舞台の上では笑顔で踊っていても
リハーサル中に周りの空気がちょっと変わるだけで、心の中に波紋が広がってしまうことが、私にはよくありました。
「気にしすぎかも」「もっと強くならなきゃ」そう思いながらずっと自分を責めたり、落ち込んだりも。
でも最近「あれ?これってもしかして、HSP(繊細さん)気質なのかもしれない…」
そんな気づきがありました。
Highly Sensitive Personって?
(非常に感受性が強く、敏感な気質を持った人)という意味だそう。
こんな名前が付いてるとは最近まで知らなかった。
~私の気質はこんな感じ
①音、匂い、人の気配、他人の話し声、場の空気に敏感。
⇒急に耳元で立てられた音に過度に反応しがち。
匂いにはすぐに感づく。
人の気配は、パーソナルスペースを保っていないとしんどい。
話し声は、時に誰かに向けた言葉であっても、自分に言われたことのように刺さることも。
場の空気は、良いも悪いもすごく感じ取り、怖いと言われる空間が超絶苦手。
②一目でパッと物事を観察して察知、そして敏感に対応する。
⇒メリットとしては、人が行っていることを見て真似るのが上手い。
なので自然に覚えることができる。
デメリットとしては、気遣いが先走ってしまい、自分自身の仕事を増やしたり、他者からは「余計な事を…」と言われる原因になる時も。
③時と場合によって、気になるならないがかなりハッキリ。
自分の拾う情報全てに敏感というよりも、ある程度のロジカルな部分においては全く平気だったりするので、決して感情的だけでは無い。
⇒情報を鵜吞みにしない意味で冷静さはある、それゆえに理知的に見えることも。
(でもね、本人は結構心の中で大汗かいていたりする)
④何か極めることに対し、ものすごいエネルギーを注げます。そしてアウトプットが得意。
疲れると、1人になる時間が絶対必要。 大らかで大雑把にグイグイ決めて動ける人よりも少し時間がかかる傾向があり、他者にも気を遣うため、そのため自分を心地よくする術や秘訣を探し、実践して自分を保つのかもしれません。
~繊細な気質×バレエの世界
繊細さはバレエを学ぶ上では大きな強みでもある一方、扱うにはちょっと大変な一面も。
完璧を求めすぎる傾向もおおいにあるし、自分と他者を比較しがちな部分も。
「真面目だもんね」「気にしすぎだよ」とこういった言葉を向けられられることも正直多い。
でもそんな「感じる力」を持つ自身として、これまで何とか生き抜いてこれたのは「好奇心」のお陰です。
~繊細さんにとっての、居心地のいいバレエ教室とは
もしも「私も繊細さんかも..」と思う方がおられたら、レッスンを受ける環境や先生の雰囲気が安心できるものだと嬉しいですよね。
バレエを踊りたい、でもちょっと不安・・。
そんな気持ちがあっても、大丈夫!
ピンと来てくださった方、ぜひ体験レッスンへお越しくださいね。お待ちしています。

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