感受性と継続力

6月1日でのライムライトさんとのコラボブログで、私のことをこんな風に書いてくださっていました。

感受性と継続力はダンサーの優れた特性かも

感受性とは【周囲からの影響を受け取る力】と言われます。
周囲の影響を受けやすいというのは、見方を変えるとセンシティブ(繊細)な一面もあって、異質なものを感じると目や意識がそっちへ行ってしまったり、誰かの意見に影響されやすかったり、とか。
なので感受性が強い場合、放っておいて勝手に自ら良くなることは殆ど無いし、むしろ手がかかったりすることもあるかも?しれません。


芸術家に感受性が強い人が多いのは、刺激を受けた後の残像が他の人よりも強く、例えるならフルハイビジョンとか4K?ぐらい?の鮮明さで記憶に残りやすいため、自分が何かを表そうとした時にその記憶に見合うだけのエネルギーを出すことができるからかなと思います。
小さな頃から文化芸術に触れさせた方が良いというのは、子供の場合は特に純粋に見たものを取り込んでくれるから。
圧倒的なものや、すごい!と感じるものに触れさせた方が、記憶の残像に残りやすいからです。

私の場合は家の近所に奈良の大佛さんや、神社仏閣が沢山あったからその影響は大きかったと思います。
なぜなら圧倒的に大きい造形物、自分が小さければその分大きさにびっくりするし、しかも古い時代から遺ってるものだとわかると、素直に「すごいー!」と思っていました。
それはバレエも一緒で、古い時代から続いているんだよ、程度の理解しかなかったけれど「自分が習ってるものは、すごいものなんだ」と思えていたから、自然にリスペクトしていたのかなと。


この二つの共通点は【美しいこと】。
大佛さんや仁王さん、四天王のお顔が綺麗という意味ではなく、造形美として本当に美しい。
またはキュッと捻り上げたポーズ等を見て、かっこいいと感じます。
(四天王は顔は怖いけど、私はかっこいいと感じますね。あと南大門の仁王さんも!笑)

子供の頃は何をやっても「あら、可愛いわね」で終わっちゃうけど、かっこいいとか美しいとか言われるようになるまで頑張ってみたい、と思うようになるかもしれない。
継続力はその繰り返しの期間が長いだけ身に付くもの。
簡単に辞めちゃうと力は身に付かないよ、というのはその通りだなと思います。


正面よりも、実はこのアングルからの眺めが結構好き。


さて、昨日は新国立劇場バレエ団の「白鳥の湖」を鑑賞してきました。
どうまとめようか・^^; こないだバレエの世界史も勉強してきたのもあって、また違った見方ができました。近々公開予定です。観れて良かったです。


”健康で美しくバレエを踊れるための、質の良い指導”を心がけて23年。
大人のバレエクラスを参宮橋と目白にて、子供のバレエクラスを近県の幼稚園で開講しています。

レッスンへの質問、体験レッスンのお申込みはこちらから
個人レッスンや、講師依頼等も承ります

日本ブログ村ランキングに参加しています。
ポチっと押して応援してください。励みになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村









コメントを残す