バレエに限らず「知ってもらう」ことには、相手に届く必要があって、その手段が今は細分化されてて実にめんどくさい(笑)
めんどくさいと書いちゃった時点で、自分は乗り遅れているだろうし、二の足を踏んでるのがバレてしまうけど、このブログだって書いたからと言って毎日多数の人が読み、それで続々とレッスンへの問い合わせがある訳でも決して無い。(なので何度も心が萎えてたことも)
バレエを観るのは主に視覚や聴覚で楽しむもので、レッスンする時は身体で感じるもの。
例えるなら、とびきり美味しいお料理を食べに行ったお店の感想を読むと、なんだか心が惹かれるように、実際体験した人の言葉にはリアリティがある。
だけど文章力が作家並みにあれば良いけれど、そうでもない場合、感動を直接書くと大抵鬱陶しくなる。1日〜寝かせて書くと落ち着くけれど、人って忘れやすいから感動そのものの鮮度も落ちる。タイミングって難しいなあ。(と、私はいつも思ってる)
バレエを伝える場合「素晴らしい」「美しい」「素敵」等、の賞賛の言葉が添えられる。総合芸術なので全体の仕上がりや個々の細部、(ダンサー、衣装、照明、背景、演出、音楽)の調和が取れているから、それらに圧倒されるから「素敵!」と思う訳で。
でも見たことのない人にとっては
「自分がそんな風に、楽しめるのかどうか分からないから不安」
と思うことが多い訳なのです。
これはレッスンに関しても同じで「やったことがある」人には伝わり易くても、そうじゃない人には届きにくい。身体を動かしたり踊るのは楽しそうだけど、自分にはそこまでできないかも?という心理が働く。
ふと思ったのは、教える人が居ないと世の中には伝わっていかない。
大抵は「すごい人」が広めていそうだけど、実際のところは教える人が多くの人に伝え、広まっていくのが自然じゃ無いのかな?
と感じる、2024年の瀬です。
(相手に届く方法をもっと増やすのが一番先決かな、私の場合・・・)
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