奏者等の別々のグループに分かれていながら、ちょうど眼で見るオーケストラのように、融合一致した大きな一団が、振付者の処理すべき目標となる(後略)


バレエの先生は、この「振付者」の役目も務めます。
クラスレッスンを教えてそして振付もして、人をまとめる。
なんとも大変な仕事です。

昨日のブログの最後に登場したピエール氏は、振付も行う人でした。
(ヌドルフ・ヌレエフの激励を受け、1985年の『Clair Obscur』ではカルポー賞(振付賞)受賞)

「全然違う・・」と感じたのは、レッスンのことだけでなく
振付をする際の、対応の仕方がこれまでとは違っていた点。
分かりやすくいうと、”対等に”扱ってくれました。
それまでは、先生の言うことは「聞かねばならない」的に感じて踊っていたけれど
アイディアを出した後「これはどう?」のように聞いてくれたり。
本当に驚きでした。
(人柄、と言ってしまえばそれで終わっちゃうけど
当時はまだスタイルの違いがもっとハッキリしていたので
彼なりに考えてくれた対応なのかな?と感じています。)


もう少し、続きます。

くるみ割り人形よりアラビア。真ん中が私



”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを、参宮橋と目白にて開講しています。
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